たまには、ちょっと気持ちの吐き出しを。
主人が亡くなって、毎日つらいのはそうなのですが、
特につらかったことをいくつか。
次男の誕生日
4月にあった次男の誕生日。
去年は主人がハッピーバースデーの歌を歌うとき、
長男と次男の名前を間違って歌って、みんなで大笑いしたことを思い出して、
どうして今日ここにいないんだろうとたまらなくなりました。
主人は、毎年子どもの誕生日にはカードにメッセージを書いてくれていました。
でも今年は私のメッセージだけ。
それがとてつもなくさみしくて、苦しい。
彼の書いてくれるメッセージは、いつも子どもたちに好きなことを思い切り楽しんでほしい、
いろんなことにどんどんチャンレジしてほしいという思いが溢れていて、
私にそれがしてあげられるかな・・・と不安な気持ちになりますが、
できる限り彼の遺志を引き継いでいきたいな、と思っています。
できる、限り・・・苦笑
私の誕生日
そして5月、私の誕生日。
36歳になりました。
主人はなれなかった36歳。
私と同級生の主人は、私より誕生日が遅いので、私の誕生日が来ると
「おめでとう。あなたの方が年上になったね~」とニヤニヤするのが毎年のお決まりでした。
今年はきっと「アラフォーだね」って笑ってくれると思っていたのに。
これからはずっと私の方が年上。
一緒に歳を重ねられなかったこと、思い知らされる日になりました。
そんな思いだったので私は今年の誕生日、全然嬉しくなかったのですが、
長男が折り紙で作ったお花をくれたり、
次男がまだ字がうまくかけないのに36と書いたお手紙をくれたりして、
ちょこっとだけ気持ちがほっこり。
資格の喪失手続き
主人は学生時代、とある資格を取得しました。
横で一生懸命勉強するのを見てきた私。
20歳ですべての試験に一発合格して、
「また挫折できなかった~」と冗談を言って笑っていた彼。
(彼はその資格に関わらず、受験や趣味で受けたものも含め、試験という試験に一度も落ちたことがなかった。すごい。)
そんな、一生懸命勉強して取った資格の喪失手続きを、私がやらなければいけなくて・・・
それが、本当に、つらかった。
私の手で、剥奪するんだって。
書類を書きながら涙が止まらず。
書類をポストへ出しに行く足取りが本当に重くて重くて、
ごめんね、ごめんねと何度も彼に謝った。
つらい手続きはたくさんあったけれど、
これは、やっぱりつらかった。