日経平均株価は前週末比1066円55銭高の3万7963円97銭でした。
TOPIXも54.15ポイント高の2612.03ポイントで取引を終えました。
連休明けの日本市場でしたが、先週からの強い地合いが続き、買い優勢で始まりました。
その後、株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を拡大していきました。
日経平均は引け間際に3万8010円69銭を付けました。取引時間中に3万8000円を超えるのは、90年1月12日以来、約34年ぶりです。
TOPIXも2600ポイント台を約34年ぶりに回復しました。
東証プライム市場の出来高は21億4573万株。売買代金は5兆9628億円と、過去2番目の大きさとなりました。
私の保有銘柄で値上がり率トップは東京海上HDでした。
先週末に、金融庁が損害保険大手4社に政策保有株の売却を加速するよう求めたと報じられました。
株の持ち合いを通じた企業のもたれ合いが、これまでの不正行為の温床になっていたと問題視している様です。
業務改善計画に削減目標を盛り込めば、事実上の必達目標になるとの見方もあるようで、売却加速によるROEの向上、株主還元策の拡充を期待する動きが先行した様です。
次に値を上げたのは三菱ガス化学でした。
同社と株式会社Veritas In Silicoは、RNAを標的とした革新的な核酸医薬品の研究・開発・製造を目指して、共同研究を検討することを昨年合意しており、今般、三菱ガス化学はウェリタス株式保有比率は11.60%となり、新たに5%を超えたことが判明したと報道があり株価が大幅上昇となりました。
他にも、スカパーJAST、三菱商事、トヨタなど多くの銘柄が値を上げました。
一方、値下がり率トップはマツダでした。
先週、決算発表があり、10-12月期営業利益は706億円で前年同期比30.2%増でしたが、市場予想は70億円程度下振れる着地となりました。80億円程度の品質費用が発生し、通期計画の2500億円、前期比76.1%増は据え置きとしました。下振れ決算を受けて株価は大幅下落となった様でした。
他にも、日清紡、神戸製鋼所などの銘柄が値を下げました。
私の日本株の含み益は 先週末から
+65万 .。o○ となりました。
NISA 成長枠も +4万でした。
日経平均は凄まじい上げ幅でした。株を持たざるリスクが生じ、出遅れないように買いが買いを呼ぶ様相となっている様でした。
米株や欧州株が史上最高値を更新する中で、次は日本株という期待感が海外勢を中心に強まっていますが、明らかに高値になっており、中国などのリスク要因もありますので、冷静さも必要かと思われます。
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日本人が日本を信じて国内に投資すれば、より生産性の高い経済が可能となり、日本はさらに豊かな国になる。(本文より)