ご意見・ご感想
大 募 集 中
※注意事項
1.人が死にます
2.残酷な描写があります
3.言葉使いが汚い場合があります
↑のことが苦手な方は
読まないことをオススメします
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零崎獄識の人間考察
第二章~零崎獄識の人間考察≪第十話:『最初で最後の嘘・前編』≫~
「―――――という訳でバン、今から来てくれないか?――」
「ん?―――いいけど、『流鏑馬』なんて聞いたことないよ――」
「無名のプレイヤーじゃないか?――俺等に勝って名を上げようと思ってんじゃないのか?――」
「――ふ~~ん――そんな感じか?――まぁ、色々調べとくよ――」
「とりあえず、俺がよく利用してるビジネスホテルに来てくれ――」
「了解――イズは?――」
「3時間前に言っておいた――待ち合わせ時間までまだ余裕があるから―――多分、間に合うだろ―――」
「――――難しいな―――あのイズだし――」
「――――『昔』はそうでもなかったんだが――『ある人』の影響で性格が変わるは髪の色は赤くするはな、一応、『妹』だから心配だ――」
「―――イズはロスのこと『は』兄と思っていないけどね――俺も思って『ない』けど――」
「お前もお前で酷いな――とりあえず、一回来いよ――」
「了解――またあとでね――」
―――待ち合わせ時間から―――
「――――あいつ――どこで何してやがる――」
「――まぁまぁ、そう怒らず――いつものことじゃん――もう少し待ってやろうよ――」
――――――5時間後――――――
「―――あの野郎―――殺す―――」
「―――流石に5時間はないね――」
「みんないるかぁ?」
「遅いぞ!イズ集合時間から5時間も遅刻してる――」
「わりぃわりぃ、その頃京都にいた――」
「京都?フェイ『ちゃん』に会いに行ったのか?」
「『ちゃん』はやめてください!!」
「いや―――連れてきた――――」
そこには、顔を少し膨らましたフェイちゃんがいた――中々、かわいい顔だ――
「まったく、ロス兄何回言ったら分かるんですか?」
「おい!イズなんでフェイちゃ――」
睨みつけるような殺気を感じた――
「――フェイを連れてきた!?」
「なんでって――『二対ノ最骸(オルトロス)』をやるにも『1人』たりねぇだろ」
「二対の最骸?」
「私とロスとバンとルカの4人でやってた『チーム』だ」
「こら!余計なこと言うな!!」
「まぁ、いいんじゃない?もう、バレてんだからさ」
ニヤニヤした顔で言いやがって―――まぁ、何だかんだで計画通りだ――本当はもう少しあとにフェイを呼ぶつもりだったんだが――
「バン―――お前は――――はぁ、わかった――フェイが加わることを認めるよ――」
「よっしゃぁ!!んじゃ、詳しく話すぜ!!まず、そこにいる『メガネかけた白衣姿の男』が零崎楯識だ――」
「よろしく、オルトロスでは後方支援専門だね」
思わず笑いそうになった――お前のどこが後方支援だよ――
「よろしくお願いします」
「詳しいことを説明すんぞ!」
そうイズがいう言った――説明は俺か――
流鏑馬一族が圧織と獄識に挑戦状を送ってきて、そこには「『二対ノ最骸』で来い」と書かれていたということ説明した――
「なるほど――分かりました―――協力します!」
「まずは、近場なら『流鏑馬葉月』って奴が近いよ」
「どんな、野郎だぁ?そいつ――」
そういうと、楯識は得意げに懐から手帳を取り出す――
「『流鏑馬葉月』
年齢は不明
二つ名は『群青魔神(メビウスシンドローム)』
武器は長梢子棍?
要は二つの棒みたいなのに鎖が付いたやつね」
「すごい!」
「いつもながらすごい情報網だね」
だが、最近メンバーを代えたんじゃなかったかな?――
「やっぱ、お前はサイコーだなぁ~」
「す、すごい――――どこから、そんな情報どこから調べてくるですか?」
「ん?企業秘密―――まぁ、俺より『人殺の兄弟』のほうがすごいよ」
「え!?すごいんですね!!私の『家族』」
「まぁ、ロスなんかが最初の『家族』だとそうなるか―――――」
「なっ!俺が悪いのか!?」
「あぁ、そうだ!!」
まぁ、そうですね」
結局は、そうなるね」
「3人して―――こうなりゃ、『昔』に戻ってやるよ!」
「それは、やめろ!!」
やめてくれ!ロス!!」
「え!?――『昔』のってどういうことです!?」
「いや、知らない方がいい――――」
イズめ――恐怖に包まれた顔して言いやがって――フェイが俺のこと怖がったらどうするんだ――それは精神的にダメージが――
「わ、わかりました―――」
「じゃぁ、挨拶も終わったしそろそろ行くか!」
「わかったよ」
わかりました」
了解」
それから、俺等4人で『流鏑馬葉月』に会いに行くことにした――
計画ではルカと合流するはずなんだが――あいつちゃんと来るかな――
≪零崎獄識の人間考察第十話・前編:完≫
「―――――という訳でバン、今から来てくれないか?――」
「ん?―――いいけど、『流鏑馬』なんて聞いたことないよ――」
「無名のプレイヤーじゃないか?――俺等に勝って名を上げようと思ってんじゃないのか?――」
「――ふ~~ん――そんな感じか?――まぁ、色々調べとくよ――」
「とりあえず、俺がよく利用してるビジネスホテルに来てくれ――」
「了解――イズは?――」
「3時間前に言っておいた――待ち合わせ時間までまだ余裕があるから―――多分、間に合うだろ―――」
「――――難しいな―――あのイズだし――」
「――――『昔』はそうでもなかったんだが――『ある人』の影響で性格が変わるは髪の色は赤くするはな、一応、『妹』だから心配だ――」
「―――イズはロスのこと『は』兄と思っていないけどね――俺も思って『ない』けど――」
「お前もお前で酷いな――とりあえず、一回来いよ――」
「了解――またあとでね――」
―――待ち合わせ時間から―――
「――――あいつ――どこで何してやがる――」
「――まぁまぁ、そう怒らず――いつものことじゃん――もう少し待ってやろうよ――」
――――――5時間後――――――
「―――あの野郎―――殺す―――」
「―――流石に5時間はないね――」
「みんないるかぁ?」
「遅いぞ!イズ集合時間から5時間も遅刻してる――」
「わりぃわりぃ、その頃京都にいた――」
「京都?フェイ『ちゃん』に会いに行ったのか?」
「『ちゃん』はやめてください!!」
「いや―――連れてきた――――」
そこには、顔を少し膨らましたフェイちゃんがいた――中々、かわいい顔だ――
「まったく、ロス兄何回言ったら分かるんですか?」
「おい!イズなんでフェイちゃ――」
睨みつけるような殺気を感じた――
「――フェイを連れてきた!?」
「なんでって――『二対ノ最骸(オルトロス)』をやるにも『1人』たりねぇだろ」
「二対の最骸?」
「私とロスとバンとルカの4人でやってた『チーム』だ」
「こら!余計なこと言うな!!」
「まぁ、いいんじゃない?もう、バレてんだからさ」
ニヤニヤした顔で言いやがって―――まぁ、何だかんだで計画通りだ――本当はもう少しあとにフェイを呼ぶつもりだったんだが――
「バン―――お前は――――はぁ、わかった――フェイが加わることを認めるよ――」
「よっしゃぁ!!んじゃ、詳しく話すぜ!!まず、そこにいる『メガネかけた白衣姿の男』が零崎楯識だ――」
「よろしく、オルトロスでは後方支援専門だね」
思わず笑いそうになった――お前のどこが後方支援だよ――
「よろしくお願いします」
「詳しいことを説明すんぞ!」
そうイズがいう言った――説明は俺か――
流鏑馬一族が圧織と獄識に挑戦状を送ってきて、そこには「『二対ノ最骸』で来い」と書かれていたということ説明した――
「なるほど――分かりました―――協力します!」
「まずは、近場なら『流鏑馬葉月』って奴が近いよ」
「どんな、野郎だぁ?そいつ――」
そういうと、楯識は得意げに懐から手帳を取り出す――
「『流鏑馬葉月』
年齢は不明
二つ名は『群青魔神(メビウスシンドローム)』
武器は長梢子棍?
