さて、昨日の続きです

介助者が1人だけしかいない場合の移乗です

 

でも、これはボク独自の方法です

あまり参考にならないかもしれませんね

 

移乗にはスライディングボードを使います

しかしこれだけでは難しいので

以下のリフティピーヴォの技術を応用しました

では説明します

 

まずは嫁さんをベッドに寝かせた状態で膝下に布を巻きます(幅広の布にマジックテープを縫い付けた手作りのものです)

そして体を起こしてベッドに端坐位になってもらいます

もちろんボクが上半身を支えます

そして膝下の足と足の間にボクの膝下を挟みます(上記リフティピーヴォの左の写真です)

この状態ならば嫁さんの体が安定します

片手でおしりの下にスライディングボードを差し込みます

後は嫁さんを軽く抱えてボード上を車椅子まで滑らせます

最後にボードを抜いたら完了です

 

ボクはこの方法で200~300回は移乗させています

今のところ大きな失敗はありません

この方法で以下の福祉車両への移乗も可能です

助手席リフトアップ車

 

しかし、この方法は我流なのであまりお勧めはしません

ある程度の経験が必要だと思いますので無理はしないでください

嫁さんは小柄なので移乗しやすいところもあります

大柄な方の移乗には不向きだと思います

 

利点

・比較的短時間で移乗できる

・体への負担が最小限である

欠点

・慣れないと難しいところがある

・ボードと布を持ち運ばなければならない

・車の助手席への移乗にはある程度のスペースが必要になる

 

以上で説明は終わりです

借りていたリフトは返却しました

それでもまた借りることがあるかもしれません

嫁さんの今の状態がどこまで続くかですね