日経平均株価は前日比168円62銭安の3万2402円41銭と続落し取引を終えました。
前日の米株式相場の下落を受け、値がさ株を中心に売り優勢で始まりました。
米長期金利が約16年ぶりの高水準まで上昇したこともハイテク株の重荷として意識され、寄り付き直後に日経平均は下げ幅を400円強まで広げる場面もありました。
ただ、日銀が金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維持を決定したことで金融政策への不透明感が和らぎ、日経平均は下げ幅を縮めていきました。
サプライズへの警戒感が後退し、短期筋を中心に日本株を買い戻す動きが優勢となりましたが、取引終了後に植田総裁の記者会見を控え、様子見ムードは根強く、日経平均は今日もマイナス圏で取引を終えました。
私の保有銘柄で値上がり率トップは今日も丸三証券でした。
続いては、スカパーが値を上げました。こちらも株価は堅調に推移しています。
続いて、池田泉州ホールディングス、明和地所、INPEXの順で値を上げました。
一方、値下がり率トップは、飯野海運でした。
続いて、関西電力、アステラス製薬、東洋製罐、商船三井の順で値を下げました。
含み益は 前日から
−6万となりました ○o。.
今週は +1342で終わりました。
(日銀)
植田総裁は、現在の金融緩和策を修正する時期について「現状、目標の持続的安定な達成を見通せる状況には至っておらず粘り強く金融緩和を続ける必要がある。実現が見通せる状況になれば政策の修正を検討することになるが、現時点では経済物価をめぐる不確実性は極めて高く政策修正の時期や具体的な対応について到底、決め打ちはできない」と述べました。