要は二つの棒みたいなのに鎖が付いたやつね」
「すごい!」
「いつもながらすごい情報網だね」
だが、最近メンバーを代えたんじゃなかったかな?――
「やっぱ、お前はサイコーだなぁ~」
「す、すごい――――どこから、そんな情報どこから調べてくるですか?」
「ん?企業秘密―――まぁ、俺より『人殺の兄弟』のほうがすごいよ」
「え!?すごいんですね!!私の『家族』」
「まぁ、ロスなんかが最初の『家族』だとそうなるか―――――」
「なっ!俺が悪いのか!?」
「あぁ、そうだ!!」
まぁ、そうですね」
結局は、そうなるね」
「3人して―――こうなりゃ、『昔』に戻ってやるよ!」
「それは、やめろ!!」
やめてくれ!ロス!!」
「え!?――『昔』のってどういうことです!?」
「いや、知らない方がいい――――」
イズめ――恐怖に包まれた顔して言いやがって――フェイが俺のこと怖がったらどうするんだ――それは精神的にダメージが――
「わ、わかりました―――」
「じゃぁ、挨拶も終わったしそろそろ行くか!」
「わかったよ」
わかりました」
了解」
それから、俺等4人で『流鏑馬葉月』に会いに行くことにした――
計画ではルカと合流するはずなんだが――あいつちゃんと来るかな――
≪零崎獄識の人間考察第十話・前編:完≫
零崎陰織の人間裁判
第一章~零崎陰織の人間裁判≪第十三話(最終話):『陰織の決意』≫~
「―――零崎一賊が全滅した――」
なんだ――『そんなこと』か―――
「――あれ?驚かないの?――」
「えぇ――『兄』がそう予言していたものですから――」
そう――バン兄の言ったとおりだ――
「お兄さんも零崎?――」
「そうですよ――『本当の家族』は死にましたし――それに、今は零崎一賊が『本当の家族』ですし――」
「――零崎なら報復に行くと思うんだけど――違うの?――」
普通ならそうだ――でも、バン兄やロス兄が勝てなかった相手に私が勝てるわけない――それに、私には『約束』がある――こんなとこで死ぬ訳にはいかない――
「そうですね――でも、その前にやることがあるんです――」
そう――私だって報復に行きたい――復讐したい――でも、私が『今』やることではない――悲しいけど、報復が私のやることではない――
「家族の無念より?――」
「えぇ――私一人の感情より――家族からの頼みの方が重要ですから――」
「頼み?――どんなの?――」
頼み――いや、約束かな――
「―――零崎一賊の再建です―――」
そんなこと言ってる場合ではない――今からでも――行動しなきゃ――
「では――私はもう行きますね――」
「え!ええ?――私もついていく!!――今のところ陰織ちゃんが一番強い!!」
「意味になってないですよ――」
そんなことを言いながら、歩き出した――
待っててね――お姉ちゃんお兄ちゃん達――必ず、約束果たすから――
――――――5年後――――――
とある街の路地にて――
「やっちゃった――まぁ、いいっか――なんかすっきりしたし――」
そこには、返り血を浴びた一人の少年がいた――
「――ねぇねぇ――『これ』貴方がやったの?――」
振り返るとそこには『浴衣姿の髪の長い女性』がいた――
少し違和感がある――
「君は人殺しは初めて?――」
「あ、当たり前だろ!!――人殺しは法律で禁じられる!!――」
「ふふ――そうね――」
「何が可笑しいの?――」
「いえ――昔のことを思い出してしまってね――」
違和感に気付いた――この人左腕がない――正確には、左腕の膝下からない――
「――ねぇ――私の『家族』にならない?――」
「え―――何言ってるの?――」
「私は全国に――いや、世界にいる『殺人鬼』を集めてるの――君も多分『私達』と一緒だと思うの――」
「な――何を言ってるの!?――俺が殺人鬼!?――たった、一度の殺人でそこまでいかないよ!!」
「分かるのよ――君はこれから、もっと殺すよ―――私と『同じ』だから――それに、すっきりしたんじゃないの?――」
確かに、すっきりした――
「――じゃぁ、か、仮にアンタの『家族』になれば――何があるの?――」
「――そうねぇ~―――『掛け替えの無い兄弟』が見つかるわ――」
「そんなのいらないよ――今までだって一人だったし――これからも一人で生きていく!!」
「ふふ――なら、『一人』でいればいいわ――でも、『家族』がいれば『独り』にはならない――」
「―――本当に『独り』にはならないんだな?――」
「えぇ――私達『家族』は『家族』を裏切らない――」
「―――なら、一緒にいく―――『一人』は平気だけど――『独り』は嫌だ――」
「そう――なら、名前を教えて――」
「――茲野衛哉喜(ココノエサイキ)――」
「じゃぁ、貴方は今から『零崎才識(ゼロザキサイシキ)』ね――よろしく才識――私達『零崎一賊』は貴方を心の底から歓迎するわ――」
「『零崎一賊』?何それ?――」
「私達殺人鬼が集まる――最高の『家族』よ――」
「――へぇ~――じゃぁ、アンタは零崎何て言うんだ――」
「―――零崎陰織――この世で『最も好き』だった人が付けてくれた名よ――」
「『家族』って今何人いるの?――」
「『今は』14人――いや、才識くんが入ったから15人かな――」
「くんは辞めてくれ――『今は』って事は昔は多かったの?――」
「えぇ――5年前までは20人以上いたわよ――」
「へぇ~――どんな人達?――」
「そうねぇ~――まずは零崎獄織って言って―――
そんなことを話しながら、2人は歩きだした――
――零崎は滅びない―――
―――『血』ではなく『流血』で集うのだから―――
――――そして、そこに『家族』がいるのだから―――
≪零崎陰織の人間裁判第十三話(最終話):完≫
「―――零崎一賊が全滅した――」
なんだ――『そんなこと』か―――
「――あれ?驚かないの?――」
「えぇ――『兄』がそう予言していたものですから――」
そう――バン兄の言ったとおりだ――
「お兄さんも零崎?――」
「そうですよ――『本当の家族』は死にましたし――それに、今は零崎一賊が『本当の家族』ですし――」
「――零崎なら報復に行くと思うんだけど――違うの?――」
普通ならそうだ――でも、バン兄やロス兄が勝てなかった相手に私が勝てるわけない――それに、私には『約束』がある――こんなとこで死ぬ訳にはいかない――
「そうですね――でも、その前にやることがあるんです――」
そう――私だって報復に行きたい――復讐したい――でも、私が『今』やることではない――悲しいけど、報復が私のやることではない――
「家族の無念より?――」
「えぇ――私一人の感情より――家族からの頼みの方が重要ですから――」
「頼み?――どんなの?――」
頼み――いや、約束かな――
「―――零崎一賊の再建です―――」
そんなこと言ってる場合ではない――今からでも――行動しなきゃ――
「では――私はもう行きますね――」
「え!ええ?――私もついていく!!――今のところ陰織ちゃんが一番強い!!」
「意味になってないですよ――」
そんなことを言いながら、歩き出した――
待っててね――お姉ちゃんお兄ちゃん達――必ず、約束果たすから――
――――――5年後――――――
とある街の路地にて――
「やっちゃった――まぁ、いいっか――なんかすっきりしたし――」
そこには、返り血を浴びた一人の少年がいた――
「――ねぇねぇ――『これ』貴方がやったの?――」
振り返るとそこには『浴衣姿の髪の長い女性』がいた――
少し違和感がある――
「君は人殺しは初めて?――」
「あ、当たり前だろ!!――人殺しは法律で禁じられる!!――」
「ふふ――そうね――」
「何が可笑しいの?――」
「いえ――昔のことを思い出してしまってね――」
違和感に気付いた――この人左腕がない――正確には、左腕の膝下からない――
「――ねぇ――私の『家族』にならない?――」
「え―――何言ってるの?――」
「私は全国に――いや、世界にいる『殺人鬼』を集めてるの――君も多分『私達』と一緒だと思うの――」
「な――何を言ってるの!?――俺が殺人鬼!?――たった、一度の殺人でそこまでいかないよ!!」
「分かるのよ――君はこれから、もっと殺すよ―――私と『同じ』だから――それに、すっきりしたんじゃないの?――」
確かに、すっきりした――
「――じゃぁ、か、仮にアンタの『家族』になれば――何があるの?――」
「――そうねぇ~―――『掛け替えの無い兄弟』が見つかるわ――」
「そんなのいらないよ――今までだって一人だったし――これからも一人で生きていく!!」
「ふふ――なら、『一人』でいればいいわ――でも、『家族』がいれば『独り』にはならない――」
「―――本当に『独り』にはならないんだな?――」
「えぇ――私達『家族』は『家族』を裏切らない――」
「―――なら、一緒にいく―――『一人』は平気だけど――『独り』は嫌だ――」
「そう――なら、名前を教えて――」
「――茲野衛哉喜(ココノエサイキ)――」
「じゃぁ、貴方は今から『零崎才識(ゼロザキサイシキ)』ね――よろしく才識――私達『零崎一賊』は貴方を心の底から歓迎するわ――」
「『零崎一賊』?何それ?――」
