今日は睡眠不足でもないのに頭が痛い。ズキズキするような痛みではなく頭がボーっとするような感じで靄がかかっているようだ。昨日は11時半ごろに寝て朝は7時半に起きたので睡眠時間は8時間取れた。ただ深い眠りのほうで目が覚めてしまった。レムとノンレムの区別がつかないので今調べてみたら深いのはノンレムの方らしいがそのノンレムの方で目が覚めてしまった。

 

 しかも今日の夢はいい夢だった。正確に言うといい夢を見ていて一番大切な時に目覚ましが鳴ってしまった。夢の解説に入る前に少し前置きを。

 

 

 僕は陸上部だったので足がかなり速い。高校の体育祭では4×200mリレーがありもちろん出場することになった。僕は一番足が速いくせにあえてごぼう抜きを披露するためアンカーではなく2走を走れるようにメンバーをうまく言いくるめた。そして当日、レースが始まった数秒後30メートルほどダッシュしたところで1走の子が転倒してしまった。チームがまずい状況にもかかわらず自分はラッキーだと思った。最低な奴だが足が速いので何人でも抜ける自信があったからだ。そして1走の子がこちらに戻ってきた時、その子はごめんと言いながら6位で僕にバトンを渡した。僕はスタートして数十メートルで3人を抜き、最後の方でもう一人に追いつき2位で次の子にバトンを渡した。みんなにナイスと言われたが1走の子に対して走る前にナイスーと思ってしまった僕はどれだけいい走りをしても自分の性格の悪さにドン引きし、素直に喜べなかった。

 

 

 前置きが長くなったが、今日の夢も状況が同じようなイメージだった気がするが、一つだけ違うのが僕がアンカーだったこと。夢の中のレースでは自分のクラスはいい位置につけており、ずっと2位でレースを進めていた1走の子は転ばずに2位で渡し、2走の子も2位で渡し、3走の子もいい感じで走っている。自分はまたもやナイスーと思っていた。1位でアンカーに渡ってしまっては見せ場がなくなるからだ。夢の中でも最低な自分はどうすることもできないが3走の子が最後のコーナーを曲がってきた。

 

 

 ピピピピッ ピピピピッ

 

 

 目覚ましが鳴ってしまった。最悪の目覚めだ。今考えてみると頭に靄がかかっている感じがするのはノンレム睡眠中だった影響ではなく自分が夢の中でいい思いをすることができたかもしれないのにというモヤモヤが残っているのかもしれない。(真面目に書いてます)

 

 

 今日はなんで自分は夢の中で2走を走らなかったのか、2走だったら目覚ましがかかる前に走れたのにという後悔に苛まれて1日を過ごしている。