日経平均株価は前週末比1032円80銭高の3万9740円44銭と一週間前とは反対に大幅高となりました。


 TOPIXも51.19ポイント高の2721.99ポイントで取引を終了しました。


 日経平均は、2月13日(1066円高)に次ぎ今年2番目の上げ幅となりました。


 先週と打って変わって買い優勢でスタートし、為替が円安方向に向かっていることなども支えに堅調に推移していきました。


 株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を急拡大していきました。後場に入ってもジリ高基調が続き、日経平均は取引終了間際に同1061円47銭高の3万9769円11銭を付け、高値引けとなりました。


 プライム市場の出来高は18億4863万株。売買代金は4兆6092億円でした。




 私の保有銘柄で値上がり率トップは丸三証券でした。


 丸三証券は、先週末にこれまで未定としていた24年3月期の予想配当を、中間配当(9月・権利確定済み)が普通配当10円+特別配当15円=25円、期末配当(3月)が普通配当20円+特別配当15円=35円、合計の年間配当額は1株あたり60円とすると発表しました。これを受け株価は急騰となりました。


 

 続いては、楽天グループ、精工技研などの銘柄が値を上げました。


 楽天グループは先週末にSIMカード(30ギカ 1年分)が貰える株主優待案内が届きました。



 精工技研は四季報によると、光製品は前期比で苦戦もデータセンター向けが想定より戻る。前号より減益幅縮小。増配。25年3月期は精機が自動車向けでインバーター用部品、金型の好調続く。光製品は好採算の光コネクターなどがデータセンター向け復調。営業益急回復。また、AIサーバー向けで国内生産の光製品の受注好調となっており好感されたのか株価上昇となりました。



 

 他では、三菱商事、アルトナー、オリックス、横浜ゴム、マツダ、SBIホールディングスなど多くの銘柄が値を上げました。


 




 一方、値下がり率トップは、丹精社でした。


 先週半ばの上方修正を受けて株価上昇となりましたが、先週末の決算が期待値を満たさず株価は大幅下落となりました。


 他にも、アルインコ、ENEOS、INPEXなどの銘柄が値を下げました。


 


 私の国内保有銘柄の含み益は先週末から


  +71万 となりました。


  



 


 マイナス金利解除後も、利上げなど日銀の金融政策選択肢は限定的との見方が広がり、国内外の投資家は日本株買いを粛々と進めている様です。