「爆発するソーシャルメディア」 佐々木俊尚氏
基調講演(2)
「ソーシャルネットワークが作る次世代ウェブの世界」
ITジャーナリスト 佐々木俊尚氏
・情報過多の時代
・「洪水のような情報から必要なものをいかに掠め取るか」が重要に。*1
・しかも最近、googleへの信頼感が揺らいできている。
∵圧力に屈しないというウソがばれつつある
検索結果が最大公約数的で物足りない、という人が出てきている。
・そこで、ソーシャルメディアの編集力
・また、ソーシャルメディア内の人間関係ダイアグラムの担保力も必要とされてきている。
・ソーシャルメディアは巨大化すると編集力が落ちる(衆愚化)。
・母数をいかに絞るかが、これからのソーシャルメディアのキモの1つ。*2
・もう1つは、マイニング・レコメンデーションの精度向上。*3
・検索しかり広告しかり、すべて「その人にとっての情報確度向上」の方向に進むだろう。
・Secondlifeについて
・ネット関係者が誰もやっていないのに、毎日のように企業が出店しているこの不思議。(会場笑)
企業がこれだけ出店するのは、稟議に通りやすいから。それだけ。
・はっきり言って、流行るとは思いません。(会場爆笑)
・ただし、ユーザーの「皮膚感覚」を最も伝えられるメディアであるという点では、可能性あり。
・リビングで普段の感覚で出来るメタバースができれば、あるいは。
・twitterが流行っているのも、この「皮膚感覚」を求める潮流のためだと思う。
■感想
佐々木さんってここまでバッサリ切る人だったんだ。
「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?」で西村博之氏をなだめてるから、もっと大人な方かと思ってた。
いや、モヤモヤしてたこと(Secondlifeどうなん?など)をバッサリ切ってくれてキモチいいです。