嫌疑があったら、一般人が捜査されるのは当たり前よね。

 4月21日

これまで安倍首相や金田勝年法相は

「一般の人は対象にならない」と強調してきた。

ところが、

盛山正仁法務副大臣が

「一般の人が処罰の対象にならないことはないが、

ボリュームは大変限られている」と言ってのけたのだ。

ーーーendーー^

上記の報道が

質疑の何処で言ってるのか見つけられなったけれど、

盛山副大臣

がどう答弁を変えたのか知りたくて書き起こしました。

 

4.21 逢坂氏質疑、法務委員会を書き起こしてみました。

盛山副大臣が答弁で言ってる事に注目してみてください。

 

逢坂誠二議院

あの、前回のやりとりのなかで

盛山副大臣こう仰っておられましたよね。

私が、テロ等準備罪の嫌疑が出てきた

そうなって初めて

当該団について捜査が始まる

その際に、私はその時、

一般の方々に捜査が及ぶという事ではないですか?

と問いかけた訳であります。

 

その時盛山大臣、

非常に誠実に答弁いただいたと思っているんですよ。

「その段階ではグレーになるこういう事だと思います。

何らかの嫌疑が少し出て来たところでグレーになって

そして、それが本当に犯罪的組織的集団に当たるかどうかを

そこから検討する」

ま、検討という言葉をお使いになりましたけれども、

これはどういう言葉なのかちょっと

ご自身でご説明頂きたいんですけれども、

これはこの通りでよろしんですよね?

 

盛山法務副大臣

あの、私、司法試験通った訳ではありませんので

用語、其の他間違っているかもしれませんが、

あの、要は、

何らかの情報其の他が来てですね、

此処が危ないんじゃないか?

そういう風な情報が

捜査機関に入ったとします。

そうすとその段階で、その人たちが、

或いはそのグループが

本当に捜査をしないといけない。

つまり刑事訴訟法上の手続きをしないといけない。

そういう事になるのかどうかを、まず、

情報収取を行うだろうという事を私は申し上げたかった訳です。

そして情報収取をしてある程度

これは危ないな」という事に成れば

それは刑事訴訟上の捜査

ま、令状取っての捜査になるんでしょうか

そういう事になるという風なつもりで

私は先日お答えしたつもりでございます。

 

逢坂誠二議員

これは盛山副大臣に聞いて良いかどうか

私は金田大臣に答えてもらった方がいいのかもしれませんけれども、

グレーになった段階の人は

先ほどと同じ質問でありますけれども、

これは金田大臣の言う処の

一般の方々と言えるんでしょうか?

グレーになる前の方々って言うのは

多分一般の方々って言うんだとおもいます。

グレーになった方々は?

 

盛山法務副大臣

ま、先日私がそのような、なかなか

うまく表現できなかったんでそれで、

白か黒か分からないという事でグレート申し上げたんですが、

ま、ただ、

犯人かどうかと言ったような形での分け方であればですね、

それは黒でなければ白である。

と、ま、無罪推定とま、そういう事にはなろうかと

ただ、今のやり取りをしている中での、

一般の方かどうかという事でいうと

その、ま、この人達は組織的犯罪集団で、3つの要件ですね、

これに当たる対象とまでは言えないけれども、

そちらの対象として捜査をしなければならないかどうか

それを検討しなければならないっていう点では

全くの一般の方真っ白の人という処ではちょっと違うのかなと思います。

 

注意:白黒グレーという色分けが出てきました。

白=一般の方々=無罪

黒=犯罪者 =有罪

グレー=組織的犯罪集団で、3つの要件に当たる対象とまでは言えなくても捜査しなければならないかどうかの検討の対象になる。=無罪推定

 

逢坂誠二議員

即ちですね、テロ等準備罪の嫌疑が生じて、

ある団体が組織的犯罪集団であるかどうか

これ始めて捜査になるわけですね。

でも、嫌疑が生ずるその段階では、

組織的犯罪集団とは分かっていない訳ですから

大臣の定義では、それは、

一般の人々なのではないかと思いますが

その点政務官いかがですか

大臣の定義で言えば、一般の人々ではないですか?

