日経平均株価は前日比101円45銭安の3万8262円16銭と続落でした。


 TOPIXも5ポイント安の2627.30ポイントと続落して取引を終えました。


 米国株安を受け、日本株も売り優勢で始まりました。


 売り一巡後は持ち直す場面もみられましたが、米国でエヌビディアの決算発表待ちの様相で、日本市場も様子見の1日となりました。


 ただ、下げ幅を拡大すると、押し目を拾う動きがあり底堅くは推移していました。



 東証プライム市場の出来高は15億3549万株、売買代金は4兆2861億円でした。


 


 私の保有銘柄で値上がり率トップはあおぞら銀行でした。


 早期復配への期待感などから株価上昇となりました。


 モルガン・スタンレーMUFG証券アナリストのリポートによると、第4四半期も顧客ビジネスは拡大しており、米国オフィス向け不動産ノンリコースローンは現時点では追加損失発生はなく、来期も大きな繰り入れを想定していないとのことで、配当についても、来期第1四半期より復配予定とされたということです。


 一方、会社側の開示資料では、来期の配当について、今期予想の76円(第1、2四半期末の実施済み合計)からの増配を目指すとしています。


 ストップ安など大幅下落した株価は、配当正常化を先取りする動きとなっていますが、まだ復配の水準がはっきりしていないため、4-5月の本決算発表で配当水準が明らかになるとき、また株価が大きく動きそうです。



 他では、住信SBIネット銀行、住友ゴム工業、日本特殊陶業、JSP、楽天グループ、池田泉州HDなどの銘柄が値を上げました。


 


 一方、値下がり率トップは佐鳥電機でした。


 昨日、急上昇しましたので、今日は利益確定売りなど調整が入りました。


 他では、中外炉工業、アルトナー、INPEX、三菱瓦斯化学などの銘柄が値を下げました。


  



 私の含み益は 前日から 


  -9万 ○o。. となりました。




(保有銘柄ニュース)



 日本電気硝⼦は2024年2月20日、全固体ナトリウムイオン⼆次電池のサンプル出荷を開始したと発表。年内の販売開始を予定しています。


 同電池は、正極、負極および固体電解質が全て安定した酸化物で構成されており、同社独⾃の結晶化ガラス技術で⼀体化しています。


 動作温度範囲は−40〜+200℃。宇宙や医療、海洋といった過酷な条件下の用途にも適する。また、液体の電解質を⽤いないため発⽕リスクがなく、硫化物や塩化物、フッ化物などを用いないため、有毒ガスの発生リスクもありません。


 ニッケルやコバルトなどのレアメタルは使用しておらず、容易に確保できるナトリウムを用いており、更に低い充電速度でも充電可能となっています。



 今回のサンプル出荷品は、3V 200mAhが標準。⾼容量化など、個別の要望にも対応するということです。