ボクシングルール/プロテスト プロボクサーの年齢制限は17歳以上34歳まで.
37歳に達した時は自動的にライセンスは失効だったが、37歳定年制度撤廃へ JBC理事会で正式決定
定年により引退した元プロボクサーは、頭部MRI検査などで問題がなければ復帰できる。復帰条件を最終試合から何年にするかを協議しており、3年から5年程度になる見込み。
海外では定年はない

プロテストは年に何回ありますか?
不定期 ※東京地区の2019年度の開催実績は年間9回

日本プロボクシングコミッション(JBC)が行うプロテストの受験資格は、以下の3点です。
1.日本プロボクシング協会(JPBC)加盟のボクシングジムに所属していること。
2.17歳〜34歳までの男女(未成年者の場合、親権者の承諾書が必要)
3.コミッションドクターによる健康診断に合格すること。

プロボクサーになれる確率は
各ジムにて各選手が合格レベルに達しているかどうかある程度評価しているため、合格率は約90%以上と比較的高くなっています。
プロテストの難易度はとてつもなく高いわけではないので、所属事務のトレーナーときちんと相談、そして練習を積んでいくことで、プロになる確率を高めることができます。

プロボクサーになるには視力は
コミッションの規定により、プロテスト受験時に左右共に0.6以上というルールがございます。 これは近視の方の場合「網膜剥離」になる危険性が高まるという健康管理の観点から設けられた事



プロボクサー新人テスト受験要項
https://jbc.or.jp/testguidelines/

■ 試験開催日(東京地区)

不定期 ※東京地区の2019年度の開催実績は年間9回
■ 試験会場(東京地区)

後楽園ホール (〒112-8575 東京都文京区後楽1-3-61 (株)東京ドーム内)
■ 受験資格

1.満16歳から満34歳までの男女(申込時に満34歳であれば受験可 試合出場は17歳から)
2.コミッションドクターによる健康診断(B型肝炎検査、頭部CT検査※30歳以上の者はCTに代わり頭部MRI検査、女子はテスト日から30日前以内の妊娠反応検査含む)に合格した者
3.受験地における各地区ボクシング協会加盟ジムに所属している者

※B級テスト受験資格
上記に加え、アマチュアで全日本ランキング10位以内相当の実績を有する者
■ 必要書類

1.プロボクサー新人テスト申込書(マネージャーの記名、押印のあるもの)
2.コミッションドクターの診断に基づく健康診断書
3.親権者の承諾書(未成年者のみ)
4.一般社団法人ボクシング連盟の戦績証明(B級テスト受験者のみ)
5.外国人登録証及び健康保険証のコピー(外国人の場合)
■ 受験料

1.男子C級テスト 11,000円
2.女子C級テスト 11,000円
3.男子B級テスト 11,000円
4.女子B級テスト 11,000円
■ プロボクサー新人テストの免除

アマチュア戦績が、不戦勝を除いて5勝以上の実績を有する者は、社団法人アマチュアボクシング連盟の戦績証明に基づき、審査のうえC級テストを免除される場合があります。
■ 受験時の注意

1.受験者
・受験者は受験票を持参してください。
・受験者はマウスピース、バンデージ、へッドギア(ノーズガードのないもの)、ノーファールカップを持参してください。女子は上記に加えチェストガードとアブドメンガード(ノーファールカップでも可)を持参してください。B級受験者はロープを持参してください。
・男子のスパーリングは上半身裸で行います。グローブの紐は必ず外側で結び、リングシューズの紐を確認してリングに上がってください。
2.ジム関係者
・必ずマネージャー、トレーナー等のジム関係者の付き添いをお願いいたします。
・スパーリング中は選手への指導、声援等は慎んでください。また、ミット打ち等の音の出る練習は控え、静粛にお願いいたします。
・ライセンスを所持しない一般者の入場、また、テスト風景の撮影は禁止となっています。
・テストの際の健康管理はコミッションドクター立ち会いの下に厳重に行いますが、不可抗力の事故等に関してはJBCは責任を負いません。従ってテスト受験者はスポーツ保険等へ加入が望ましい。
■ 受験当日の流れ(東京地区)

1.受験者は受験開始30分前迄に、後楽園ホール4階控室に集合してください。
2.試験官からの説明の後、筆記テストを受験してください。
3.筆記テスト終了後、計量を行います。
4.計量終了後、コミッションドクターによる検診を受診して下さい。
5.検診が終了した受験者は後楽園ホール5階に移動し、実技テスト(スパーリング2R)の準備を始めてください。
6.試験官により組み合わせが発表され、スパーリング時の注意が行われた後、実技テストを行います。

試験の内容は筆記テストと実技テスト

プロテストの内容は筆記テストと実技テストとなっているものの、実質的には実技テストがすべてといってもいいです。

筆記テストは簡単なルールを確認するようなものとなっており、所属ジムで練習生としてトレーニングを積んでいれば、ほぼ確実に合格できます。

実技テストは受験者同士によるスパーリング形式で行われ、受験者はヘッドギアを着用して1ラウンド2分30秒、インターバル30秒で2ラウンドのスパーリングを行います。

テストではワンツーパンチを基本とする攻撃と、ガードを中心とする防御の能力が審査されます。
スパーリング形式のテストといっても勝ち負けは関係なく、採点は絶対評価です。

一人ひとり、基本が身についているかを評価されますので、スパーリングを行った2人ともに合格することもあれば、2人とも不合格となることもあります。

■ 合格発表(東京地区)

合格発表はテスト翌日13時より、後楽園ホール5階事務所、4階控室通路に掲示いたします。お電話でのお問い合わせは下記までお願いいたします。
尚、合格通知は各ジム宛に発送いたします。
一般財団法人日本ボクシングコミッション
TEL. 03-3816-5761
■ 合格後の手続き

合格者は、合格通知受領後2週間以内にライセンスの申請手続きを行ってください。