日経平均株価は前週末比84円98銭高の3万3254円03銭で取引を終えました。



 先週末、米市場でナスダック、S&P500が上昇した流れを受け、日本株も買い優勢で始まりました。


 ただ、海外勢の多くはクリスマス休暇に入る中、全般的に方向感に欠ける展開が続きました。


 東証プライム市場の出来高は9億5278万株、売買代金は2兆4958億円でした。

 

 売買代金が2兆5000億円を下回るのは、4月25日(2兆3472億円)以来、8カ月ぶりです。


 


 今日の午後、日銀の植田総裁は日本経済団体連合会審議員会で講演し、賃金と物価の好循環が今後強まり、2%の物価安定の目標が「持続的・安定的に実現する確度が十分高まれば、金融政策の変更を検討していくことになる」と語りました。


 また、日銀の2%目標が「持続的・安定的に実現していく確度は、少しずつ高まっているとみている」と述べました。


 今日の銀行株も全体的に弱い流れとなっていました。



 

 



 私の保有銘柄で値上がり率トップはグッドコムアセットでした。



 次に値を上げたのはアーバネットコーポレーションでした。

 

 先週末に業績修正を発表し、過去最高益予想をさらに上乗せとしました。また、建設・不動産業を営むケーナインの全株式を取得し子会社化すると発表し株価も上昇となりました。

 


 続いて、中外炉工業、松井建設、新明和工業、ランドコンピュータなどの銘柄が値を上げました。


 

 

 一方、値下がり率トップは商船三井でした。


 海運株は大幅下落となりました。紅海の通航再開をデンマークのAPモラー・マースクが準備を始め、先週末まで上昇の続いた反動が出ました。


 続いて値を下げたのは三菱ケミカルでした。


 先週末のギルソン社長退任報道から下げが続いています。


 

 他にも、先週、子会社のカイゲンファーマが北海道の工場で本来とは違った仕様で胃のX線診断に使う造影剤などを製造したとして、北海道と大阪府から業務停止処分を受けたと発表のあった堺化学などの銘柄が値を下げました。


 



 含み益は先週末から


 -12万 ○o。. となりました。


 

 買い手不在の中で年内の高値更新は難しそうな状況ですね。



 




 昨日は有馬記念でした。豊さん見事な復活劇でした。