ありがとう親父の坪倉正明です
今日も大笑いしてますか?
ありがとうカレー誕生物語
最近 いろんな場所で
ありがとうカレー誕生物語を
話す機会があります
聞いていただいた方々の
反応を見ていると
どうも かなりウケてる感じです
と言う訳で
再度 書いてみます
今から約20年前に
あるカレーの達人がいました
その達人のカレーは大人気で
私もファンの1人でした
ある日
その達人が辞めると噂に聞きました
たいへん たいへん 一大事と
達人を喫茶店に来てもらい
私はこう言いました
「事情があって辞めるのは仕方がないですが あのカレーをこの世から無くす事は ファン代表として私が許しません」
そう言う私に
達人は困った様子で
「じゃ どうすればいいですか?」
「家で作りましょう 私も手伝います」
と真空パックにして売ることになりました
流石に達人のカレーは大人気で
ドンドン売れていきました
ある日
達人が言いました
「こんなに売れるなら値上げしましょう」
私は反対しました
「こんなに売れるから値下げしましょう」
全く反対意見がぶつかり
結局 辞めることになりました
それからも注文がきましたが
辞めたと言う私に
「あんたが 作ればいいやん」
「いや あれは僕のカレーじゃないから 作らない」
そう言って断っていました
そんな時
友達から
「ありがとうの達人がいるから会いに行かない?」
そう誘われました
「ありがとうの達人?」
何か面白そうと思い
大阪での講演会に行きました
そのありがとうの達人は
小林正観さんでした
面白い話をいろいろ聞かせていただき
中でも印象的だったのが
「サボテンに毎日 ありがとう
大好きと声をかけると サボテンのトゲが全部落ちて ツルツルテンになります」
と言う話でした
私は 実験をしたくて
京都に帰ると
すぐにサボテンを買わずに
スーパーに玉ねぎを買いに行きました
そうです
ありがとうって言いながら
カレーを作ったら
どんな味になるんだろう?
そう思ったのです
そしてカレーを作り始めました
「玉ねぎちゃん ありがとう」
そう言いながら切りました
すると
なんと
⁇⁇⁇
涙が出ないのです
再度まな板に顔を近づけて
「玉ねぎちゃん ありがとう」
やっぱり
不思議と
涙が出ない
⁇⁇⁇
「人参ちゃん ありがとう」
「じゃがいもちゃん ありがとう」
そして炒める
「美味しくなってくれて ありがとう」
野菜がキラキラして喜んでいるようだ
鍋に入れてかき混ぜる
「美味しくなって ありがとう」
そう言い続けました
そして沸騰してきた時でした
ブクブク「ありがとう」
え?
ブクブク「ありがとう」
は?
「ありがとう ありがとう」
って
カレーが~
え~
あ
あ
ありがとうって
言ってる~
びっくりして
興奮して
嬉しくて
「ありがとう ありがとう」と私
「ありがとう ありがとう」って
返してくれてる
私には ハッキリと聞こえる
「ありがとう ありがとう」♪
「ありがとう ありがとう」♪
カレーと私のハーモニー♪
嬉しくなって
楽しくなって
ずーっと言い続けました
かなりの時間が経った時
カレーの色が変わり
眩しいぐらいに光りました
興奮した私は
味見をしました
すると なんとも言えない
びっくりするような味でした
今までと同じ素材で
今までと同じ味付で
何も変えてないのに
ありがとうって言っただけで
喜んで作ったら
楽しんで作ったら
笑顔で作ったら
こんなに 味が変わるんや
ありがとうってスゲ~
ありがとうって最高
そしてすぐに名前をつけました
もちろん
ありがとうカレー誕生です
あの時
カレーの達人と決裂してなかったら
ありがとうの達人の小林正観さんに会いに行ってなかったら
玉ねぎではなく サボテンを買いに行っていたら
ありがとうカレーは誕生してなかったでしょう
そして今
ありがとう親父として
ありがとうカレーを作っている
次男の達ちゃんと共に
家族に応援してもらいながら
たくさんの人達に支えられ
ありがとうカレーを待ってる人達を思い
なるべくしてなった
やるべくしてやった
20年の準備をして
ありがとうカレーを作れる
役割と喜びと感謝を込めて
これからも
嬉しい
楽しい
幸せな
ありがとうカレー
作り続けます
よろしくお願いします
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御家庭で楽しめる
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