はじめまして。

人いちばい敏感で繊細な気質をもつHSPさんや、HSCさんご家族を専門に、

心理支援をしています hitomi です。

ゆめみる宝石 torie認定 HSPカウンセラー

自身もかなりのHSCだったし、娘も超HSCでした!

その娘を育てながら学べたことや自身の体験記を「HSC子育て」のテーマで綴っています乙女のトキメキ 

 
あしあとパンサンジュさん! 静岡街中、人宿町2号店へ初めて行ってきました。
1号店がOPENしたとき私はそのビル内で働いていたので、以来の大ファンです。ノア・レザン(右奥)のために行きます。噛むほどに味わい深い!
 
 
悩みの渦中にいると心も視野狭窄様になることがありますね。
人間はひとりでは生きていけません、たくさんの人と交わる工夫をして視野を広げてみると、良いことがいっぱい。お子さんも、お母さんにも言えることです。
こちらの記事は多分、HSC子育てに迷いを持っているお母さんたちが見てくれると思うので、最初にお伝えしておきますブルーハーツ
差次感受性のある繊細なHSPママがHSC子育てで誤りやすいこと、ネガティブな予測、心配の先取り、世話焼きすぎ(教えすぎ)の過干渉、子育て反省会!笑
非HSPママがやりがちなのが、HSCへの強い叱咤激励、心が弱いなど不足部分の見過ぎ。
 
 
できないことを見つめて、そこをどう改善できたらいいかと考えるまではいいのですが、指摘して改善させようと注意してばかりの指導は、ついやってしまいがち。一生懸命のつもりで、愛情でやっちゃう…でも、好ましくありませんよね びっくり苦笑
それも視野狭窄かもしれません。だからぜひ、ここで足踏みするみたいに踏みとどまって、繊細なHSCを徹底的に肯定して笑いの中で育ててきた私の体験記を読みながら、幸せって何だろうって考えてみてください。
情報や対応の中間を探りいいとこ取りしてください。
お子さんの特性やとりまく環境、現在の心理状況をよく観察して、子どもの自然な伸びる力を阻害しない形でフォロー(補い助ける・支援)をするのが望ましいですイエローハーツ
頼まれたら支援する。でも間違っても「追跡する」方のフォローはしないようにお願いします音譜
 
 
まず参考に。こちらの記事引用させていただきます。

たまひよONLINEでHSCがとりあげられていました! 記事はこちら

HSCが気になりはじめるのは幼稚園くらいからが多い、とこちらの記事で読みました。

子どもの発達専門医 どんぐり発達クリニック院長 宮尾益知先生のHSC記事。

記事より抜粋、乳幼児に見られる主なHSCのサインですラブラブ

●過度な人見知りや怖がり

●小さな音などにも反応する

●ママやパパから極度に離れられない

●偏食が激しい

●初めての場所や、初めてのことを嫌がる

●寝つきが悪い

●感覚過敏がある

●ママやパパが少し怒ると、極度に泣く・怖がる

 

 

私個人の意見としては、このような特徴がもう少し弱くてもHSCであることがあります。でも傾向としては、このような形が見えてくるかと思います。他の子たちと同じようにはできないHSCに対して、親としては嫌がることをやらせたほうがいいのか、回避してもいいのか、迷うことがあると思います。

例えば水嫌い。我が子の体験記、綴ってみますねラブラブ

 

 

0歳から敏感で繊細な娘です。お風呂だって顔に水がかかるなど、ちょっとしたことも気にしているのがわかります。ささいな嫌なことが影響して、困りごとに繋がることもありますね。入浴じたいを嫌がったり。

プール遊びも、安心できる私と一緒なら楽しめます。

お友だちが豪快に水をビチャビチャかけてふざけてきたら、サッとプールから出てしまうことも。

日中苦手を経験したときに、夜に興奮の様子が見られることもあります。寝つきや寝言、寝相や過剰な甘えや、うなされるなどグリーンハーツ 大丈夫かな、そういうとき経験から、負の連鎖が続かないかと心配になりますよね。

 

 

私と夫は毎日・毎週、たくさんの遊びを娘とともにしてきました。山・川・海・プール・公園にも行き、自然の中でたくさん遊びました。

子どもとの交流も多くなるように心がけました。

自宅では託児活動もしたし、平日の夕方までは我が家は毎日近所の子たちの遊び場です。水遊びに関しては庭にプールも出したし、裸になってお風呂場で友だちと水遊びもしたし、友人らと一緒にプールにも行きましたブルーハーツ

 

 

年少、幼稚園の水遊びは、娘だけが体操着を着たまま水の中を歩いている写真が残っていて、皆んなと同じようにはやらなかったことがわかります。たぶんその頃です、お風呂場でパニックを起こしたのは。娘は一度も癇癪を起したことがなく、パニックもその1ヶ月間のみでしたが、それはそれは大変だった思い出ですラブラブ

ある日突然に、髪の毛の泡を洗い流すことができなくなりました。恐怖で逃げ惑うだけじゃなく、泣きわめいてこちらの声は娘に一切届きません。湯船の縁にのぼり逃げ惑います。名前を呼んでも聞こえません。洗う回数を減らしましたが洗髪のたびに同じようなパニックが30分以上続いたりして、ホントに困り悩みました。そこまで水が怖いのか、と!