「私達殺人鬼が集まる――最高の『家族』よ――」
「――へぇ~――じゃぁ、アンタは零崎何て言うんだ――」
「―――零崎陰織――この世で『最も好き』だった人が付けてくれた名よ――」
「『家族』って今何人いるの?――」
「『今は』14人――いや、才識くんが入ったから15人かな――」
「くんは辞めてくれ――『今は』って事は昔は多かったの?――」
「えぇ――5年前までは20人以上いたわよ――」
「へぇ~――どんな人達?――」
「そうねぇ~――まずは零崎獄織って言って―――
そんなことを話しながら、2人は歩きだした――
――零崎は滅びない―――
―――『血』ではなく『流血』で集うのだから―――
――――そして、そこに『家族』がいるのだから―――
≪零崎陰織の人間裁判第十三話(最終話):完≫
零崎陰織の人間裁判
第一章~零崎陰織の人間裁判≪第十二話:『零崎一賊壊滅』≫~
「おいおい――普通は階段から来て欲しいんだが――」
目の前には、黒いフードを被った男がいた――
「あれ?――貴方が『流鏑馬極月(ヤブサメゴクツキ)』?――」
じゃぁ、イズ姉を殺した『オレンジ色の女』は誰なんだろう――
「ここは――『ロス』と間違えて欲しかったけどな―――」
「ロス兄はそんな『真面目な事』を言いません!!――ん?なんでロス兄のこと知ってるんですか?」
「ふはははははは―――ロスもひでぇ言われようだな―――腹いてぇ――」
お腹を押さえてまで笑うこと言ったか?――
「―――質問に対して答えてやろう!――」
そう言いながら、フードを取り始めた――
「――俺は『元・零崎一賊』だ――」
「えっ!――性識さん!!」
そこに居たのは、つい先日一緒にいた人だった――
やっぱり――
「やっぱり―――貴方が黒幕でしたか――」
「ほぉ~、俺が黒幕って気付いてたか――ふははははは――おもしれぇ~――」
「はぁ~あ――これで―――やっと、『零崎狩り』ができる――」
そう言った瞬間、性識の体から有り得ない量の殺気が飛んできた――
「あ――ああ――あああああ――」
怖い――
体が震える――
逃げたい――
こんな恐怖は初めてだ!――
恐い怖い強い恐い怖い強い恐い怖い強い恐い怖い強い怖い恐い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い怖い恐い怖い恐い恐い怖い強い恐い怖い強い怖い恐い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い恐い怖い強い恐い怖い恐い怖い強い恐い怖い強い怖い恐い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い恐い怖い強い恐い怖い強い怖い恐い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い恐い怖い強い恐い怖い強い怖い恐い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い恐い怖い強い恐い怖い強い怖い恐い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い――
「何ビビってんだよ!――それでもこっちの世界の住人か?――『それでも、零崎か?』」
――はぁ―――落ち着け!私!!――今、『あいつ』なんて言った?――それでも、零崎か?だと?――
ふざけるな!!私は零崎陰織!!零崎圧織を姉に持ち!零崎獄識と零崎楯識を兄に持つ者だ!――
約束だから――もう、抑えなくていいんだね?――『ロス兄』――
「ああああああああああああああ!!――」
私は咆哮と共に全てのモノと取っ払った――
理性も――
武器も――
何もかも――
――そして、『本能』だけが残った――
―――殺す――殺す――
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す―――
――殺す!!
―――それからのことは覚えていない――覚えているのは――何も無い――
「ここは――どこ?――」
気が付くと、辺り一面瓦礫の山だった――
よく見るとチラホラと死体がある――
あれは――弥生?――
こっちは――皐月?――
2人いるから――大寒?小寒?――
あれは――誰?――あぁ、霜月――かな?
――じゃぁ、あれは極月?
極月だけ――いや、性識だけが――原型が無い――ただの肉塊――
「あらら――このビルまで壊すとは思わなかったよ――陰織ちゃんは強いね!――」
振り返ると神無月がいた――ヤバイ――武器もないし、体中が痛い――
「安心して、殺す気は無いから――」
「――信用しろとでも?――」
「――無理っかな?――でも、信じて――信用も信頼もしなくていいから――」
「――で、なんですか?――」
「えぇ~っと、貴方についてっていい?――」
はぁ?何言ってんの?こいつ――今の今まで敵だったじゃん――意味が分からない――
「困惑してる?――なら、理由を教えよう!!――私の名は『喜喜木奇沙羅(キキキキサラ)』――私は強い者に附き、弱いものから去る!」
「――え?終わり?」
「そうだよ!」
何この生物――理解できない――第一印象は知的は人だったのに――
「分かりにくいか――簡単に言うと、強い者と一緒にいれば刺激が味わえるから一緒にいたいの――」
「最初からそう言ってください!!――」
「あはははは――怒った?――かわいい!!――」
寒気がした――
「じゃぁ、今裏の世界で飛び回ってる情報を教えるよ――その代わり、私を一緒に連れてって――」
「なんです?」
「―――零崎一賊が全滅した――」
≪零崎陰織の人間裁判第十二話:完≫
「おいおい――普通は階段から来て欲しいんだが――」
目の前には、黒いフードを被った男がいた――
「あれ?――貴方が『流鏑馬極月(ヤブサメゴクツキ)』?――」
じゃぁ、イズ姉を殺した『オレンジ色の女』は誰なんだろう――
「ここは――『ロス』と間違えて欲しかったけどな―――」
「ロス兄はそんな『真面目な事』を言いません!!――ん?なんでロス兄のこと知ってるんですか?」
「ふはははははは―――ロスもひでぇ言われようだな―――腹いてぇ――」
お腹を押さえてまで笑うこと言ったか?――
「―――質問に対して答えてやろう!――」
そう言いながら、フードを取り始めた――
「――俺は『元・零崎一賊』だ――」
「えっ!――性識さん!!」
そこに居たのは、つい先日一緒にいた人だった――
やっぱり――
「やっぱり―――貴方が黒幕でしたか――」
「ほぉ~、俺が黒幕って気付いてたか――ふははははは――おもしれぇ~――」
「はぁ~あ――これで―――やっと、『零崎狩り』ができる――」
そう言った瞬間、性識の体から有り得ない量の殺気が飛んできた――
「あ――ああ――あああああ――」
怖い――
体が震える――
逃げたい――
こんな恐怖は初めてだ!――
恐い怖い強い恐い怖い強い恐い怖い強い恐い怖い強い怖い恐い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い怖い恐い怖い恐い恐い怖い強い恐い怖い強い怖い恐い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い恐い怖い強い恐い怖い恐い怖い強い恐い怖い強い怖い恐い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い恐い怖い強い恐い怖い強い怖い恐い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い恐い怖い強い恐い怖い強い怖い恐い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い恐い怖い強い恐い怖い強い怖い恐い怖い恐い恐い怖い恐い怖い恐い怖い強い怖い恐い強い怖い恐い怖い強い怖い恐い恐い強い怖い恐い――
「何ビビってんだよ!――それでもこっちの世界の住人か?――『それでも、零崎か?』」
――はぁ―――落ち着け!私!!――今、『あいつ』なんて言った?――それでも、零崎か?だと?――
ふざけるな!!私は零崎陰織!!零崎圧織を姉に持ち!零崎獄識と零崎楯識を兄に持つ者だ!――
約束だから――もう、抑えなくていいんだね?――『ロス兄』――
「ああああああああああああああ!!――」
私は咆哮と共に全てのモノと取っ払った――
理性も――
武器も――
何もかも――
――そして、『本能』だけが残った――
―――殺す――殺す――
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す―――
――殺す!!
―――それからのことは覚えていない――覚えているのは――何も無い――
「ここは――どこ?――」
気が付くと、辺り一面瓦礫の山だった――
よく見るとチラホラと死体がある――
あれは――弥生?――
こっちは――皐月?――
2人いるから――大寒?小寒?――
あれは――誰?――あぁ、霜月――かな?
――じゃぁ、あれは極月?
