はじめまして。

静岡市にある女性専門のカウンセリングルーム、HSP虹色カフェの花崎です。

私がこれまでに心身の病について学べたことなども、ブログに綴っています。

 
 

心身の病気には、周囲の理解が必要です。

でも目に見えない症状だからこそ、周囲は無理解になりがち。

ご本人は、どうか独りで悩まないでラブラブ 対策で前進しましょう!

 

 
 

私が 敏感で繊細な気質を生まれ持った人=HSPさんに向けて話をしたいとき、病気の話は避けて通れません。なぜなら、今どこかで活躍されているHSPさんではなくて、困ったことを抱えて1人悩んでいるHSPさんに向けて、このブログも発信しているからですグリーンハーツ

 

 

呑気症 という症状をご存知ですか? 

無意識に空気を呑んでしまうというものですが、過敏性腸症候群の症状の1つでもあると言われていますブルーハーツ

 

 

過敏性腸症候群で、お腹の不安を抱えた方たちへ。

これまでに私が見聞きした経験や、医学の専門書、良き出会いの講師らから教えられたことを中心に、個人的見解もありますがお伝えしていきますね ラブラブ

 

 

 

娘が神奈川県の久里浜医療センター 水上健先生に診ていただいたときの資料を見返していました。水上先生は北野たけしさんのTV番組「みんなの家庭の医学」に出演されていた、内視鏡専門医です。

当時私と娘はテレビをみて、藁にもすがる思いで久里浜医療センターを訪れたのです。

 

 

過敏性腸症候群のための専門外来『IBS外来』イエローハーツ

県内では症状を医師にわかっていただくことができず、診断もつかず相手にされず、わざわざ遠いその病院を訪ねるしかなかった事情は、同じように腸の症状と長期で戦っている方ならばわかってくれるのではないでしょうか。

 

 

水上先生は、娘の腸の強い痛みを「呑気症」が原因といい、手渡された先生手作りの資料には「呑気症:ストレスで生唾が出て無意識に空気とともに飲み込む(1回15ml)、おなかが張ることがストレスになり生唾を飲む悪循環に 優しい、いろいろなことによく気が付くいい人に多い」 と、わざわざ書いてあるのですブルーハーツ

 

 

当事者の率直な感想では、「緊張したりして空気を呑んでしまっているような感覚は皆無」だそうで…笑

ほんとに? そんな原因?と、本人は半信半疑でした。

でも親の私は、それが事実かどうかじゃないと思ったんです。まずは、お腹の張りの辛さを医者に共感し理解してもらえたという安心感。病気だったんだよと言ってもらえたりした安堵感。それだけで不安が静まった。そこに遠くまで来た意味があったと思いました。

 

 

さて私、その頃はまだHSPを知らなかったのですが、今資料を読むと驚きます。

HSPに対して言われている特徴そのものですよね ラブラブ

 


残念なことに、HSPさんは病気になりやすい傾向があります。

HSPだからなるのではありません。

言いたいのに言えなくて我慢を続けていることがあったり、悲しみを抱えていたり、神経をすり減らしたり。人に攻撃されることが怖くて意見を言えなかったり。

感情やストレスの処理の仕方を知らなくて、悩む、思い詰めてしまうことがいけないのですラブラブ

 

 

そうならないために、自己肯定感アップを目指して、

見つめる所、見つめ方の意識を一緒に変えていきましょうブルーハーツ 

ストレスを膨らめないための対策もできますよ!

