日経平均株価は前営業日比470円90銭高の3万8405円66銭と続伸して取引を終えました。


 TOPIXも56.69ポイント高の2743.17ポイントと続伸して取引を終えました。


 日本市場も米国市場での株高の流れを引き継ぎ買い優勢で始まりました。決算発表シーズンが本格化し、個別物色も目立ちました。


 ハイテク株比率の高いナスダックやSOXの上昇を追い風に、指数寄与度の高い半導体関連やハイテク株が堅調となり、指数を牽引しました。


 日銀が政策の現状維持を決めたことを受けて、円安基調が継続するとの見方が輸出株を支えました。


 また、エリオット・マネジメントが住友商事株を数百億円規模で取得したことが28日に判明し、株価は大幅高となり、他の商社株も連想買いから値を上げました。


 東証プライム市場の出来高は20億7443万株、売買代金は5兆6678億円でした。




 私の保有銘柄で値上がり率トップは中外炉工業でした。


 場中に決算発表し、24年3月期の連結経常利益は前の期比8.8%増の17.1億円に伸び、25年3月期も前期比55.8%増の26.7億円に拡大する見通しとなりました。4期連続増収、増益となりました。また、今期の年間配当は前期比20円の増配としたことから株価は大幅上昇となりました。


 他にも前述の住友商事、昼休み時間中に決算を発表した商船三井は減益予想ながら市場予想を上回って株価上昇となりました。


 


 一方、値下がり率トップは住友化学でした。


 同社は、医薬品と石油化学事業の不振で昨年度の最終赤字が過去最大となる3100億円に拡大する見通しを発表しました。業績予想の下方修正は3回目で、事業の合理化を急ぐとしています。


 発表によると、昨年度の業績予想を下方修正し、最終的な損益が従来の2450億円の赤字予想から拡大し、過去最大となる3120億円の赤字になる見通しです。


 2019年に買収したイギリスの企業が手がける子宮筋腫と子宮内膜症の治療剤などの医薬品事業で売り上げが想定を下回り、およそ1800億円の減損損失を計上。更に、石油化学製品の市況の悪化を受けて千葉県にある工場の生産設備などの価値を見直し、およそ250億円の減損損失を計上するとしています。




 他にも、SBIグローバルアセット、スカパーJASTなどの銘柄が下落となりました。



 

 私の国内保有銘柄の含み益は先週末から


  +103万  .。o○ でした。



  

  4月最終日、含み益は久しぶりに大幅プラスとなりましたが、明日も続くかどうかというところです。