極月だけ――いや、性識だけが――原型が無い――ただの肉塊――
「あらら――このビルまで壊すとは思わなかったよ――陰織ちゃんは強いね!――」
振り返ると神無月がいた――ヤバイ――武器もないし、体中が痛い――
「安心して、殺す気は無いから――」
「――信用しろとでも?――」
「――無理っかな?――でも、信じて――信用も信頼もしなくていいから――」
「――で、なんですか?――」
「えぇ~っと、貴方についてっていい?――」
はぁ?何言ってんの?こいつ――今の今まで敵だったじゃん――意味が分からない――
「困惑してる?――なら、理由を教えよう!!――私の名は『喜喜木奇沙羅(キキキキサラ)』――私は強い者に附き、弱いものから去る!」
「――え?終わり?」
「そうだよ!」
何この生物――理解できない――第一印象は知的は人だったのに――
「分かりにくいか――簡単に言うと、強い者と一緒にいれば刺激が味わえるから一緒にいたいの――」
「最初からそう言ってください!!――」
「あはははは――怒った?――かわいい!!――」
寒気がした――
「じゃぁ、今裏の世界で飛び回ってる情報を教えるよ――その代わり、私を一緒に連れてって――」
「なんです?」
「―――零崎一賊が全滅した――」
≪零崎陰織の人間裁判第十二話:完≫
零崎陰織の人間裁判
第一章~零崎陰織の人間裁判≪第十一話:『復讐鬼・後編』≫~
「ここか―――」
そこには、13階建てのビル―――割と大きめのビルだな~―――
最近慣れてきた―――
中に入ろうとしたら、前に2人の男が出てきた――
「待て!!ここから先は――」
「――通行禁止だ!!帰れ!!」
なんか――ウザイ―――
「―――邪魔――」
複雑な思いはとっくに整理されていて、答えが出ていた―――
最初の決意と共に―――流鏑馬を潰す―――
「貴様!!これ以上近づくのなら――」
「―――我ら、流鏑馬一族が門弟!!――」
「――大寒と!!――」
「――小寒が!!――」
「お相手いたそう!!
お相手いたそう!!」
「だから―――邪魔だって―――」
めんどくさい―――もう死ねよ――
そう思いながら、『得物』を持ち、一人はそのまま振り下ろし――もう一人は柄に付いている鎖鎌で首を撥ねた――
「―――なんか―――もう、どうでもいいや―――」
そんなことを思いながら、中に入る――
――1階――
「――階段しかない―――上るか―――」
――2階――
「なんか、色々置いてあるけど―――誰もいない――」
真白――置いてある家具も真白―――
――3階――
「教会?―――なんで――」
3階が大きな教会になっていた――でも、誰もいない―――
ここまで――殺気も気配もない―――
――4階――
「ん?―――誰かいる?―――」
4階は和風の庭になっていた――
「おせぇよ―――殺すぞ――おい!!」
『タバコを吸っている女』が怒鳴ってきた――
「―――はい?―――何こいつ?――」
なんか、こいつらに敬語(?)を使う必要ないな――
「んじゃ!!死ねごらぁ!!」
そういうと私目掛けて飛んできた―――速い!――
―――だから何?―――
「これより、流鏑馬弥生に判決を下す!!」
「罪状!零崎一賊に敵対した罪!!」
「死刑に称す!!死刑方法!!断罪!!」
思いっきり『得物』を、振り上げて―――弥生目掛けて振り下ろす―――
「ぐはっ!!―――」
何も言わず、そのまま上に上がった――
――5階――
「また――誰もいない――」
そこには、ありとあらゆる武器が置いてあった――
――6階――
ここは、美術館みたいだな――
「なんだぁ――弥生は死んだか―――あいつ嫌いだったんだよなぁ――」
今度は、『ショートヘアーの女』がいた――
「私は、流鏑馬皐月って言うんだ!――よろしく!!」
「――はぁ~もう噛ませ犬は要らないよ―――」
「いくぞ!!」
そう言って、刀を抜いてこちらに来た――
「これより、流鏑馬皐月に判決を下す!!」
「罪状!零崎一賊に敵対した罪!!」
「死刑に称す!!死刑方法!!断息!!」
言い終えると、柄に付いていた鎖鎌を使い皐月の首を絞めた――
「うっ!――だが、私はこのくらいじゃぁ、死なねぇよ」
「知ってる―――」
そして、斧を横に振り、首を撥ねた――
「さて、あと、3人?」
――7階――
滝があった――えっ!なんで?――
――8階――
拷問器具が散乱してる――だが、誰もいない――
「せめて、片付けてよ――」
――9階――
ここは、道場か――ん?もしかして、各階ごとに本当は一人の流鏑馬一族がいたんじゃないかな?――
そうなると、ここは9階だから、長月?――でも、4階が弥生だから、葉月?――
――10階――
あたり一面の棚に薬がびっしりと並べてあった――
「何の薬だろ?――ん?――青酸カリ――鳥兜―――これって全部毒―――なんこか貰っとこ――」
――11階――
迷路?――
「零崎の者?―――名はなんて言うの?」
髪の長い女がこっちを見ながら言った――
「陰織――零崎陰織――」
「可愛らしい少女ね―――私は『流鏑馬神無月』って言うの――ここにいるって事は――皐月ちゃんと弥生ちゃんは殺されたのかしら?――」
「ええ――2人とも、死刑を執行しました――」
「そっか――じゃぁ、残りは3人か―――思っていたより、弱いな――ここ―――」
「ええ――私一人で2人殺されるのは、はっきり言って弱すぎます――」
「そうよねぇ~―――弱すぎるよねぇ~――じゃぁ、そういうことで!」
そういうと迷路の中に消えていった――
「あ!!ちょっと待って!!」
追いかけたが、見失った――逃げられた?――
「まぁ、いいや――上行こ―――」
――12階――
11階は真っ暗だった――何も見えない――
「何ここ――ん?――誰かいる――」
暗闇の中、殺気を感じた――
「出てきたら?――いるのは分かってますよ――」
「――――――――――」
まぁ、いいや――めんどいし大技で終わらせよ――階数的に霜月?――
「これより、流鏑馬霜月に判決を下す!!」
「罪状!零崎一賊に敵対した罪!!」
「死刑に称す!!死刑方法!!断砕!!」
柄に付いていた鎖を持ちグルグルと回し始めた――そして、殺気の方へ投げつけた――
「んっ―――――――」
声がした――とにかく、ここ暗いから壊そう――
そのまま、同じ動作を12回繰り返した――
最後に自分自身の真上に投げた――
すると、回りの壁が壊れて上の階が落ちてきた――
自分は上に空いた穴のおかげで無傷――
霜月は潰された――
可哀想に――
「おいおい――普通は階段から来て欲しいんだが――」
目の前には、黒いフードを被った男がいた――
≪零崎陰織の人間裁判第十一話・後編:完≫
「ここか―――」
そこには、13階建てのビル―――割と大きめのビルだな~―――
最近慣れてきた―――
中に入ろうとしたら、前に2人の男が出てきた――
「待て!!ここから先は――」
「――通行禁止だ!!帰れ!!」
なんか――ウザイ―――
「―――邪魔――」
複雑な思いはとっくに整理されていて、答えが出ていた―――
最初の決意と共に―――流鏑馬を潰す―――
「貴様!!これ以上近づくのなら――」
「―――我ら、流鏑馬一族が門弟!!――」
「――大寒と!!――」
「――小寒が!!――」
「お相手いたそう!!
