日経平均株価は前週末比290円75銭安の3万9232円80銭でした。


 TOPIXも6.44ポイント安の2753.20ポイントと反落して取引を終えました。


 イランによるイスラエルへの報復攻撃が実施されたことで、地政学リスクが意識され、売り優勢で始まりました。


 日経平均は前場早々に702円安の3万8820円を付けました。


 売り一巡後は、押し目を拾う動きや、ドル・円相場が円安方向に振れたことで輸出関連銘柄が見直され、下げ渋る展開となりました。


 中東情勢などから資源高、船舶運賃の上昇などが予想され関連銘柄が取引終了にかけて上昇し日経平均の下げ時幅を縮小させました。


 東証プライム市場の出来高は16億886万株、売買代金は3兆9857億円でした。


 


 私の保有銘柄で値上がり率トップは日本軽金属でした。


 米国と英国の両政府は商品取引所でのロシア産のアルミニウム、銅、ニッケルの新規取り扱いを禁止すると発表。ロシアに対する制裁の一環で、米財務省によると、制裁によりLMEとシカCMEでのロシア産アルミ、銅、ニッケルの新規受け入れは禁止されるとのことです。これらの報道を受け株価上昇となった様でした。



 他では、アステナホールディングス、丸紅、五洋建設、住友商事、関西電力、商船三井などの銘柄が値を上げました。



 

 アステナホールディングスは石川県珠洲市に本社を移転後、被災しました。


 先週末、決算(2023年12月~24年2月)を発表し、第2四半期累計の連結業績予想を大幅に上方修正し頑張っているところを見せてくれました。


 売上高については当初予算通りの見込みとしたが、利益面では、ファインケミカル事業において、重点顧客の受注拡大・高付加価値化による利益率の向上等の施策により、大幅に伸長する見込みとなりました。医薬事業においては、薬価改定により、一部の製品が不採算品再算定、基礎的医薬品認定によって薬価が上昇したため、利益が伸長する見込みです。また、販売費及び一般管理費のうち広告宣伝費等が当初予算を下回ることにより、利益面では前回予想値を上回る見込みとなった様です。




 一方、値下がり率トップはアステラス製薬でした。


 先週末、2024年3月期の連結純利益が前期比97%減の30億円になったと発表、従来予想から550億円下方修正したことなどから株価は大幅下落となり、年初来安値を更新しました。



 他にも、アルトナー、ヒューリック、武田薬品工業、佐鳥電機などの銘柄が下落となりました。



 

 国内保有銘柄の含み益は前日から


  +3万 .。o○ となりました。



   今日は大幅下落となると思っていましたが、僅かながらもプラスでした。