日経平均株価は前日比178円40銭高の3万8288円62銭、TOPIXも19.39ポイント高の2680.80ポイントで取引を終えました。


 前日の米ナスダック市場で半導体関連株が軟調に推移したことを受け、日経平均への寄与度が高い値がさの半導体関連株が弱い流れで始まりました。


 ただ、円安を支えに輸出関連銘柄などは上昇となりました。


 後場に入っても円安が続いたことから市場に安心感が広がり、過度な警戒感が後退したことから幅広い銘柄に買いが入りました。


 東証プライム市場の出来高は13億3817万株、売買代金は3兆2309億円。



 業種別では、原油高からINPEXなどのエネルギー株が上昇となりました。


 また、日本製鉄などの鉄鋼株、円安方向に振れたことからトヨタ、ホンダなどの輸送用機器株も値を上げました。

 

 他にも、石油石炭製品株や、ニッスイなどの水産農林株、モーサテで取り上げられていた商船三井などの海運株も値を上げました。


 一方、JALなどの空運株、任天堂などのその他製品株は下落となりました。



 個別では、マルハニチロが急落となりました。一時、前日比223円(6.97%)安の2976円まで下げました。前日、株主である銀行や保険など国内金融機関8社が、マルハニチロの株式325万8100株(議決権ベースで6.5%)を売り出すと発表。売り出しに伴う短期的な株式需給の悪化を警戒した売りが膨らみました。

 


 




 雨予報も晴れ、猛暑でした。日本の天気予報ってこんなに精度低かったのですね…