INPEX (1605)
石油会社も脱炭素の時代に入りました。 石油· 天然ガスの開発を主事業とするINPEXでは、 2050年のカーボンニュートラルに向け、 水素 · アンモニア技術の開発に取り組んでいます。
天然ガスを改質して水素を取り出し、 その際発生し たCO₂をCCS* · CCUS*を利用して回収 · 利用することで、CO₂排出量を実質ゼロとするブルー水素の技述開発を推進しています。
新潟県柏崎市でプラントを製造すると共に、 アラブ首長国連邦のアブダビでもプラントを建設しています。 2030年までに、 年間10万トン以上を生産することを目標としており、 新たなエネルキー源として着目されています。
さらに、 水素とCO₂を反応させてメタンを製造する技術であるメ タネーションにも取り組んでいます。 ブルー水素を利用して製造 れたメタンは、 CO₂排出量が実質ゼロです。 また、 保管 · 輸送に莫大 な投資が必要となる水素とは異なり、 メタンは既存のインフラを 用することができるため、 早期の導入拡大が期待されています。
*CCS Carbon dioxide Capture and Storage の略。 工場などから発生した CO₂を回収、 地中に貯蓄する技術
CCUS Carbon diaxide Capture Utilization and Storage の略。
工場などから発生した CO₂を回収、 古い油田からの石油抽出などに利用する技術
(11/24 終値 Y!ファイナンスより)
株価は上昇基調ですが、原油価格の高騰、下落に影響を受けることが多くなっています。12月配当に向けて株価はもう少し上がる余地もあると思います。
個人的には権利落ち後、新NISAで買い増しできればと思っている銘柄です。