ダウ平均株価は前日比151・52ドル高の3万8424・27ドルでした。



 ダウ平均は反発となりました。前日の急落からの反動で買いが先行しましたが、次第に上値が重くなり、ダウ平均は一時下げに転じる場面もありました。


 前日の米CPIをきっかけに上値は重くなっている様です。


 ただ、現状では先行きに悲観的になっている感じはなさそうです。利下げの可能性は年後半にずれ込みそうですが、市場の上昇は終わってはいないとの意見が多い様です。


 今回のリセットは妥当なバリュエーションを志向する投資家に、市場に参入する機会を与えるかもしれません。


 ナスダック総合指数の終値も203・55ポイント高の1万5859・15でした。



 個別では、ウーバー・テクノロジーズが大幅高となりました。取引開始前に最大70億ドルの自社株買い計画を発表したことが好感されました。収益性改善とフリーキャッシュフローの増加を背景に初めての株主資本還元を実施します。


 ただ、同日に運転手の一部が米国の10以上の都市で待遇改善を求めるストライキを実施。成長の果実を株主と働き手に分配する難しさが示されている様です。



 一方、エアビー&ビーは決算を受けて下落となりました。底堅い決算ではあったものの、宿泊数の伸びが減速を示唆していることが嫌気され下落しました。



 




(ドル円)



 ドル円は1ドル150円台で推移しています。


 米のCPI発表を受けて、ドル買いが強まり、昨年11月以来となる150円台の円安が続いています。




(原油)



  原油先物は下落となりました。米原油在庫が急増したほか、米国の安全保障上の脅威が米石油需要減退につながる可能性があるとの見方を受けました。



 WTI 1バレル=76.64ドル


 


 




 わたしたちの暮らす社会は、一人ひとりが支え合っている…



 「誰が働いて、誰が幸せになるのか」を考えること、人を中心として経済を考える…



 すぐ読めますので、図書館などで読んで見るのも良いかと思います。