このアドバイスで、合格していった卒業生たち

 

 

エアライン受験アドバイザーの上野博美です。

このブログは、CA希望の方々に役立つ情報を提供しています。

全ての人に当てはまるわけではありませんので、是非ご自身で判断して、良いと思った部分だけお役立てくださいね。

 

今までいろんな方々を教えてきましたが、

「あの一言がきっかけで、合格したのかも知れない」と思う瞬間が、多々あります。

今日は、そのいくつかをご紹介しますね。

 

「このアドバイスで、合格していった卒業生たち」

 

「あの時、あのタイミングであの一言を言わなければ、

合格されていなかったかも」

と、振り返ることがあります。

 

初めてお会いした時は、合格までの道のりはある程度時間がかかりそうだな、

と思っていても、徐々に合格が近づいてくるのがわかります。

 

それが私にはわかりますが、生徒さんはご自分ではあまり気づいていないことがあります。

 

大手受験失敗で、すっかり自信をなくしていたA子さん

 

ANA、JALのどちらも新卒で不合格になった方が、その後努力、改善を続けられ、本当にいつ合格してもおかしくない状態になっているのに、「自信がない」と言われていたことがありました。

 

ANAウイングスを受験する直前です。

そこで私は言いました。

 

 

「私は、本当にあなたはいつ合格してもおかしくないくらいに育っていると思っていますよ。 

あなたがANAとJALの試験で落ちてしまってから、

ずっと努力し続けて来たのはわかっています。

 

私からのアドバイスも素直に聞いて、少しづつ成長してこられました。

以前は答えられなかった質問にも答えられ、話もとてもわかりやすくなりました。自分に自信を持って行ってください。

 

私は嘘や、お世辞は言わないことはわかっていますよね?

その私が「合格レベルにきている」と言っているのですから、大丈夫です」

 

これを読んだ方は、「なんて自信家の人なんだろう」と私のことを思ったかも知れませんね。笑

 

ただ、私がスクールを開いて10年間は、こんなに自信を持っていうことはできませんでした。

スクールを開く前の4年半を加算すると、約15年かかって、ようやく「私が合格できる、と言っているので、大丈夫です」と言えるようになりました。

 

言われた生徒さんがびっくりした顔をしていたのは、今でも覚えています(笑)

私は嘘は言いませんし、お世辞も言いません。

言えません。

 

だから、本当に「合格できるレベルに到達しています」と言ったら、心からそう思っているのです。

 

そして、そのANAウイングスの試験で合格!

本当に喜んでいましたし、私も嬉しかったです。

 

その後偶然、私が仕事で乗った機内で会いました。

 C Aの皆さんの中で、最もニコニコしていました。

「私は、この会社で本当によかったと思っています」と言っていました。

 

この言葉を聞けて、本当に良かったな、と思いました。

 

 

どうしても気に掛かっていることを、ストレートに伝えられたB子さん

 

また、同じく新卒でCAを目指していた方が、当時設置していた3ヶ月のコースの最終回の際の模擬面接で、私はどうしても気になることがありました。

 

美人で、

頭の回転も早く、

しっかりしていて、

自分の意見も言える

申し分ないように思えます。

 

しかし、彼女に「これを言わないと、落ちるかもしれない」と思ったことが、一つだけありました。

 

これは、やはり長年の経験からわかったこと、としか、思えません。

でも、どうしてもこれを言っておかないと、あと少し、というところで、合格を逃してしまう気がしたのです。

 

それがわかっているのに、本人に伝えないのは、私が教える立場として、

「手抜きをしている」ように思ったのです。

そこで、心を鬼にして彼女に伝えました。

 

 

それは

「人への優しさが足りない」

ということでした。

今思えば、結構きつい言葉だったと思いますが、

「人への優しさをもっと意識してほしい」と

いう意味です。

 

これだけ、何もかも完璧で、できる人だと、自分に自信があるので、これらを持っていない人、または彼女のようにできない人に対して、どうしても理解できないからこそ、優しくはなれないものなのです。

 

自分だってこれだけ努力して、できるようになっているんだから、できないのは、あなたの努力が足りないんじゃない、とまで思っていたかどうかはわかりませんが、できる人に目を向け、できない人の気持ちなどは、あまり考えていなかったと思います。

 

それを私が感じたのは、グループ面接の練習をしている時でした。

 

面接中の話し方も、グループ面接を一緒に受けている中でも、周りの人や、さらに面接官役である、私に対しての優しさをあまり感じることができませんでした。

 

そこで、私は言いました。

 

「あなたは、答えの内容も、話し方も十分できています。

ただ、一つだけ受験の際に気をつけて欲しいことがあります。

 

それは、周りの人への優しさを持つこと。

あなたが合格したい気持ちはわかります。

周りはライバルに見えることもわかります。

 

でも、CAは接客業です。

 

お客様に優しい気持ちで常に接していただく必要があります。

自分の自信は面接に持っていいので、だからこそ少し余裕を持って

周りの人へ、日頃から優しいあなたになってください」

 

授業終了後、メールが来ました。

 

「先生からあのようなことを言われるとは全く思っていなかったけど、言われてみれば、本当にそうでした」と・・・

 

私からの厳しい言葉を、ちゃんと彼女は受け止めてくれました。

心を鬼にして言って良かった、と思う瞬間です。

 

その後、ANACAに合格された、というご連絡をいただきました。

 

 

運命を決める一瞬がある

 

いつも、授業の時にはそれを意識していました。

 

気づいていることを言わないのは、後で私も必ず後悔をするし、生徒さんにとっても失敗の元になる・・・

そう思っているからこそ、ちゃんと伝えようを思っています。

 

最後に

 

もし、あなたに、アドバイスをしてくださる人がいたら、一旦受け入れてみることをお勧めします。


あなたが、信頼している人からのアドバイスであれば、きっとあなたが気づいていないことに気づいてくれているのだと思います。

 

自分のことは、自分ではわからないことがある。

 

これは、私も自分に言い聞かせていることです。

周囲の人の方が、わかってくれていることってありますよね?

 

もしかすると、そのアドバイスがあなたが合格するのに、とても大事なひとことだった、ということを、後から気づくかも知れません。

 

今年の合格者の方に伝えた言葉でも、私も印象に残っていることがあります。

 

でも、これらを伝えるのには、私もかなり心を鬼にして言っています。

だって、拒絶されるかも知れないのですから・・・

でも、良い生徒さんたちに恵まれて、本当に良かったです。

 

また、この続きはいつか書いてみようと思います。

 

 

 

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あなたの合格をいつも、心からお祈りしております。

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