お相手いたそう!!」
「だから―――邪魔だって―――」
めんどくさい―――もう死ねよ――
そう思いながら、『得物』を持ち、一人はそのまま振り下ろし――もう一人は柄に付いている鎖鎌で首を撥ねた――
「―――なんか―――もう、どうでもいいや―――」
そんなことを思いながら、中に入る――
――1階――
「――階段しかない―――上るか―――」
――2階――
「なんか、色々置いてあるけど―――誰もいない――」
真白――置いてある家具も真白―――
――3階――
「教会?―――なんで――」
3階が大きな教会になっていた――でも、誰もいない―――
ここまで――殺気も気配もない―――
――4階――
「ん?―――誰かいる?―――」
4階は和風の庭になっていた――
「おせぇよ―――殺すぞ――おい!!」
『タバコを吸っている女』が怒鳴ってきた――
「―――はい?―――何こいつ?――」
なんか、こいつらに敬語(?)を使う必要ないな――
「んじゃ!!死ねごらぁ!!」
そういうと私目掛けて飛んできた―――速い!――
―――だから何?―――
「これより、流鏑馬弥生に判決を下す!!」
「罪状!零崎一賊に敵対した罪!!」
「死刑に称す!!死刑方法!!断罪!!」
思いっきり『得物』を、振り上げて―――弥生目掛けて振り下ろす―――
「ぐはっ!!―――」
何も言わず、そのまま上に上がった――
――5階――
「また――誰もいない――」
そこには、ありとあらゆる武器が置いてあった――
――6階――
ここは、美術館みたいだな――
「なんだぁ――弥生は死んだか―――あいつ嫌いだったんだよなぁ――」
今度は、『ショートヘアーの女』がいた――
「私は、流鏑馬皐月って言うんだ!――よろしく!!」
「――はぁ~もう噛ませ犬は要らないよ―――」
「いくぞ!!」
そう言って、刀を抜いてこちらに来た――
「これより、流鏑馬皐月に判決を下す!!」
「罪状!零崎一賊に敵対した罪!!」
「死刑に称す!!死刑方法!!断息!!」
言い終えると、柄に付いていた鎖鎌を使い皐月の首を絞めた――
「うっ!――だが、私はこのくらいじゃぁ、死なねぇよ」
「知ってる―――」
そして、斧を横に振り、首を撥ねた――
「さて、あと、3人?」
――7階――
滝があった――えっ!なんで?――
――8階――
拷問器具が散乱してる――だが、誰もいない――
「せめて、片付けてよ――」
――9階――
ここは、道場か――ん?もしかして、各階ごとに本当は一人の流鏑馬一族がいたんじゃないかな?――
そうなると、ここは9階だから、長月?――でも、4階が弥生だから、葉月?――
――10階――
あたり一面の棚に薬がびっしりと並べてあった――
「何の薬だろ?――ん?――青酸カリ――鳥兜―――これって全部毒―――なんこか貰っとこ――」
――11階――
迷路?――
「零崎の者?―――名はなんて言うの?」
髪の長い女がこっちを見ながら言った――
「陰織――零崎陰織――」
「可愛らしい少女ね―――私は『流鏑馬神無月』って言うの――ここにいるって事は――皐月ちゃんと弥生ちゃんは殺されたのかしら?――」
「ええ――2人とも、死刑を執行しました――」
「そっか――じゃぁ、残りは3人か―――思っていたより、弱いな――ここ―――」
「ええ――私一人で2人殺されるのは、はっきり言って弱すぎます――」
「そうよねぇ~―――弱すぎるよねぇ~――じゃぁ、そういうことで!」
そういうと迷路の中に消えていった――
「あ!!ちょっと待って!!」
追いかけたが、見失った――逃げられた?――
「まぁ、いいや――上行こ―――」
――12階――
11階は真っ暗だった――何も見えない――
「何ここ――ん?――誰かいる――」
暗闇の中、殺気を感じた――
「出てきたら?――いるのは分かってますよ――」
「――――――――――」
まぁ、いいや――めんどいし大技で終わらせよ――階数的に霜月?――
「これより、流鏑馬霜月に判決を下す!!」
「罪状!零崎一賊に敵対した罪!!」
「死刑に称す!!死刑方法!!断砕!!」
柄に付いていた鎖を持ちグルグルと回し始めた――そして、殺気の方へ投げつけた――
「んっ―――――――」
声がした――とにかく、ここ暗いから壊そう――
そのまま、同じ動作を12回繰り返した――
最後に自分自身の真上に投げた――
すると、回りの壁が壊れて上の階が落ちてきた――
自分は上に空いた穴のおかげで無傷――
霜月は潰された――
可哀想に――
「おいおい――普通は階段から来て欲しいんだが――」
目の前には、黒いフードを被った男がいた――
≪零崎陰織の人間裁判第十一話・後編:完≫
零崎陰織の人間裁判
第一章~零崎陰織の人間裁判≪第十一話:『復讐鬼・中編』≫~
「じゃぁ、出掛けてくるから―――フェイはちゃんと休んどけよ――」
ロス兄はそう言うと外に出掛けて行った――多分、流鏑馬狩りかな―――
「――はぁ~―――『あの女』は誰なんだろう―――」
そんなこと聞かなくても分かる――流鏑馬の者だ―――
ロス兄を一人で行かせたことが腹立たしい――私も行きたい!――イズ姉の仇を討ちたい―――
「凪澤さん、お届け者です――」
呼び鈴と共に声がした――宅配便か―――
てか――ロス兄って、表の世界だと『凪澤』って言うんだ―――
「はーい、今行きます」
テーブルの上に置いてあった判子を持ってドアを開けた―――まったく、無用心な―――
「あ、ここに判子をお願いします――」
「分かりました――」
「それでは、失礼します――」
「ありがとうございました――」
そんなことを言いながら、受け取った小包をテーブルの上に置いた――
そして、今更ながらにロス兄の家を見渡す――無駄に広い―――
「あれ?――なんで私宛て?――」
小包には『天限架澱(アマキリ カオリ)』様へと書かれていた――
なんで私の本名が――
さらに、驚いたのが送り主の名が『零崎楯識』と書かれていた――
「バン兄?――なんだろう?―――」
中を開けると―――USBメモリーと手紙が入っていた――
手紙には
『拝啓~天限架澱様へ
久しぶりだね。
本名での手紙、迷惑だったかな?
まぁ、それは置いといて
今、零崎一賊を襲撃して来ている奴がいる。
もちろん、流鏑馬じゃないよ。
名前はわかんないけど、『顔にお面を付けている少女』らしいんだ。
僕とロスは、そっちを対応しに行くから、流鏑馬の件はよろしくね。
必要な情報は一緒に送ったUSBメモリーに入れておいた。
フェイなら大丈夫!!
頑張れ!!
P.S
これは僕の勘なんだけど
今度の敵は異常だと思う。
もう、何人もの『家族』が報復に行ったけど、誰も帰ってこない。
零崎一賊総勢22人の内、もう半数近くがやられた。
多分、僕やロスもやられる気がする。
だから、フェイは零崎を辞めな、流鏑馬とのことが終わったらでいいから
フェイのことは零崎一賊の中でも、極一部しか知らない。
フェイの情報が漏れることはない。
だから
生きて零崎を再建させてください。頼んだ!!
これは僕とロス、そしてイズの願いだ。
零崎楯識より~ 』
「そんなの―――無理だよ――私――零崎であることを誇りに思ってるもん―――」
複雑な思いを整理しつつ、USBメモリーをパソコンに繋いだ――
「うわ―――凄い量――――このUSBって市販じゃないな――――」
大量のデータの中から、流鏑馬の情報を探す―――
「―――えぇ~っと―――あった―――」
そこには、流鏑馬の一人一人の個人情報が細かく書いてあった―――
流石は、バン兄―――
「流鏑馬一族総本部―――アンダー・アンダー?――何この名前?――場所はここから近いな――」
すぐに、USBを抜いて引き出しにしまい、流鏑馬狩りの準備をした――
「よし!!」
そういうと、ドアを開け――流鏑馬とケリを付けに行った――
「これより
最後の零崎を執行します!」
≪零崎陰織の人間裁判第十一話・中編:完≫
「じゃぁ、出掛けてくるから―――フェイはちゃんと休んどけよ――」
ロス兄はそう言うと外に出掛けて行った――多分、流鏑馬狩りかな―――
「――はぁ~―――『あの女』は誰なんだろう―――」
そんなこと聞かなくても分かる――流鏑馬の者だ―――
ロス兄を一人で行かせたことが腹立たしい――私も行きたい!――イズ姉の仇を討ちたい―――
「凪澤さん、お届け者です――」
呼び鈴と共に声がした――宅配便か―――
てか――ロス兄って、表の世界だと『凪澤』って言うんだ―――
「はーい、今行きます」
テーブルの上に置いてあった判子を持ってドアを開けた―――まったく、無用心な―――
「あ、ここに判子をお願いします――」
「分かりました――」
「それでは、失礼します――」
「ありがとうございました――」
そんなことを言いながら、受け取った小包をテーブルの上に置いた――
そして、今更ながらにロス兄の家を見渡す――無駄に広い―――
「あれ?――なんで私宛て?――」
小包には『天限架澱(アマキリ カオリ)』様へと書かれていた――
なんで私の本名が――
さらに、驚いたのが送り主の名が『零崎楯識』と書かれていた――
「バン兄?――なんだろう?―――」
中を開けると―――USBメモリーと手紙が入っていた――
手紙には
『拝啓~天限架澱様へ
久しぶりだね。
本名での手紙、迷惑だったかな?
まぁ、それは置いといて
今、零崎一賊を襲撃して来ている奴がいる。
もちろん、流鏑馬じゃないよ。
名前はわかんないけど、『顔にお面を付けている少女』らしいんだ。
僕とロスは、そっちを対応しに行くから、流鏑馬の件はよろしくね。
必要な情報は一緒に送ったUSBメモリーに入れておいた。
フェイなら大丈夫!!
頑張れ!!
