日経平均株価は前日比146円56銭高の3万6158円02銭でした。
TOPIXも5.64ポイント高の2539.68ポイントと反発して取引を終えました。
米国でハイテク銘柄中心に株価が上昇した流れを受け日本株も買い優勢で始まりました。
堅調な値動きが続き、日経平均は午前中に一時3万6441円まで上昇しました。
後場に入り、株価指数先物にまとまった売りが出たことをきっかけに、上げ幅を縮小、米国の1月雇用統計発表を控えることや週末要因から、ポジション調整の売りも出た様でした。
日経平均は、それでも底堅く推移しプラス圏で取引を終えました。
業種別では、情報・通信、陸運、化学、機械などが上昇した一方、海運、保険、医薬品、証券、卸売業などが下落となりました。
東証プライム市場の出来高は17億6861万株、売買代金は4兆6801億円でした。
私の保有銘柄で値上がり率トップはコニカミノルタでした。
前日に第3四半期決算を発表し、10-12月期営業利益は78億円で前四半期比8.7%減となりましたが、市場予想は10億円強上回った様です。
為替影響に加えて、生産コストダウンや物流費削減などコストの低下が下支えしたと見られます。
他にも、スカパーJAST、双日、塩水港精糖などの銘柄が値を上げました。
一方、値下がり率トップは今日もあおぞら銀行でした。昨日全部売りましたが、今朝2090円で買い直しました。
そのあおぞら銀行ですが、昨日はストップ安、今日も16%安の2150円と3年ぶりの安値となりました。
米地銀持ち株会社のニューヨーク・コミュニティー・バンコープが商業用不動産で予想外の引当金を計上したことに続く動きでもあり、米国での商業用不動産のリスクが顕在化しました。
コロナ禍を機に広まった在宅勤務へのシフトでオフィス需要は弱い上、金利の急上昇で借り手のコストも高まっています。
昨日急遽、設定された記者会見で、預金流出の懸念はないかと問われた谷川社長は不安はないと強調していました。
米国不動産融資に対して保守的に引当金を積んだとして、「十分なバッファーを確保して、今後、損失が発生するリスクを最小化させた」と説明していましたが、懸念は残っています。
ネット経由の預金の割合が高いので資金移動が激しく、米シリコンバレーバンク(SVB)の件の連想が働くのではないかという声も上がっています。
来期(25年3月期)の増配方針を打ち出したことについても、実現できるのかという懸念は拭えません。
日本では預金者保護制度がそれなりに整っていることが周知されており、解約が相次ぐような事態にはならないとは思いますが、何が起こるかは分かりません。
他では、丸紅、東京海上HD、商船三井、マツダなど多くの銘柄が値を下げました。
私の日本株の含み益は、前日から
−4万 ○o。. となりました。
NISA 成長枠は前日から、わずかにプラスでした。
日経平均は反発しましたが、私の保有銘柄は続落となりました。来週は頑張れるか楽しみです。
あおぞら銀行も、いつも青空とはいかない様です。
青天の日もあれば雨の日もあります。どんな日でも楽しく過ごせればと思います。