 

 

そのように、怖かったことや初めてのことに警戒心が強く、扱いが難しい面があったのです。

私は、私との安心した中での経験をたくさんさせました。1つ1つ、ゆっくりと、娘のペースで乗り越えていけるように、楽しく関わってきました。決して諦めない、必ずできる! それらは0歳から長い期間をかけて行ったのです。

年中さんからの幼稚園授業として行われるスイミング教室では、能力に応じた怖くない水遊びにとどまったため参加できたようですラブラブ

 

 

ところが小学2年生のときに、とうとう担任の先生から「泳げないお宅の娘さんだけが、皆んなとは別の浅い小プールで泳いでいるのですが、(教員の数からどうしても)面倒をみれないため、家庭で泳げるようにしてもらえませんか?」と言われてしまいましたグリーンハーツ

親子や友人家族とも通えるだけ市民プールに通い水には慣れてきていましたが、やはり成長は皆んなより遅い。私は市民プールの浅い小プールで背浮きの練習にずっと付き合いフォローしてきていたのですが、限界を感じ…スイミングクラブに任せることにしました。

 

 

そこで、素敵な出会いがあったのです。インストラクターの先生が、元気がよく、明るく、優しいだけじゃなく娘の繊細さを(たぶん)理解してくれて、元気がいいままに(変に甘やかさず)引っ張っていってくれる方だったのです! 必ず「●●ちゃん!」と名前を呼んで話しかけ緊張をほぐしてくれます。HSCにはたったそれだけのことが、ものすごく大きい効果を生みますブルーハーツ

 

 

娘は先生を慕い、スイミングに何とか通いました。本当は不安でいっぱいな様子でした。私は仕事をしていたので送迎は私の父に頼んでいましたが、なるべく他のママたちと一緒に見学してくれるように頼みました。私も仕事後すぐかけつけました。娘がガラス越しの私を見つけたとき、随分と喜んだり安心しているのが伝わってきます。そのような応援がないと、頑張れない子でもありました。苦手にチャレンジすることは、娘にとって大きなこと。気を許せる友だちがいない中での1時間、緊張と不安が襲ってくる中、親が応援してくれることで頑張れたのですイエローハーツ これはアドラー心理学の「勇気づけ」でもあると思います。あなたならできるよ、そう信じて、微笑むのです。

 

 

初期の不安を乗り越え軌道に乗れば(不安は小さくなっているので)もう大丈夫!

数年後、娘の泳ぐ姿を見学したときバタフライで50m、綺麗なフォームで泳いでいる姿を見て、子どもの成長力を感じ目頭が熱くなりましたラブラブ

バ、バ、バタフライですよ!  すごくないですか乙女のトキメキ

娘は、クロールも平泳ぎも背泳ぎもバタフライも、楽々泳げるまでに上達していました。

体育の授業も、以後水泳は困らなくて、上手に泳げることが心の支えになったようですラブラブ

頑張ればできるようになる! を体験したことは、大きいです。

もしも私が「この子の心を傷つけてまで水泳なんて習わなくていい」「誰にでも苦手はある、泳げなくてもいい」と諦めていたら、結果は違っていたことでしょう。

 

 

次女も同じスイミングクラブに通いました。次女は習い事のとき先生とのよいご縁がありません。次女は、同じくHSCで自分から甘えていくことのできない子で、一見大丈夫そうに見えて、心の奥にはいつも大きな不安を抱えています。自分からの友だち作りが苦手、集団の中の1人として居心地悪そうに存在し、ピアノのときも、スイミングのときも楽しくなさそうでした。先生とのコミュニケーションがなく、「先生の名前知らない」って言うんです。初回で紹介されたんでしょうが、覚えてないだけじゃなく、その程度の先生との交流しかなかったってことです。私も見学していて思いましたが、先生から1度も「●●ちゃん」って話しかけられない、授業の前後も雑談(話しかけられることが)一切なし。次女は本当に嫌々スイミングに通っていましたが、多分ほんのちょっとコーチが気を配ってくれて、友だちのいない次女に一言話しかけてくれていたら、事態は変わっていたと思うのですラブラブ

繊細な子にはちょっとでいい、個別に声をかけることが大切なんです。その声かけが「あなたの存在を認めているよ、あなたも大切な仲間だよ!」の意味。それがあったらHSCは緊張をとくことができるんです。そんなフォローのことも、目の前のお子さんの様子によっては思い出してくださいね。