P.S
これは僕の勘なんだけど
今度の敵は異常だと思う。
もう、何人もの『家族』が報復に行ったけど、誰も帰ってこない。
零崎一賊総勢22人の内、もう半数近くがやられた。
多分、僕やロスもやられる気がする。
だから、フェイは零崎を辞めな、流鏑馬とのことが終わったらでいいから
フェイのことは零崎一賊の中でも、極一部しか知らない。
フェイの情報が漏れることはない。
だから
生きて零崎を再建させてください。頼んだ!!
これは僕とロス、そしてイズの願いだ。
零崎楯識より~ 』
「そんなの―――無理だよ――私――零崎であることを誇りに思ってるもん―――」
複雑な思いを整理しつつ、USBメモリーをパソコンに繋いだ――
「うわ―――凄い量――――このUSBって市販じゃないな――――」
大量のデータの中から、流鏑馬の情報を探す―――
「―――えぇ~っと―――あった―――」
そこには、流鏑馬の一人一人の個人情報が細かく書いてあった―――
流石は、バン兄―――
「流鏑馬一族総本部―――アンダー・アンダー?――何この名前?――場所はここから近いな――」
すぐに、USBを抜いて引き出しにしまい、流鏑馬狩りの準備をした――
「よし!!」
そういうと、ドアを開け――流鏑馬とケリを付けに行った――
「これより
最後の零崎を執行します!」
≪零崎陰織の人間裁判第十一話・中編:完≫
零崎陰織の人間裁判
第一章~零崎陰織の人間裁判≪第十一話:『復讐鬼・前編』≫~
「―――うっ――」
痛みに目を覚ますと――辺りは土煙が上がり、そこら中に瓦礫が散らばっていた――
「――い――イズ姉は―――うっ――」
左腕に激痛が走り、咄嗟に抑えた―――そして、すぐに違和感に気付いた―――左腕の『肘から下』が無い―――
「な、なんで―――」
麻痺した頭で考える――理由がわからない―――
あれ――イズ姉は―――
「い――イズ姉ぇぇえ!!――何処で――す、か――」
土煙の性で何も見えない――
「――フェイ!!何処だ!!」
聞き覚えのある声――ロス兄だ―――
「――ロス兄―――こ、ここに――います――――」
頑張って精一杯の声を上げた――
「フェイ!!大丈夫か!?――左腕が!!」
「私は大丈夫――です―――それより、イズ姉は―――」
「――イズの――ことは―――諦めろ―――」
ロス兄は今にも崩れ落ちそうな様子で言った――
「ぇ―――じゃぁ―――イズ――姉は―――」
言葉が途切れ途切れになる―――左腕の痛みの所為でも――右耳の鼓膜が破れた所為でも――なく――ただ、涙を堪えるのに精一杯だったから―――
「とりあえず、帰るぞ―――」
ロス兄はそう言うと、私を背負い―――歩き出した―――
零崎になって『2度目』の兄を感じた瞬間だった――
暖かい――でも―――安らいじゃダメだ―――『あの女』絶対に――絶対に―――
跡形も無く――痛めつけて――傷つけて―――断罪して――後悔させて―――
――殺す―――何があっても――何をしてでも――
――その時までは、『家族』の前でも誰も前でも――泣かないし、笑わない――
≪零崎陰織の人間裁判第十一話・前編:完≫
「―――うっ――」
痛みに目を覚ますと――辺りは土煙が上がり、そこら中に瓦礫が散らばっていた――
「――い――イズ姉は―――うっ――」
左腕に激痛が走り、咄嗟に抑えた―――そして、すぐに違和感に気付いた―――左腕の『肘から下』が無い―――
「な、なんで―――」
麻痺した頭で考える――理由がわからない―――
あれ――イズ姉は―――
「い――イズ姉ぇぇえ!!――何処で――す、か――」
土煙の性で何も見えない――
「――フェイ!!何処だ!!」
聞き覚えのある声――ロス兄だ―――
「――ロス兄―――こ、ここに――います――――」
頑張って精一杯の声を上げた――
「フェイ!!大丈夫か!?――左腕が!!」
「私は大丈夫――です―――それより、イズ姉は―――」
「――イズの――ことは―――諦めろ―――」
ロス兄は今にも崩れ落ちそうな様子で言った――
「ぇ―――じゃぁ―――イズ――姉は―――」
言葉が途切れ途切れになる―――左腕の痛みの所為でも――右耳の鼓膜が破れた所為でも――なく――ただ、涙を堪えるのに精一杯だったから―――
「とりあえず、帰るぞ―――」
ロス兄はそう言うと、私を背負い―――歩き出した―――
零崎になって『2度目』の兄を感じた瞬間だった――
暖かい――でも―――安らいじゃダメだ―――『あの女』絶対に――絶対に―――
跡形も無く――痛めつけて――傷つけて―――断罪して――後悔させて―――
――殺す―――何があっても――何をしてでも――
――その時までは、『家族』の前でも誰も前でも――泣かないし、笑わない――
≪零崎陰織の人間裁判第十一話・前編:完≫
零崎陰織の人間裁判
第一章~零崎陰織の人間裁判≪第十話:『1つ2つと消えるもの・後編』≫~
「おらおらおらぁ!!!」
イズ姉は次々と『敵』を倒していった――
「ラストぉおおお!!!」
最後の一人を吹っ飛ばした――総勢24人に26分43秒掛かった――
イズ姉にしては掛かり過ぎな気がする――
「死か死、せっかくの駒がこんなに倒されるとはな――全く持って噂通りだよ――零崎へ死おりさん――」
何処からともなく『体中傷だらけの男』が出てきた――
「その変てこな喋り方――てめぇ――『死吹』だろ?――最悪だ――」
戦闘続きでイズ姉――相当疲れてる――
「『その名』は捨てたよ――まぁ、『上の奴等』はまだ『名』を捨ててないようだがな――」
「その名無しさんがこの私と勝負しようってか?」
「名無死ではない――今は『流鏑馬文月』と言う名を名乗っている――死たがって『死吹』ではなく『流鏑馬』と死て、お前を殺死ていく!」
「上等だ!!――――うっ!――」
いきなり、イズ姉の体が止まった――なんで?――
「てめぇ――身体支配か―――くっそ!」
「一応は、その『分類』だ――だが、俺のは少死違う――」
「あぁ?どうせ、『最零の殺人鬼』が言ってたやつじゃないのか?――『藁人形』だっけ?」
「ふん――そんなモノではない―――俺の『移死鏡』簡単に言うと『対零崎一賊用』とでも言うと分かりやすいかな?―――」
「はぁ?――私等用?――どういうことだ?――」
「今にわかる――」
そういうと、文月はナイフをイズ姉に投げた――
「ぐっ!!―――あれ?」
「うっ!!―――」
私の体に痛みが走った――
「フェイ!!大丈夫か!?」
喋れないので頷いて返答をした――
「貴様等は自分より『家族』を傷つけられるのが嫌いら死いな――」
「てめぇ!!ふざけやがって!!ぶっ殺す!!」
「どうやって?――」
「こうやって――」
そう言い終えると、思いっきり息を吸って――文月目掛けて息を吐いた――すると、いきなり口から炎が出てきた――
「なっ!!――」
一瞬で炎に包まれた――でも、悲鳴を上げたのはイズ姉だった――なんで?――
「ふははははは―――俺への攻撃はお前自死んがくらうんだ――何も出来まい!!――」
「なるほど―――じゃぁ、お前の負けだよ!――」
「何を言うかと思えば―――死か死、そんな風に虚勢を張らなくてはいられないのか?――」
イズ姉が虚勢?――有り得ない――
「お前の敗因は3つある―――」
「何を言っている!?―――何なんだ!?」
あまりのイズ姉の強気に、文月がうろたえている――
「はっ!!――うろたえてんじゃねぇよ!――まぁ、いいや――バイバイ『流鏑馬文月』!!!」
そう言うといきなり、私に向けてさっき文月が投げたナイフを投げてきた――
私の左胸に刺さった――あれ?痛くはない――血も出てない――
「ぐはっ!!――」