 

井野政務官

一般の方々というのを辞書を調べた方がいいのかもしれまあせんけれど、

チョットその定義、、、え、、、についてですね。  

?????、、、、ま、、、、(相当間があります)

すみませんちょっと説明が難しくて申し訳ございません。

 

逢坂誠二議員

あの、答弁が難しいようです。

あの、それはよろしいです。

金田大臣はこう言ってるんですよ。

組織的犯罪集団と関わりの無いそういう方々

一般の方々として受け止めて、

よろしいのではないかと考えております。

私、何回も何回も、聞いてるんだこれは、

それでだから繰り返して言います。

「テロ等準備罪」の嫌疑が生じた

当該団体はまだ、組織的犯罪集団であるか否かは分からない

だから、嫌疑が生じて初めて捜査を行うという事は

林刑事局長も、答弁している

此処まではよろしいですよね。

でも、組織的犯罪集団かどうか分からない方々は

金田大臣の定義によればこれは一般の方々です。

一般の方々ですよね、でも、

組織的犯罪嫌疑が生じた段階で捜査を行う。

という事は

「一般の方々が捜査の対象になるんでは無いんですか?」

という、単純な事を私聞いてるんですよ。

何故これが、その通りですって言えないのか?

分からない。

金田法務大臣

え~~、、、(困ったという顔(笑))

組織的犯罪集団と関わりが無い人に疑いが生じる事が無いので、

捜査の対象とはならないという答弁についてのお尋ねと受け止めます。

え~~テロ等準備罪って言うのは、

対象となる団体を組織的犯罪集団に限定しているところ、

国内外の犯罪情勢とうに照らせば、

組織的犯罪集団と言えるのは、

「テロリズム集団」或いは暴力団等、

違法行為を目的とする団体に限られるわけであります。

従いまして、組織的犯罪集団とかかわりのない方々が

テロ等準備罪により処罰されることは無く、

捜査段階においても、

組織の組織的犯罪集団であるとの嫌疑がある団体と

関わりが無い方々は捜査の対象とはならない

このように考えてる次第です。

 

逢坂誠二議員

「組織的犯罪集団と関わりのない方々が捜査の対象になる事は無い。」

であるならば嫌疑が生じた段階で

当該団体 嫌疑というのはテロ等準備罪の嫌疑が生じた段階で、

当該団体が組織的犯罪集団であるか否かを捜査するって言う事は

不可能だって言う事でしょうか?

 

もう一回説明します。

 

今のは金田大臣は、組織的犯罪集団に関わりの無い方は、

捜査の対象になる事は無いと明言した訳であります。

明言した訳であります。

組織的的犯罪集団に関わりの無い方は、

捜査の対象になる事は無いって明言した訳であります。

かたや一方で、テロ等準備罪の嫌疑が生ずる

テロ等準備罪の嫌疑が生じてから、

当該団体が組織的犯罪集団であるかを始めて

捜査をするという答弁もある訳であります。

その二つ並べてみると

その、テロ等準備罪の嫌疑がかかった団体は

組織的犯罪集団では

その時点ではあるという風には判定されておりませんので、

大臣の論法で言えばその団体に、

捜査をすることはできないんだという事でしょうか?

 

金田法務大臣

え~素意識的犯罪集団と関わりのない方々を

一般の方々、そう申し上げておるわけであります。

 

