今週の日経平均株価は前週末比278円(0.7%)高の4万1190円と、3週連続で上昇となりました。

 7/8の月曜は前週大幅高の反動が出て下落となりましたが、その後は上昇トレンドに復帰し、ハイテク・大型株中心に大きく上昇し、日経平均は7/11木曜に4万2000円台に到達しました。しかし、米CPI発表を境に状況が一変、日銀の為替介入も相まって金曜は1000円超安と波乱の相場となりました。


 来週は、いったん天井を打った感の強い日経平均がどの水準で支えられるかを見極めることがポイントになりそうです。

 地合いは堅いとみられ、大きく下値を探ることは考えにくいですが、米国の指標や企業の決算発表の内容によっては大きくふれる可能性もありそうで注意が必要です。

 重要イベントとしては、国内では19日朝に発表される6月全国CPIが注目。海外では15日に発表される中国4-6月期GDP、中国6月の鉱工業生産指数と小売売上高、中国1-6月固定資産投資、16日に発表される米国6月小売売上高、17日に発表される米国6月の住宅着工件数と鉱工業生産指数および設備稼働率、18日のECB政策金利にも注目です。