日経平均株価は前日比368円50銭高の3万9173円15銭と続伸しました。


 TOPIXも47.18ポイント高の2787.37ポイントと大幅に上昇して取引を終えました。


 前日の米国市場は、銀行やエネルギーなど、景気敏感株や出遅れ感のある銘柄が買われました。


 一方、先週に続きエヌビディアなど半導体銘柄の売りが重しとなったナスダックは下落となりました。


 米国株が高安まちまちだったことから、日本市場も小動きで取引を開始しました。


 寄付き後は、米ハイテク株安で半導体関連銘柄は弱い動きとなりましたが、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが0.995%まで上昇したことなどから金融株が上昇となりました。



 時価総額が大きい銘柄が買われたことで、相対的にTOPIXが強い動きを見せました。


 日経平均もじりじりと上昇し、後場も上げ幅を広げ、39000円台に乗せて取引を終えました。


 終値ベースで39000円台となるのは2週間ぶりです。


 時間外取引で米株価指数先物が堅調に推移したことなども、支えとなった様でした。




 東証プライム市場の出来高は15億4831万株、売買代金は3兆9594億円でした。



 私の保有銘柄で、値上がり率トップはミヨシ油脂でした。


 マーガリンなど食用加工油脂の大手で工業用油脂なども展開する企業です。足もとの業績は販売価格の是正効果や景気回復を背景とした需要増が収益を押し上げ、会社側想定を上回り好調に推移しています。昨日、24年12月期業績予想の修正を発表し、営業利益は従来見通しの13億7000万円から27億7000万円(前期比17%増)に大幅増額、減益予想から一転して増益予想に変わったことが好感され株価は大幅上昇となりました。

 

 他では、MS&AD、三菱UFJ、三井住友FG、トヨタ自動車、住友化学、武田薬品工業、三菱商事など多くの銘柄が値を上げました。


 自動車保険の保険料引き上げが決定したことで損保株は上昇しました。



 一方、値下がり率トップは中外炉工業でした。


 他にも、スカパーJSATなどの銘柄が下落となりました。

 



 含み益は、前日から


 +96万 となりました。


  久しぶりに銀行・商社株が上昇となり、含み益はだいぶ挽回しました。また、明日どうなるかですね。


 明日は6月の権利確定日でもありますので、株価の動向に注目したいと思います。



 




 ダイキョーニシカワの株主優待は、毎年3月末時点の株主に実施されていましたが、今回で最後となります。


 従来の内容は「100株以上を3年未満保有する株主にQUOカード500円分を贈呈。3年以上保有する株主にQUOカード1000円分を贈呈」というものでした。


 個人的には来年から1000円かなというところでしたが、仕方ないですね。