はじめまして。
静岡市で、感覚器が過敏な方たち(HSC・HSPさん)を専門に心理カウンセリング業務をしています、花崎です。
どうぞよろしくお願いします。
私がこれまでに心身の病について学び考えたことなども、ブログに綴っていきたいと思っています。
HSC・HSPさんに、心身の不調を訴える方が多いことは、専門医によっても発信されています。
心身の病気には周囲の理解が必要です。
でも目に見えない症状だからこそ理解が得られにくい。
不調を抱える方、どうか一人で悩まないでくださいね
話すことで心を癒し、不安を鎮め、対策で前進をしましょう!
焦らずゆっくりと、リラックスして日々を過ごしましょう。
心の病気への知識は多くの人が持ち合わせていません
世間にはまだまだ偏見の目があり、心の病気において、
人から温かい理解が得られないことは、なんとなく想像がつきます。
うがった眼で見てくる人がいるだろう、という警戒心も沸きあがることでしょう。
だから隠す、そうするしかない現状がまだ日本には強いと私は感じます。
心の不調は目に見えなくて、隠して平静を装うことができるから。
だから一緒にいる人でさえ、
困っている人の本当のところはわからなかったりします。
家でのすごい不調と、不安、心の葛藤。
コントロールできない症状との戦いによる苦しみ。
本人はそういうの、ほかの誰にも見せていなかったりして
表面的には健康を装って。
私は「今日見えているあの人のあの顔は、いつもの顔のうちのほんの一部分」って思うようにしています。
病院に行くときには、きちんとした姿で行けたりする。
会社でも何とか笑っていられたりする。
お医者様も、たぶん”切り取られた” 「いい時」 と
「一部」 しか見たことがないから
その症状の出る前の元気に過ごしていた頃の本当の顔や話し方や笑顔や、
日常や、振舞いや、家にいるときの苦しんでいる本当の姿を知らないから、
誤解が生じたりする。
東京へ向かう高速バス席で読んだ本はこちら。
『河合隼雄のカウンセリング教室』
本の中で河合先生は、その点についてこう書かれています。
いつも遅刻してくるクライアントが、3時間後にまだ帰りの電車駅にいるのを見かけ、恐怖症のため電車に乗れず、または1駅ずつ乗ったり降りたりを繰り返しながら大変な思いをして自分の所に出てきていることを知った。カウンセラーは、そういうことを心に知っていなければならない。
わかってくれない人もいます
一般社会では、相談しても、わかってくれない方もいることでしょう。
それでも何かはわかってくれる人、感じ取って理解に近づく人。
わからない人。説明してもわかろうとすることができない人。
話は聞いてくれたけど、結局はわからなくて傷つけることを言ってしまう人
わかってくれない人に傷つけられることはないです。
そういう人もいると、受け入れるしかないのかもしれません。
でも言うまえから傷つけられるかも…と遠慮しないで、
具合の悪いときには具合が悪いって、周囲にハッキリ言ってみることも必要かも。
HSPさんだったらとくに、強く言うくらいで、ちょうどいいから…
(いつも遠慮ぎみだから!)
ハッキリ言わないと、わからない人っているんだから
人を信じてみたい
会社で同僚が理解してくれないとき、ちゃんと相手がわかってくれるように伝えるには、遠慮していてはダメかもしれません。
せっかく「具合悪いの?」 と聞いてくれたのに 、
「少しだけ…でも大丈夫です!」なんて言って静かに笑ったら、
人はほんとに「少しだけ」だと思ってしまう。
手が止まってるよ、じゃあ仕事頑張ってよ、そう考える人もいる。
それが普通の人。素直、なだけ。
だから自分が変わらなくてはいけません。もう少し伝わるように…言うように。
上手に対処できるように、ほかの人のアドバイスを聞いてみるのもいいかもしれないですよね。
困っていたら、変化を求めて、動き出してみましょう
人を頼ってみましょう
案外優しさがそこにあったりするもので…
そうしたら一気に人生が動き出したりして。
調子の悪いときには調子が悪いって言う、休ませて、手伝ってって言う、
支援を頼む、弱音を吐く、まずはそこから
心の不調は人に隠すことができるから。
言ってはいけないことだと思い込んでいることもあるから。
言うと周りを嫌な思いにしてしまうと配慮してしまうものだから。
ご家族の不調は見落としがち
もしダンナさんとか子どもとか、身近な人の様子がおかしいな、と思ったら、
見えてるおかしさより増した困難を抱えている場合があると思って、
冷静に『優しい目』で相手を見て、
そして究極の『優しい言葉』をかけてみてね
くれぐれもイジワル(否定や傷つけること)だけは、言わないようにね笑
精神的孤立が1番よくありません。
市町村の相談所や、24時間対応の相談電話など、
いざというときには頼れるところがある、それをどうか忘れないでくださいね。