ひきこもり100万人問題! 「大人のひきこもり」長期高齢化するニート中高年に救いはあるか? | 一般社団法人みらいのブログ

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 ひきこもり100万人問題。
「大人のひきこもり」 長期高齢化するニート中高年に救いはあるか?


最近驚きのデータを見つけた。ほとんど自宅で半年以上も閉じこもっている「高年齢のひきこもり( 40 ~ 64 歳)」が、全国で推計 61万3千人 いるとのネットニュース。
その調査結果 ( 内閣府調査 )では、7割以上が男性で、ひきこもりの高齢化、長期化してるとのこと。


ひきこもりのきっかけは以下。 

1. 仕事を退職した     36.2%

2. 人間関係         21.3%

3. 病気            21.3%

4. 職場になじめない    19.1%

5. 就職活動がうまくいかない 6.4%


上の数字をみるかぎり普通の人なら誰でも経験してる事ばかり。つまり、社会的ストレスで誰もが 「ひきこもり」 になりうるという事。

さまざまなケースや事情があると思うが、高齢化による就職難、親の介護、ニート、身体のケガや病気、精神的な病気などで、この社会に参加しないで孤立している人たちを放置してよいのだろうか率直に感じた。
調査では、悩み事に関して「誰にも相談しない」という回答が4割を超えた。気になる家計を立てているのは、父母が34%、自身が30%、配偶者が17%で、生活保護は9%だった。
さらに、若年層の15~39歳も合わせた引きこもりの総数は、100万人を超えるとみているとの事。


えっ、100万人?!

 

多くない?


昨年、厚生労働省が発表した、外国人労働者の数が

120万人 を軽く越えてるので、なにやら危機感を感じる。
内閣府の担当者は、中高年層を調査したことについて 「40歳以上のひきこもりの人もいると国が公認することで、支援が必要なのは若者だけでないという認識を広げたい。若者とは違った支援策が必要だ」と話している。 

しかし、いままで政府が放置してきた現実はいかがなものだろうか。

要するに 「見過ごされた社会問題」 だったのだ。

表面に出にくい伏せられた存在を、みんな放置してきた。専門家が言うにはこのままでは、日本の将来は、労働人口がへり、外国人労働者に頼らないと日本の財政は破綻し、年金、生活保護などのセーフティーネットも期待できないと予想している。 


このままでは、日本は弱体化して行くのではないだろうか?と本当に心配になる。

私たち、福祉サービス「みらい」にも、元ひきこもりの利用者さんが何人もおり、話をいろいろ聞くと、家族や
周囲の理解やサポートが欲しいと考えはあるが、すぐに感情が不安や恐怖でいっぱいになり、身体は緊張でガチガチ状態になってしまうと言う。

つまり社会に関わることが 「恐怖」 の一言 に尽きるらしい。

また、日本の社会構造にも問題があり、「復職のチャンス」 や 「経済的自立の厳しい時代」 も関係していると思う。

 

表面化してきた 「見過ごされた社会問題」 を、なんとか出来ないだろうか? 関係する家族と政府関係者、自治体、医療機関、専門家などが集まり話し合う場を早く創り、意見を出し合わなければならないのではと思う。


福祉サービス「みらい」は障がい者だけでなく、そのような方々も、支援・サポートしております。

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                                                         by. のえる


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