中耳炎により、高熱を出した息子。
病院の帰り、「そういえばアメリカにも冷えピタがあるって聞いたことあるな〜」と思い、ファーマシーに寄ってこちらを買ってきました。
アメリカ版冷えピタ子ども用！！
小林製薬のものなので、日本のとほぼ同じものかと。
日本の子ども用を買ったことがないので違いがよくわかりませんが、可愛いミッキー＆ドナルド柄。
ちなみにお値段、４枚入りで$5.3(約600円)。
たっか！！！
超高級品です。
でもうっかり買ってしまいました。
しかし・・・私たちは忘れていたのです・・・
今はぐったりして私たちに身を預けている息子も・・・
少しでも復活すれば暴れん坊将軍になることを・・・！！！
**********
その日の夜。
息子が寝静まった頃、私たちのミッションは開始した。
ズバリ「息子のおでこに冷えピタを貼ってやろう大作戦」である。
息子が起きている間に貼ろうものなら、速攻で「なんじゃこりゃー」と剥がされるに決まっているし、私たちに与えられたチャンスは寝ている時だけ。
しかも、起こしてもならない。
私はイメージトレーニングをした結果、「やっぱ無理じゃない？
」と思い、主人に
「私は先に寝るから、貼りたいなら貼ってやってちょーだい」と言い残し、さっさと就寝。
しかし、しばらくすると、主人が一人でこのミッションを遂行するべく、冷えピタ片手にそーっと寝室に入ってきたのを確認し、私もいてもたってもいられなくなり、やむなくそのミッションに参加することに。
まずは、息子の位置確認。
クリブで寝ている息子の位置を把握したいが、電気をつけるわけにはいかないので、隣の部屋の電気をつけて間接的に息子を照らす。
そして、なんともラッキーなことに息子が仰向けで寝ていることを確認！！
これは・・・行ける！！！
無言で頷き合う私たち。
息子のおでこにそっと手を当て、熱の具合を確認した後、冷えピタを貼ろうとフィルムを剥がしたら・・・
「・・・・うーーー・・・」
ターゲット、やや唸りながら、まさかのうつ伏せへと体勢チェンジ
そのまま唸りながら、ゴロゴロゴロゴロ転がって、クリブの柵にガンガンぶつかりまくる息子。
これは・・・やばい！！！
ヒヤヒヤしながら見守っていると、またもやうつ伏せで落ち着く息子。
ふー・・・起きなかった。
でもこれでは冷えピタが貼れない。
どうしようかと思っていると、主人がジェスチャーで私に「息子を仰向けにしろ」と言ってくる。
ええぇ・・・と思いつつも、高級品の冷えピタのフィルムを既に剥がしてしまっていたので、なんとか貼ってやりたい一心でちょっとずつ息子を仰向けに転がすことを試みる私。
「うぅぅーーーー・・・」
寝ながらぐずる息子。
そこへ、主人が息子のおでこに冷えピタをペタッ！！！
「・・・うあーーーーーーーん
」
やっぱり起きたーーーーーー
いきなり冷たいものがおでこに貼られてびっくりしたのか、息子、寝ぼけながらも泣きながら起き上がって冷えピタをぺりっ、ポイッ
す、捨てられた・・・
慌てて、どこに行ったかわからなくなった冷えピタを探すべく、真っ暗な中、息子の身体をペタペタ触りまくる主人。
そして、どんどん起きて、「うぎゃーーーー」と泣く息子。
さ、最悪だ・・・
その後は、もう起きてしまったものは仕方がないので、私がひたすらあやす、あやす。
しかし、寝ているところを無理やり起こされた坊っちゃまの怒りはなかなか収まらず、悲鳴のようなギャン泣きが深夜の寝室に響き渡る・・・
完全なる作戦失敗
「なんてことを・・・」と白目の私。
「申し訳ない・・・
」という顔の主人。
やむなく、悲鳴をあげながら泣き叫ぶ息子を、私はひたすら抱っこしたりしてあやし続けましたとさ・・・
（長期戦になるので、主人には先に寝てもらった・・・でもさすがに失敗の責任を感じたのか、しばらく私の背中をさすってくれた・・・）
結局、冷えピタはおでこではなく、首の後ろに貼ってあげましたとさ。
ミッション失敗の代償は、大きかったのであった・・・
余談
今はすっかり熱は下がってご機嫌です。
鼻水はまだズルズルですが、ドクター曰くもう他の人に移ることはないとのことだったので、私たちもほっと一安心〜
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