日経平均株価は前日比122円75銭安の3万8946円93銭でした。

 米株市場での流れを受けて、日本も半導体株などの主力ハイテク株を中心に買い優勢で始まりましたが、エヌビディアの決算などの注目イベントを控え、次第に伸び悩む展開となりました。

 日経平均は再び3万9000円を下回る水準となり、大引けにかけて安値をつけました。

 エヌビディアの前回の決算は日経平均が史上最高値を更新する原動力となっただけに、今回も注目度は高く、市場の期待が高いため、決算の内容を見極めない限り本格的な取引は控えられそうです。

 TOPIXも8・32ポイント低い2759・72で取引は終えました。

 業種別では、保険、電気、石油石炭製品、海運業などが上昇となる一方、不動産、証券商品先物、精密機器、その他金融業などが下落となりました。



 私の保有銘柄で、値上がり率トップはMS&ADでした。

 今期の連結純利益が市場予想コンセンサスを上回る前期比65%増の6,100億円という内容を発表、また、政策保有株式を削減していく方針を示したこと、増配、自社株買いも好感され大幅高となりました。

 
 他にも、東京海上HD、ENEOS、三菱瓦斯化学、丸紅などの銘柄が値を上げました。


 一方、値下がり率トップはミラースHDでした。

 決算では、増配を発表していましたが、昨日、1600万株の公募増資、600万株の自己株式処分、330万株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表し大幅安となりました。

 公募、自己株処分、売出を合わせた株式数は2530万株で、自己株式を除いた発行済み株式数の23%程度の水準となる様です。

 他にも、神戸製鋼所、あおぞら銀行、めぶきFGなど多くの銘柄が下落となりました。
 

 私の含み益は、前日から

 −22万 となりました。


  前場の段階では、大幅プラスとなっていましたので、気分的には大幅マイナスの気分です。


(保有株銘柄関連情報)


 「SBIホールディングスはサウジアラビアの大手情報通信技術企業でフィンテック事業を展開するナショナル・テクノロジー・グループと、サウジアラビア市場に投資する上場投資信託(ETF)の組成に向けた業務提携に関する基本合意書を締結したと発表。」と報道がありました。