「蚊媒介感染症」（https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164483.html）の「チクングニア熱」（https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000168030.html）について、R7.7.24Abema「中国・広東省で「チクングニア熱」感染3000例超確認蚊媒介で拡大」（https://times.abema.tv/articles/-/10190050）に続き、R7.7.31TBS「中国で「チクングニア熱」感染拡大中 中国政府はWHOと緊密に連絡と明かす」（https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2082048）が報じられている。厚労省検疫所FORTH新着情報（https://www.forth.go.jp/topics/fragment1.html）では今のところ掲載されていない。R7.5.22CBnews「感染症対策へ都内施設のウイルス保有蚊を調査 25施設、検査体制整え要注意地点の告知も」（https://www.cbnews.jp/news/entry/20250522113553）で「重点施設では４－11月までデングウイルス、チクングニアウイルス、ジカウイルスを対象に、広域施設では６－10月まで、重点施設の3種類以外にウエストナイルウイルス、マラリア原虫の調査監視を実施」とある。さて、「危機対応医薬品等に関する小委員会」（https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kenkou_kansennsyokikitaiou_00002.html）のR7.3.5「重点感染症の考え方及びリスト（案）」（https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001431498.pdf）p5「重点感染症のリスト」で「GroupB；定期的または突発的に国内外で一定レベル以上の流行を起こす既知の感染症 Group Aと近縁な病原体による感染症」の「節足動物媒介感染症：デング熱、ジカウイルス感染症、チクングニア熱」について、FORTH（https://www.forth.go.jp/）のR6.12.27「オロプーシェ熱－アメリカ大陸地域」（https://www.forth.go.jp/topics/2024/20241227_00002.html）を踏まえて、他の「蚊媒介感染症」（https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164483.html）と同様に、「オロプーシェ熱」（https://id-info.jihs.go.jp/diseases/a/oropouche/index.html）を位置づけられないであろうか。感染症法による届出（https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/kekkaku-kansenshou11/01.html）の対象ではなく、R6.7.12「オロプーシェ熱に関する情報提供及び協力依頼等について」（https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001277833.pdf）が発出されているが、日本感染症学会「インバウンド感染症への対応」（https://www.kansensho.or.jp/ref/index.html）の「オロプーシェ熱（Oropouchefever）」（https://www.kansensho.or.jp/ref/d11.html）を踏まえて、感染症法の四類感染症に位置付けても良いように感じる。R7.4.3東洋経済「川口市15位､江戸川区27位､では1位は？ ｢人口に占める外国人の比率が大きい市区町村｣ランキングTOP50×3」（https://toyokeizai.net/articles/-/868886）が出ているように、南米からの入国者も多く、里帰りも気になるかもしれない。R4.6「今後,注視すべき蚊媒介性ウイルス感染症」（https://id-info.jihs.go.jp/niid/ja/typhi-m/iasr-reference/11202-508r03.html）では「West Nile virus」「Usutu virus」「Cache Valley virus」も挙げられているが、はたしてわが国で診断されるであろうか。R7.6.4中央日報「韓国で２年ぶりにジカウイルス患者．．．「中南米、東南アジア旅行時に注意を」」（https://japanese.joins.com/JArticle/334589）も気になる報道である。