逢坂政治議員

組織的犯罪集団と関わりの無い方々は一般の方々と言っている

それは多分そうなんでしょう。

だけれども、私は、捜査の対象になるかどうかと

繰り返し聞いてるんですよ。

私は通常の犯罪捜査として、

テロ等準備罪の嫌疑がある

疑わしい、この団体は若しかしたらそうではないか

だがしかし、当該時点では組織的犯罪集団であるかどうかは分かっていない。

そしてこれは林刑事局長の別の

別の答弁で、テロ等準備罪の嫌疑が無い段階である団体に

ついて組織的犯罪集団であるか否かは捜査はしないッテ事

名言してるわけですよ。

そうして少し静かにしてください。

そうしてこの、テロ等準備罪の嫌疑が出た段階で初めて、

当該団体が組織的犯罪集団であるか否か

いくつかの要素について、

~~~続きますが省略します。~~

ーーーendーー^

 

盛山法務副大臣答弁の順番変えて整理してみます。

グレー=組織的犯罪集団で、3つの要件に当たる対象とまでは言えなくても捜査しなければならないかどうかの検討の対象になる。=無罪推定

捜査の検討された一般の方の

情報収取を行うだろうという事を私は申し上げたかった訳です。

そして情報収取をしてある程度

「これは危ないな」という事に成れば

それは刑事訴訟上の捜査

ま、令状取っての捜査になるんでしょうか

これは金田大臣答弁と違うよね。

 

「一般の方々が捜査の対象になるんでは無いんですか?」

という逢坂議員の質問に

「組織的犯罪集団と関わりのない方々が捜査の対象になる事は無い。」

おバカな答弁が続きます。

このバカバカしい答弁が

世の中に流布され

報道によってマトモの世界を闊歩するのは許せません。

 

政府とお鮨メディアによる

「組織的犯罪集団と関わりのない方々が捜査の対象になる事は無い。」

と言い続け、

間違った認識を植え付ける答弁の流布

許せないです。

 

 

共謀罪:嫌疑ある段階で一般人ではない(盛山副大臣)

これってどういう意味なのか?

混乱しませんか?

私にはとっても分かりにくいんですけれど。

法定用語って難しいよね。

言葉の特定でその性質が全く違うって言うのが

良く分かります。

山尾氏の頭の中はちゃんと整理されているから

ツッコミが鋭いのよね。

 

で、どういう事かって言うと、

法廷では 

法律に基づき、

犯罪を犯した一般人の罪を確定してるんですよね。

なので、一般人が捜査の対象になるのは

当たり前の話なのね。

 

で、盛山大臣答弁を裏読みすれば、グレーは

「嫌疑のある段階で一般人ではない」と言ったのに等しい

「嫌疑の無い場合は一般人と政府答弁してるので、

一般人=捜査対象にならないという答弁と

違う答弁の盛山大臣は、一般人がグレーか 白か黒かハッキリさせるためには

一般人の

情報収取を行うだろうという事を私は申し上げたかった

と言ってる。

 

つまり、

「嫌疑がかかったら、一変して一般人ではない捜査対象

の前段階で、一般人を捜査するだろうと (笑)

っていう意味ですよね。

 

盛山副大臣は、21日には金田大臣答弁の

「一般の人は捜査対象にならない」

というのが暗に詭弁だと言ってるのよね。(笑)

 

つまり、山尾志桜里氏の金田法務大臣不信任決議案提出の本会議

 盛山氏は28日午前の審議で「通常の団体に属し、通常の社会生活を送っている一般の方々は捜査の対象にならず、処罰されることはない」と答弁していた、この政府答弁は

政府は嘘をついてるって言ってるのね。

そして28日の盛山答弁は政府の嘘に染まってしまったって。

 

^---東京新聞 引用 2017年4月28日 17時39分ーー

 ♦盛山副大臣:「共謀罪」では嫌疑ある段階で一般人ではない

「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案の審議は28日午後も衆院法務委員会で続き、盛山正仁法務副大臣は同日午前に一般人は捜査対象にならないと答弁した根拠について「何らかの嫌疑がある段階で一般の人ではないと考える」と述べた。民進党の逢坂誠二氏への答弁。

 民進党の井出庸生氏は、その後の質問で「無罪推定の原則と真っ向から対立する」と批判。盛山氏は「一般の人とは言えないのではないか」と繰り返した。

 盛山氏は28日午前の審議で「通常の団体に属し、通常の社会生活を送っている一般の方々は捜査の対象にならず、処罰されることはない」と答弁していた。

ーーーendーー^

 

 

最後まで読んでくれてありがとう(*^-^*) ポチッとよろしく
人気ブログランキングへ 

follow Hikaru on facebook ☞Hikaru FB Timeline 

and twitter ☞ヒカル(反原発) 

楽しく明るく暮らせるように繋がりませんか? ☞小さな蟻の会

(*一部省略しています。誤字・脱字・変換ミス等はご容赦ください。)

 

 

ブログ内、右上にある検索ボックスで、

書き起こし、文字起こしの検索ワード、

さらに検索は日付、質疑者名で出来るように努力中(;''∀'')

関係者名 加計孝太郎理事長 安倍昭恵夫人 

日付 20174月21日 28日

委員会名 

議題 共謀罪につきまして

質疑者名 逢坂誠二議員(民進党)

答弁者名 

金田勝利法務大臣

法務副大臣 兼内閣府副大臣 盛山 正仁