ダウ平均株価は前日比305・47ドル安の3万9475・90ドルでした。



 ダウ平均は連日で最高値を更新した後で、景気敏感株や消費関連株を中心に持ち高調整の売りが優勢となりました。



 ただ、AI関連の需要拡大による業績期待も根強く、買い遅れていた投資家による物色も続き、ナスダック総合指数の終値は26・98ポイント高の1万6428・82で、過去最高を更新しました。





(ドル円)



 ドル円は1ドル151円台で推移しています。


 米長期金利の低下を背景にやや円が買われ、円相場は1ドル=151円台半ばとなりましたが、依然としてかなりの円安水準となっています。 



 

(原油)



 原油先物は続落となりました。WTIは前日比0.44ドル安の1バレル80.63ドルで取引を終えました。


 中東の地政学な緊張が緩和するとの見方から、原油先物に売りが出ました。ただ、ウクライナを巡るリスクは下値を支えました。



 ブリンケン米国務長官は22日にイスラエルを訪問し、ネタニヤフ首相と会談。21日にはカタールでのイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止に向けた交渉について「隔たりが縮まっている」と述べたと報じられていた。中東を巡る緊張が和らぐとの見方が広がりました。