自律神経を整える〘心ケアカウンセリングルーム〙では、
心身の不調や、ストレスを抱えた方たちの心の癒やしと体調改善を目的に、
対話をするための電話相談窓口を年中無休で開いています。
こんにちは、花崎です。
9月、夏休み明け、憂鬱な表情を浮かべているお子さんをお持ちのお母さんへ。
お子さんの様子がいつもと違ったりすると心配になりますよね。
ましてや2学期のはじめだったり、週明けだったりすると…
お母さんの心も不安定になり、いろんなことを考えてしまっているかもしれません。
*ひとりで悩むことは良い結果を生まないことがあるので、困ったときには電話相談で心の内をぜひお話ください。
お子さんて、(そんな風に見えなくても)親に気を遣っているんですよね。
自分がとても困ったことになっていても、
深刻な気持ちを見せずに頑張っている子が多いように思います。
たとえばいじめ、たとえば嫌がらせや無視、
クラスや部活などの集団の中で自分の居場所がない状態があって苦しくて…
そんな状況の中で、深刻な思いを長期間・または深く感じ続けてしまうと、
たとえば人に対する「恐怖心」のようなもの…
怖い思い、悲しみや苦しみといった感覚が続き…
ひとりで悩んでいると…
脳はその感覚から解放されず、身体の反応はいつも緊張状態…
恐怖の対象が今ここに無いときでも、なぜだか恐怖反応が消えず、
おかしな反応が強くでてしまうようになって、
ずっと恐怖心に苛まされて、
何かをしていないと不安が現れて心身の様子がおかしくなるから、
それが怖くてゲームをし続けるしかなくなったり、
それで眠れなくなったり、悪夢を見たり嫌な体験がフラッシュバックしたり。
それが怖いから、音がないとそれが現れやすいからと音楽を聞き続けたり、
何かに依存するみたいに一つのことに没頭したり。
自分の心と身体なのに、何がなにやらわからなくなって、
ごまかすために必死になり、
誰にも相談できなくて…
そんな子もなかにはいます。
PTSD的な心身の反応がでてしまっている子が。
その子の目の前の行動だけを見て、
「夜更かししてるから朝起きられないんだ!」
「ゲームばかりして!」
「だらしがない!」
などという言葉をかけずに。
その奥に「なにか」があるかもしれないと想像しながら、
やさしい言葉をかけてあげてください。
よくお母さんの悩みごとが、
「子どもがゲームばかりしていること」
「子どもが学校へ行きたがらないこと」
「子どもが勉強を頑張らないこと」
などであったりするんですが、親と子とで気持ちがすれ違っていたりするんです。
そのすれ違いが、悲しい出来事を生むことがあります。
そっとしておく、困ったことがあったら言ってねと伝えておく、挨拶を明るい声でかける、好きな食べ物を作ってあげる、そんなことから会話の糸口へと近づけてみてください。
体調が悪いなら病院へ。
叱責の前に、受容を。
ありのままの我が子を、うけいれてあげてください。まずはそこから…
清水区の『うおだい』さん。新鮮なお魚、揚げ物も美味しい。
元気のでないときは、食べたいもの、好きなものを食べてね。