日経平均株価は前日比28円58銭高の3万3169円05銭で取引を終えました。



 米国株式市場で、マイクロンの堅調な決算を受け半導体関連株を中心に買われ、NYダウ、ナスダックともに反発した流れを受け買い優勢で始まりました。


 買い一巡後は、週末で手がけにくいなか、海外投資家のクリスマス休暇入りで市場参加者が少ないこともあり、積極的な売買は手控えられた様でした。


 引けにかけて、上げ幅を縮小して取引を終えました。


 東証プライム市場の出来高は12億9578万株、売買代金は3兆4074億円でした。


 




 私の保有銘柄で値上がり率トップはアルトナーでした。


 日系中堅証券がレーティングを強気(A)に据え置き、目標株価を2,150円から2,450円に引き上げたことなどから株価は大幅に値を上げました。



 次に値を上げたのは中外炉工業でした。


 同社のアンモニア燃焼技術開発は、NEDO先導研究プログラム/エネルギー・環境新技術先導研究プログラム/革新的アンモニア燃焼による脱炭素工業炉の開発(21―22年度)を経て、現在も研究開発を継続しており、早期の社会実装を目指しています。



 続いて、三菱UFJ、AVANTIA、三井住友FG、商船三井などの銘柄が値を上げました。


 三菱UFJグループは2030年3月末までに三菱UFJアセットマネジメントなどの運用資産残高を足元の2倍の200兆円に増やす計画です。


 海外のアセットマネジメント会社のM&Aや報酬制度の改定などで人材育成を加速させ顧客からの信頼獲得に向け事業強化を図ります。


 また、日本政府は資産運用立国を掲げており、家計の資産を貯蓄から投資へと促そうとしており、最近ではNHKなどのメディアも宣伝しています。


 

 一方、値下がり率トップは三菱ケミカルでした。


 ギルソン氏が退任することになり、先行不透明感から株価下落につながった様でした。



 

 他にも、雪国まいたけ、トヨタ、スカパーなどの銘柄が値を下げました。


 



 含み益は前日から


 +31万 .。o○ と久しぶりに、しっかりプラスとなりました。



 日銀金融政策決定会合・議事要旨(10月会合分)で物価安定目標実現の確度が一段と高まっている、最大限の緩和から少しずつ調整していくことが必要とあり、銀行株が久しぶりに値を上げました。


 

 

 MUFGの亀沢社長が朝日新聞のインタビューに応じ、日本銀行の緩和策の柱であるマイナス金利政策の解除について「来年1月にも十分ある」との見方を示していました。


 日銀は慎重な姿勢を示しているが、最短での解除を見込んでいる様です。



 大方の予想どおり4月くらいだと思われますが、それぞれの思惑がありそうです。


 




 TOKAIホールディングス(3167)の株主優待品が届きました。今年最後の優待となりそうです。