文月は胸から血が出てきた――更には、吐血した――
「な、なぜ!?――」
「おいおい、お前が言ったんだろ?――『藁人形』と『同じ分類』なんだろ?」
「な、なな――」
「さっきも言ったがお前の敗因は3つだ――」
「――第一にお前は私等の『家族』が『家族』を傷つくのを嫌うのは当たり前だが、その性で『家族』の誰かに『重荷』を背負わせることはしねぇよ!――」
「――第二に私の動きを止めるのは良かったが、私の体の自由を奪わなかったのはよくないな――その性で誰に攻撃すれば誰に痛みが行くかわかっちまった――」
「――第三にこの私を誰か知っていたのにこの準備不足は致命的だな――この私は『爆音聖者(ノイズクラッカー)』だぜ?――世の中のありとあらゆる『爆 弾』『爆薬』『火薬』『可燃性性質物』を『叩き込まれた』女だぜ?――それなのに、何だこの準備不足は――舐められ過ぎだろ――」
「あ――ぐ――がが――」
「もう何も言えねぇか――後悔はあの世でしな――」
そう言うと私に刺さったナイフを取り――そのまま私を担いで下に降りて行った―――
そして、私とイズ姉が4階に着いたとき、上から爆音がした――
「文月も馬鹿だな――追ってこようとしなきゃ良かったのに――」
え?――どういうこと?―――
「さっ!帰るぞ!フェイ!!――もう歩けるか?」
「はい――大分良くなりました――」
そう言い1階まで降りて外に出たとき――
「フェイ!!逃げろ!!」
「えっ?」
一瞬で背後に女がいた――
「これで、『2人目』―――」
「バーーーーン」と爆音が響き渡った――
≪零崎陰織の人間裁判第十話・後編:完≫
「おらおらおらぁ!!!」
イズ姉は次々と『敵』を倒していった――
「ラストぉおおお!!!」
最後の一人を吹っ飛ばした――総勢24人に26分43秒掛かった――
イズ姉にしては掛かり過ぎな気がする――
「死か死、せっかくの駒がこんなに倒されるとはな――全く持って噂通りだよ――零崎へ死おりさん――」
何処からともなく『体中傷だらけの男』が出てきた――
「その変てこな喋り方――てめぇ――『死吹』だろ?――最悪だ――」
戦闘続きでイズ姉――相当疲れてる――
「『その名』は捨てたよ――まぁ、『上の奴等』はまだ『名』を捨ててないようだがな――」
「その名無しさんがこの私と勝負しようってか?」
「名無死ではない――今は『流鏑馬文月』と言う名を名乗っている――死たがって『死吹』ではなく『流鏑馬』と死て、お前を殺死ていく!」
「上等だ!!――――うっ!――」
いきなり、イズ姉の体が止まった――なんで?――
「てめぇ――身体支配か―――くっそ!」
「一応は、その『分類』だ――だが、俺のは少死違う――」
「あぁ?どうせ、『最零の殺人鬼』が言ってたやつじゃないのか?――『藁人形』だっけ?」
「ふん――そんなモノではない―――俺の『移死鏡』簡単に言うと『対零崎一賊用』とでも言うと分かりやすいかな?―――」
「はぁ?――私等用?――どういうことだ?――」
「今にわかる――」
そういうと、文月はナイフをイズ姉に投げた――
「ぐっ!!―――あれ?」
「うっ!!―――」
私の体に痛みが走った――
「フェイ!!大丈夫か!?」
喋れないので頷いて返答をした――
「貴様等は自分より『家族』を傷つけられるのが嫌いら死いな――」
「てめぇ!!ふざけやがって!!ぶっ殺す!!」
「どうやって?――」
「こうやって――」
そう言い終えると、思いっきり息を吸って――文月目掛けて息を吐いた――すると、いきなり口から炎が出てきた――
「なっ!!――」
一瞬で炎に包まれた――でも、悲鳴を上げたのはイズ姉だった――なんで?――
「ふははははは―――俺への攻撃はお前自死んがくらうんだ――何も出来まい!!――」
「なるほど―――じゃぁ、お前の負けだよ!――」
「何を言うかと思えば―――死か死、そんな風に虚勢を張らなくてはいられないのか?――」
イズ姉が虚勢?――有り得ない――
「お前の敗因は3つある―――」
「何を言っている!?―――何なんだ!?」
あまりのイズ姉の強気に、文月がうろたえている――
「はっ!!――うろたえてんじゃねぇよ!――まぁ、いいや――バイバイ『流鏑馬文月』!!!」
そう言うといきなり、私に向けてさっき文月が投げたナイフを投げてきた――
私の左胸に刺さった――あれ?痛くはない――血も出てない――
「ぐはっ!!――」
文月は胸から血が出てきた――更には、吐血した――
「な、なぜ!?――」
「おいおい、お前が言ったんだろ?――『藁人形』と『同じ分類』なんだろ?」
「な、なな――」
「さっきも言ったがお前の敗因は3つだ――」
「――第一にお前は私等の『家族』が『家族』を傷つくのを嫌うのは当たり前だが、その性で『家族』の誰かに『重荷』を背負わせることはしねぇよ!――」
「――第二に私の動きを止めるのは良かったが、私の体の自由を奪わなかったのはよくないな――その性で誰に攻撃すれば誰に痛みが行くかわかっちまった――」
「――第三にこの私を誰か知っていたのにこの準備不足は致命的だな――この私は『爆音聖者(ノイズクラッカー)』だぜ?――世の中のありとあらゆる『爆 弾』『爆薬』『火薬』『可燃性性質物』を『叩き込まれた』女だぜ?――それなのに、何だこの準備不足は――舐められ過ぎだろ――」
「あ――ぐ――がが――」
「もう何も言えねぇか――後悔はあの世でしな――」
そう言うと私に刺さったナイフを取り――そのまま私を担いで下に降りて行った―――
そして、私とイズ姉が4階に着いたとき、上から爆音がした――
「文月も馬鹿だな――追ってこようとしなきゃ良かったのに――」
え?――どういうこと?―――
「さっ!帰るぞ!フェイ!!――もう歩けるか?」
「はい――大分良くなりました――」
そう言い1階まで降りて外に出たとき――
「フェイ!!逃げろ!!」
「えっ?」
一瞬で背後に女がいた――
「これで、『2人目』―――」
「バーーーーン」と爆音が響き渡った――
≪零崎陰織の人間裁判第十話・後編:完≫
零崎陰織の人間裁判
第一章~零崎陰織の人間裁判≪第十話:『1つ2つと消えるもの・中編その2』≫~
戦闘開始から2時間後――9階――
「な――何なんですかこの人たち!!」
「持ってる武器も相当やばいもんだし――こいつら人間の腕力じゃねぇ~ぞ!!」
「大方、『時宮』の『空操人形』に『罪口』の『武器』と『奇野』の『ドーピング』でもしてんだろ?――――攻撃力が普通じゃねぇ!!てか、完全にこのビルの人間はみんな『敵』か――――」
「ロス!!観察はいいから!!イズとフェイ?も『口』じゃなくて『手』を動かせ!!」
おかしい―――2時間も戦いっぱなしだけど―――『この程度』で疲れるわけがない――なのに―――なんでこんなに疲労感が?―――
「――この2時間で500人ぐらいは倒したが―――まだいんのかよ!!――」
「正確には、478人だな――こんなに倒して日本人口は大丈夫か?――」
「ロスくだらないことを言ってんじゃねぇよ!――イズも弱音吐いてんじゃねぇ!!てか、もううぜぇ!!耳塞げ!!」
え!?――何!?
「人間コピー集『攻』№38作・『悲鳴狂気(クレイジーモンキー)』名・『狂鳴』
嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼!!!!!!!!!!!!!」
耳がぁ~~――あれ?何も聞こえなくなってきた――片耳の鼓膜破れた?――嘘だよね?―――
「ルカ!!なんでいきなり、『技』使ってんだよ!!――鼓膜破れるかと思っただろうが!!」
「フェイちゃ――いや、フェイに何かあったらどうすんだ!!
