日経平均株価は前日比８８円６５銭高の３万８５７０円７６銭でした。
ＴＯＰＩＸも１２．８８ポイント高の２７２８．６４ポイントと、そろって続伸して取引を終えました。
前日の米国市場でダウ平均、ナスダックともに上昇したことなどから、日経平均も買い優勢で始まりました。
前場早々に、３１５円高の３万８７９７円を付けました。
ただ、買い手がかりに乏しいなか、米国市場が奴隷解放記念日で休場となることもあり、様子見姿勢が強まり、午後２時前には下げ転換する場面もみられました。
それでもなんとかプラス圏は維持して取引を終えました。
東証プライム市場の出来高は１３億６２１９万株。売買代金は３兆３４７４億円でした。
私の保有銘柄で、値上がり率トップは丹青社でした。
好決算、関西万博銘柄ということで、上昇基調が続いています。
他では、三菱ケミカル、大林組、日本カーバイド、三菱重工業などの銘柄が値を上げました。
三菱重工業は年初来高値を更新となりました。子会社の三菱造船が、国内初のメタノール燃料ロールオン・ロールオフ貨物船（ＲＯＲＯ船）を２隻受注したと発表し、好材料視されました。トヨタグループの海運会社であるトヨフジ海運と福寿船舶向けに受注しました。
ＲＯＲＯ船は貨物を積んだトラックやトレーラーをそのまま運ぶ貨物船で、メタノールを燃料とするＲＯＲＯ船は、世界を航行する外航船では既に運航が開始されていますが、日本国内を航行する内航船の建造は初めてということです。また、従来船に比べて積載台数が多い乗用車約２３００台の積載能力を有しており、１航海当たりの輸送能力が増えることで、配船スケジュールに余裕が生まれ、乗組員の働き方改革にも貢献するとされています。
一方、値下がり率トップは商船三井でした。
他にも、ベルーナ、ＪＴ、アルトナーなどの銘柄が下落となりました。
含み益は、前日から
＋17万 となりました。
今日も少しだけ戻しました。
米国では今晩、6月の全米住宅建設業協会（NAHB）住宅市場指数が発表されます。なお、今晩の米市場は奴隷解放記念日（ジューンティーンス）の祝日で休場です。
