国会審議のもたもたが滑稽なくらい茶番ですね。
国会を身近に知ってほしいとの思いから書き起こしてみました。
太朗さんのリズムで
環境省たじたじですね。
もたもた答弁にすっきり咬ましてます。
掻い摘んであらすじを
山本氏が質問に立ち
専門家が小児甲状腺がんの多発を
「いずれにせよ、予想を超えるような多発が 起こってる事は事実」
と言ってるにもかかわらず
会議に出席してる北嶋氏は『多発とは言えない』との
もたもた答弁繰り返します。
①スクリーニング効果と②過剰診断は
最前線の専門家からも否定されている。
山本氏は事実を示しました。
福島だけではなく県外にフォローアップを提言されてます。
それに対し井上しはもたもた答弁繰り返します。
どんだけ国語の理解力ないの??
日本語分かる??
と言いたくなります。(笑)
原発事故のせいで放射線被害が広がってる事実や
因果関係を認めたくない
という気持ちがにじみ出てますが。
突きつけられた事実は
削除できませんよ!
☞ 永田町茶番劇
山本:10分しかございません端的にお答えいただけると助かります。
11月30日 開催されました福島県県民健康調査の
第21回検討委員会で公表された資料によりますと
当時18歳以下だった子供を対象に行ってる甲状腺検査の結果
2011年から今年9月30日までの間に
153人の子供が甲状腺がんの悪性又は悪性疑いと診断されました。
これって 多いんですかね?少ないんですかね?
皆さんはどう思われます?
現在も官邸に対する助言を行う
原子力災害専門家グループの一員であり
県民健康調査委員会の初代座長でもあった
【ミスター100ミリシーベルト=山下俊一さん】
2009年日本臨床内科医会会誌で
日本では思春期を超えた子供の
甲状腺がんをまれに見るくらいです。
その頻度は100万人に一人と言われております。
これは,欧米日本ほぼ変わりありません
東電原発事故後の2011年10月
日本原子力学会誌においても
その頻度は年間100万人に一人という
まれな小児甲状腺がんと仰ってるわけです。
あの、山下俊一 さんでさえ超レアケース だった
小児甲状腺がん
今回 福島県県民健康調査では
38万人の内153人に甲状腺がん又は疑い
現在 福島の県民健康調査で分かった
甲状腺がん又は疑いとされた子供の数
明らかに多発ですよね。
今年7月6日行政監視委員会で
小児甲状腺がンの私の問いに対しまして
環境省環境保全部長の北島さん
『多発とは言えない』 とお答えいたしました。
現在の状況も先日の答弁の通り
多発とは言えないのでしょうか?
二択でお答えください。
北嶋:二択でお答えするのが大変難しい問題であります。
福島県の県民健康調査検討委員会 甲状腺検査評価部会の
中間とりまとめにおきましては
甲状腺検査の結果 甲状腺がんの悪性ないし 悪性疑いと評価されたものが
議員ご指摘のとおり 通常の有病率に比べて
数十倍のオーダーで多いは指摘されています。
ただ、この評価につきましては
被曝による過剰発生か過剰診断のいずれかが考えられる。 としてうえで
過剰発生を完全に否定するものではない
過剰診断の可能性が高いとの意見があった旨
記載されている
山本:これ 多発であるか 多発でないか
答えにくいという話じゃない
多発であるという事はもう認められている
11月30日 福島県の県民健康調査検討委員会の後に
行われた記者会見におきまして
日本甲状腺外科学会前理事長であり
県民健康調査の甲状腺検査評価部部会部会長
清水 雄先生
「いずれにせよ、予想を超えるような多発が 起こってる事は事実」
と仰ってます。同日記者会見では県民健康調査の星北座長も
清水先生との違憲にそごは無いと認め
県民健康調査の甲状腺検査評価部会部会長及び
県民健康調査の星北座長も多発を認めています。
福島へ行かれているんですよね? 毎回 この集まりがある時に
多発であるか 多発でないか
認めにくいという話じゃない
最前線の人達が多発だという事
実際にもう 記者会見で言ってる
福島の甲状腺がんは多発です
しかし 多発と認めない方々が存在する。
その主な理由は二つ
①スクリーニング効果
数年後に臨床症状をもたらす癌を前倒し
見付けているんだから多発に見える論調
⇒津金昌一郎(国立がん研究センタ―、がん予防、検診研究センター長)
1~数年後に臨床診断されたであろう甲状腺がんを早期に診断したことによる上乗せ
(いわゆるスクリーニング効果)だけで解釈することは困難である。
それだけでは説明がつかないと仰ってる。
②過剰診断
将来的に症状が現れたり命を脅かしたりする事のない
癌をわざわざ見付けたから 多発になるという論調
しかし これ現場の医師に対して大変失礼な発言なんですよね
多発の原因が過剰診断だと言うんだったら
今まで百人以上に行われた手術は何なんだ?
不適切だったのか?
福島医科大学主任教授で
前県民健康管理センター 甲状腺検査部門部門長
福島県の小児甲状腺検査のトップ 【鈴木眞一】さん
過剰診断ではないという現場の事実
甲状腺検査評価部会の
第3・4回で説明しておられる
基本に忠実だったので過剰にならないと説明されています。
①スクリーニング効果と②過剰診断は
最前線の専門家からも否定されている。
多発の原因はわからない
でも多発であることは間違いない
100万人に一人と言われていたものが
38万人に153人
決してこれ 福島県内だけで
終わって良い話じゃない。
多発であるという専門家たちの最新の知見を持って
福島県以外の地域にも
子どもたちの健康調査を広げる
フォローアップする必要性を
もちろん 考えなきゃいけないと思う
井上:福島県外で甲状腺検査を行う事について
環境省の見解という事でありますが
東京電力福島第一原子力発電所の事故による
放射線に係る住民の健康管理については
医学等の専門家の御意見を十分に尊重した上で
コンセンサスが得られた科学的知見の基づいて
勧めることがなによりも重要であると認識しております。
詳細については事務方の方から答弁をさせます。
山本:2014年12月のあり方会議
ここから内容を引いてきている環境省は
見解として でも それ古いんですよ。見直してくださいよ
最新の結果を反映させてください。
このあり方会議に参加されてきた方々の
見解が変わってきてるんですよ
これは 多発だなって。
原因はなにか はっきりしないけれども
多発であることは間違いない見解
だとするならば 最新の知見を持って
此の検討会であったりとか
これからフォローアップどう広げていくか
つなげていかなきゃいけない
もう一度 井上副大臣にお聞きしたいんです
2014年12月の考え方から引いてくるんじゃなくて
最新の知見を持ってこのフォローアップにしろ
検討会の話の内容というのを考えていかなきゃいけないと思う。
いかがお考えでしょうか?
井上:先ほども申し上げたとおりですね。この問題につきましては
やはり科学的知見というのが
非常に重要だと思っておりますので
引き続きそれに基づいた対応を
していきたいと思っております。
山本:科学的知見を用いるというならば
最新の内容そして最前線の医師たちの考えてる事
知見というものを考えなきゃいけない
逃げないで頂きたい 環境省
去年の12月の考え方を引きずらないで頂きたい。
現場の最新の治験を利用して
これに対処しないと大変なことになる
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