昨日はいつもお世話になっている名古屋北法律事務所の所属団体ホーネットの総会に参加してきました。
総会の後、記念公演が用意されており、藤田孝典さんの「あなたも下流老人に～生きていて良かったと思える社会を作るには～」を聴くことができました。
藤田さんは日本の社会保障制度には問題があると言います。
問題があるから、高齢者が働かないといけない、生きていけない。
ドイツやイタリアは65歳以上の就労率が２パーセントそれに比べて日本は20パーセントなのだそうです。
ドイツやイタリアは住居や教育にかかる費用が少なく、お金が貯まりやすいのだそうです。それに比べて日本は大学まで出そうとすると年間100万円くらいかかりますし、住居費用も家賃や住宅ローンも高額です。
藤田さんは社会保障について、政府に提案する立場にある方のようで、今後日本の社会保障のあり方について抜本的な改革を視野に入れ、提案を行っていくようです。