 

 

水上先生が撮ってくれた娘の体のレントゲンには、呑み込んだ空気がたくさん写っていて驚きました(現在の私の知識では、小腸内細菌増殖症SIBOなのでは?と思いますが)。

本当にたくさん、たくさんの空気が体の中に入っていました。それがひどいお腹の張りと鳴腹をも起こしていたとわかって安心しました。

気さくな先生「携帯貸してごらん、レントゲン写真、記念に撮ってあげる」ってグリーンハーツ

 

 

お腹に空気やガスが溜まるって、ものすごく痛くて苦しいんですってね。

ヒドいと何時間もその痛みに耐えていたりして。

姿勢(お腹周辺)を伸ばすこともできず、夜も眠れず アセアセ

それから鳴腹。すごい音が鳴りますよ。大きな音です。イジられる可能性を懸念して、思春期の若者なら教室での居心地が悪くなるでしょうね ガーン

 

 

やはりメディアで腸のことを多く発信の江田クリニック 江田証先生は、精神的なストレスが誘因となって胃腸の運動に変調をきたす「過敏性腸症候群」について、人によっては特定の食品(糖質)の摂取やストレスが腸内のガス発生に関係しているよ、とおっしゃっています。ウォーキングなどの適度な運動、間食をやめること、お腹の朝晩マッサージや左右にねじる体操、座りっぱなしの回避がいいよ、とのこと。

試してみたいですねラブラブ

 

 

苦しさを訴えても、静岡でまわったどの病院のお医者様も、ガンなど形みえる外科的病気の観点から 「異常なし」 とおっしゃっていましたが、水上先生は初めて娘の症状や辛さに共感してくれる医師でしたイエローハーツ

他と違う視点から温かく病気をみてくれて、病気との向き合い方やマインドフルネスのことまで教えてくれたのです。

 

 

※たくさん調べ尽くし、神奈川まで出かけて行った私の私見では『今この静岡で困っているお子さんがいるとしたら、説得して神奈川県まで連れて行かなくてもいい』と思っています。先生は確かに名医で診断をしてくれ、優しい人柄で、励ましてくれ、安心を与えてくれました。それは地元では得られない大きなことでしたが、過敏性腸症候群(呑気症など)はその先生にしか治せない病気ではない、というよりも…いいえ…先生は診断するしかない、先生にも即座には治せない病気だからです。改善のための心のフォローには時間がかかりますが、必要なのは、理解し応援してくれる人物との出会いですラブラブ まずは自分は重篤な病気なんじゃないか、という不安を拭い去ってあげましょう。そして親御さん共に、心を楽にする考え方を学びましょう。

※遠方まで行くなら江田先生のところがいいと思います。

 

 

ガスが溜まってお腹が痛い、痛いと思っていたら、娘は虫垂炎になっていたことがありました! てっきり持病だと思って我慢していたら、緊急手術!

そんなこともあるので、体調のあまりに悪いときには、ちゃんと病院へ行ってくださいねラブラブ

※区別がつかなかったほどに、ガスによる腸の張りも激痛だということです。そんな激痛で学校へ行けない子に「学校へ行く日だけお腹が痛いなんて、信じられない、仮病だ! 怠けだ!」って、責めちゃいますか?苦笑

虫垂炎くらいに痛くて苦しいんですよーー!(親御さんも、不安なんですよね。でもお子さんにとって必要なのは、理解し応援してくれる人物ですよーーキラキラ お子さんを信じない、とか、責める、とかはやめてね!チュー

 

 

過敏性腸症候群によって生活の質を落とし、苦しみ悩んでいる人はとても多いそうです。

病院での診断は、自分に起きていることへの“わからない”による不安を解消してくれて、一時は安心しますが、この病気はその安らぎによって治るような簡単なものではありません。

これまでの生き方を見直して、根気よく改善につとめていくことが大切です。

思考の癖にまでなってしまったものは、伴走しますから私とともにほぐしてゆきましょうイエローハーツ

  

 

※2023年現在思うことは、呑気症で空気をのんでいるというよりも、小腸の本来腸内細菌が存在しないようなところにまで細菌が存在し、食べ物をえさにガスを発生させるという、江田先生発表の症状・治療法のほうが娘の症状には合致しているように感じています。とても勉強になりますので、参考にされたい方は、こちらの本を読んでみてくださいね。

 

 

 

 

 

清水区河岸の市のミヤモトさん!(上)

御前崎市なぶら市場の日光丸さん!(下)

海鮮はいいですねー乙女のトキメキ