日経平均株価は前日比57円32銭高の3万8525円95銭と続伸しました。

 TOPIXは5.22ポイント安の2754.45ポイントと反落して取引を終えました。

 前日の米国市場では、NYダウが3日ぶりに反落した一方、ナスダック総合指数は続伸するなど、まちまちとなりました。日本株は昨日に大幅上昇した反動や、戻り待ちの売りも意識され、売り優勢で始まりました。

 その後は、日銀の金融政策決定会合の内容を確認したいとして、様子見の感じもあり一進一退の展開となりました。

 後場に入り、外国為替市場で円安方向に振れたたことから、下げ幅を縮小し、大引け間際にプラス転換し取引を終えました。

 プライム市場の出来高は17億2678万株、売買代金は4兆1668億円。


 業種別では、不動産株や海運株が上昇しました。円安から輸送用機器株なども値を上げました。一方、鉱業株や銀行株は値を下げました。


(万博銘柄)


 来年の関西万博関連銘柄として丹青社に注目しています。日本政府館の展示の受注など大規模受注により、収益貢献が期待されます。また、外国の施設は計画が遅れているとみられるため、上乗せ余地を残しているものと見られます。26年1月期についてもホテルや飲食店、アパレルショップなどの設備投資増加の追い風が続きそうです。

  今日は値を下げ、終値は926円(前日比−12円)。