日経平均株価は前営業日比282円30銭高の3万9069円68銭と反発して取引を終えました。 

  3万9000円を約1カ月ぶりに回復したことで上昇に弾みがつき、一時600円超の上昇となりました。 

  先週末の米株式市場でNYダウの終値が初めて4万ドル台に乗せたことを受けて投資家のリスク許容度が上向き、日本市場でも買い優勢となりました。 

 日経平均株価は前場に一時3万9400円台前半まで上昇しました。寄り付き後に海外投資家を中心とした先物買いが入り、売り方の買い戻しを誘う形となりました。 

 原油先物相場や銅先物相場の上昇を受け、石油関連や非鉄株の上げが目立ちました。半導体関連の一角は全体相場に連れて朝安後は持ち直し、国内の長期金利が一時11年ぶりの高水準となる0.975%に上昇したことは金融セクターを下支えしました。 

 22日に予定されている米エヌビディアの決算の内容を見極めたいとする投資家は多く、午後は短期筋による利益確定目的の売りが優勢となって日経平均株価は失速しましたが、米国株の先高期待を支えに3万9000円は維持して取引を終えました。

  TOPIXも0.82%高の2768.04ポイントで取引を終えました。 


 プライム市場の売買代金は4兆1510億3900万円でした。業種別では、値上がりは石油・石炭製品や鉱業、非鉄金属などで、値下がりはその他製品と情報・通信の2業種のみでした。 


 私の保有銘柄で、値上がり率トップは、ENEOSでした。 

 原油株価の上昇と自社株買いから値を上げた様でした。

  他にも、神戸製鋼所、INPEX、鹿島など多くの銘柄が値を上げました。 

  一方、値下がり率トップは三菱重工業でした。 

  他にも、コニカミノルタ、三機工業などの銘柄が下落となりました。  

 私の含み益は、先週末から

  +54万 となりました。


  日本では、サウジアラビアのムハンマド皇太子が予定していた訪問を延期するという報道が伝わり一時、SBIホールディングスの株価が下落しましたが、すぐ戻しました。 サルマン国王の健康状態が理由ということで、国営サウジ通信によると、同国王は肺の炎症に苦しんでおり、医療検査を受けていたそうです。林官房長官によると、サウジ政府が19日深夜、日本政府に訪日は延期せざるを得なくなったと伝えたという。訪日日程については改めて両国間で調整するということです。 

 世界では、イランの大統領で、イスラム教シーア派高位聖職者のエブラヒム・ライシ師がヘリコプターの事故で亡くなりました。デモを弾圧する強権手法を貫く一方で、2023年には対立するサウジアラビアとの国交正常化を決めるなど一定の緊張緩和を試みた指導者でもありました。 

 この事故により今日の米国市場に影響があるかも見守りたいと思います。 

  (保有銘柄決算) 

◉東京海上HD(8766) 

 24.3期経常は前期比70.5%増の8425億円 25.3期は前期比42.4%増の1兆2000億円見通しです。

 また前期の年間配当を121円→123円に増額し、今期の年間配当は123円→159円に増配。

更に6000万株(発行済の3%)、1000億円を上限とする自社株買いを実施 

◉MS&AD(8725) 

 24.3期の経常は前期比42.5%増の4164億円25.3期は前期比109.2%増の8710億円前期の年間配当を80円→90円に増額、今期の年間配当も90円→145円に増配、更に発行済の8.2%、1900億円を上限とする自社株買いを実施  

 私の保有銘柄は運良く増配銘柄が多かっですが、この辺りが一旦ピークなのかもしれないなとも思いました。また、様子を見ていきたいと思います。




 サムティから議決権行使のお礼のクオカードが届きました。ありがとうございます!