「あのぉ~――すいませんが――もう、鼓膜片方破れたっぽいんですけど―――」
よく見ると回りの人が倒れてる――なんで?―――
「大丈夫か!?――ルカ――てめぇ――殺すぞ!!」
「悪い悪い――こんなに近くにいると思わなかった――」
「はぁ?――てめぇ――何様だ!!もし、フェイの耳が使いもんにならなかったら、どうすんだ!!――あぁ?」
「おいロス――いつから俺に喧嘩売れるようになったんだ?――潰すぞ!?」
喧嘩が始まっちゃた――どうしよう―――
「ルカ!!ロス!!止めろ!!!フェイは私に任せて、さっさと流鏑馬狩りしてこい!!」
「なんで、てめぇに指図されなきゃいけねぇんだよ!!」
なんで、イズに指図されるんだよ」
「こんなんどうよ?――どっちがこのビルの中で多く人を殺せるか勝負ってことで!!」
「乗った!!」
乗った!!」
「よーい――ドン!!」
次の瞬間一瞬で2人が上へ上っていった――速過ぎでしょ―――
「大丈夫か?フェイ―――ここいらで休むか?」
「はい――お願いします――」
「あいつら、単純だろ?――この方法覚えとけよ!」
「わかりました――あれ?」
立ち上がろうとしたら、動けなかった――鼓膜破れたぐらいで動けなくなる?――
「大丈夫か!?――多分、『奇野』の毒だろ―――私もさっきから動きが悪いし、異常に疲れるんだよ――」
やっぱり―――あれ?――今、倒れてる人動かなかった?―――
「い――イズ―姉」――う――しろ」
口まで動かなくなってきた――
「何言ってんだよ?――ん?――」
イズ姉が後ろを振り返った途端、刀が振り落とされた――
「うっ――」
咄嗟に避けたが左腕に多少傷を負った――
「いてぇな!!フェイ!!そこ動くなよ!!ここは姉ちゃんに任せな!」
「コクッ」と返事が出来ないから首を縦に振った――
「そういえば、フェイの前で本気出すの初めてだな!――零崎を再開する!!」
そう言うとポケットから小瓶を3つ出して右手の指の間にはめてキャップを取り、敵に向かって中の粉末をかけた――
「バーン」
その言葉通り目の前で爆発した――一気に10人が粉々になった――あと――1,2,3,4,――14人――
「フェイ!!教えてやるよ!!私の『得物』がどうして『爆音聖者』なのか――」
≪零崎陰織の人間裁判第十話・中編その2:完≫
戦闘開始から2時間後――9階――
「な――何なんですかこの人たち!!」
「持ってる武器も相当やばいもんだし――こいつら人間の腕力じゃねぇ~ぞ!!」
「大方、『時宮』の『空操人形』に『罪口』の『武器』と『奇野』の『ドーピング』でもしてんだろ?――――攻撃力が普通じゃねぇ!!てか、完全にこのビルの人間はみんな『敵』か――――」
「ロス!!観察はいいから!!イズとフェイ?も『口』じゃなくて『手』を動かせ!!」
おかしい―――2時間も戦いっぱなしだけど―――『この程度』で疲れるわけがない――なのに―――なんでこんなに疲労感が?―――
「――この2時間で500人ぐらいは倒したが―――まだいんのかよ!!――」
「正確には、478人だな――こんなに倒して日本人口は大丈夫か?――」
「ロスくだらないことを言ってんじゃねぇよ!――イズも弱音吐いてんじゃねぇ!!てか、もううぜぇ!!耳塞げ!!」
え!?――何!?
「人間コピー集『攻』№38作・『悲鳴狂気(クレイジーモンキー)』名・『狂鳴』
嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼!!!!!!!!!!!!!」
耳がぁ~~――あれ?何も聞こえなくなってきた――片耳の鼓膜破れた?――嘘だよね?―――
「ルカ!!なんでいきなり、『技』使ってんだよ!!――鼓膜破れるかと思っただろうが!!」
「フェイちゃ――いや、フェイに何かあったらどうすんだ!!
「あのぉ~――すいませんが――もう、鼓膜片方破れたっぽいんですけど―――」
よく見ると回りの人が倒れてる――なんで?―――
「大丈夫か!?――ルカ――てめぇ――殺すぞ!!」
「悪い悪い――こんなに近くにいると思わなかった――」
「はぁ?――てめぇ――何様だ!!もし、フェイの耳が使いもんにならなかったら、どうすんだ!!――あぁ?」
「おいロス――いつから俺に喧嘩売れるようになったんだ?――潰すぞ!?」
喧嘩が始まっちゃた――どうしよう―――
「ルカ!!ロス!!止めろ!!!フェイは私に任せて、さっさと流鏑馬狩りしてこい!!」
「なんで、てめぇに指図されなきゃいけねぇんだよ!!」
なんで、イズに指図されるんだよ」
「こんなんどうよ?――どっちがこのビルの中で多く人を殺せるか勝負ってことで!!」
「乗った!!」
乗った!!」
「よーい――ドン!!」
次の瞬間一瞬で2人が上へ上っていった――速過ぎでしょ―――
「大丈夫か?フェイ―――ここいらで休むか?」
「はい――お願いします――」
「あいつら、単純だろ?――この方法覚えとけよ!」
「わかりました――あれ?」
立ち上がろうとしたら、動けなかった――鼓膜破れたぐらいで動けなくなる?――
「大丈夫か!?――多分、『奇野』の毒だろ―――私もさっきから動きが悪いし、異常に疲れるんだよ――」
やっぱり―――あれ?――今、倒れてる人動かなかった?―――
「い――イズ―姉」――う――しろ」
口まで動かなくなってきた――
「何言ってんだよ?――ん?――」
イズ姉が後ろを振り返った途端、刀が振り落とされた――
「うっ――」
咄嗟に避けたが左腕に多少傷を負った――
「いてぇな!!フェイ!!そこ動くなよ!!ここは姉ちゃんに任せな!」
「コクッ」と返事が出来ないから首を縦に振った――
「そういえば、フェイの前で本気出すの初めてだな!――零崎を再開する!!」
そう言うとポケットから小瓶を3つ出して右手の指の間にはめてキャップを取り、敵に向かって中の粉末をかけた――
「バーン」
その言葉通り目の前で爆発した――一気に10人が粉々になった――あと――1,2,3,4,――14人――
「フェイ!!教えてやるよ!!私の『得物』がどうして『爆音聖者』なのか――」
≪零崎陰織の人間裁判第十話・中編その2:完≫
零崎陰織の人間裁判
第一章~零崎陰織の人間裁判≪第十話:『1つ2つと消えるもの・中編』≫~
中に入るとそこは――密林だった―――
「―――なんで――ビルの中に森が?―――」
「フェイ気を付けろよ!――これは『時宮』
の『操想術』だ!」
操想術?―――何それ?――
「イズ姉――これってな――――」
「嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
言葉を途中でかき消された――というか、耳を反射的に塞いだ――滅茶苦茶五月蝿い―――
「な、何なんですか?―――」
そんなことを言いながら、目を開けると――密林は消えていた―――どういうこと??―――
「おい!フェイ!大丈夫か!?」
「―――はい――大丈夫です―――耳鳴りはしますが―――」
「そうか―――今のルカの『声』か?――」
声!?――人間の限界を超えていますよ!!―――核爆発並みの音でしたよ!!――まぁ、聞いたことないけど―――
「イズ姉――ロス兄たちは?――」
「上の階かな?―――ってエレベーター壊れてる!!」
「――はぁ~―――階段で行きましょう―――」
「――――最上階までかぁ?――――死んじゃうよぉ~――」
確かに、最上階まではかなりキツイな――でも、流鏑馬が最上階なんてわかりやすい場所にいるのかな?――
「とりあえず、ロス兄たちと合流しましょ!!」
そんなことを言って、イズ姉と上に上がった――
――――6階――――
「―――イズ姉――おかしくないですか?」
「はぁ?――何―――が?―――」
完全に疲れてる――でも、やっぱりおかしい―――ここまで『何の攻撃もない』なんて――それに、普段なら人がたくさんいるはずの1階には人っ子1人いない――
「お~い、イズ、フェイなんでここにいるんだ?」
ロス兄がこっちに向かってそんなことを言ってきた――
「ロス兄たちを追ってきたんですよ――」
「はぁ~――ここには来ない方がいいぞ――」
困った顔で言った――
「おい!!ロス――俺でも流石に一人はキツイぞ!!」
奥のほうから声がした――
「わかったよ!!――フェイここにいないほうがいいぞ――」
「なぜですか?」
「――今にわかる―――」
そう言うと声がした方へ向かった――そして、その方向からたくさんの人間が出てきた――いや、暗かったから見えなかっただけで、さっきからいたのか―――
「何って量だよ―――」
「イズ姉――いつの間に復活してたんですか?」
「今さっき――そんなことより、行くぞ!!」
「はい!!久しぶりだなぁ~―――これより、零崎を執行します!!」
「んじゃまぁ、零崎を再開すっか!!」
≪零崎陰織の人間裁判第十話・中編:完≫
中に入るとそこは――密林だった―――
「―――なんで――ビルの中に森が?―――」
「フェイ気を付けろよ!――これは『時宮』
の『操想術』だ!」
操想術?―――何それ?――
「イズ姉――これってな――――」
「嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
言葉を途中でかき消された――というか、耳を反射的に塞いだ――滅茶苦茶五月蝿い―――
「な、何なんですか?―――」
そんなことを言いながら、目を開けると――密林は消えていた―――どういうこと??―――
「おい!フェイ!大丈夫か!?」
「―――はい――大丈夫です―――耳鳴りはしますが―――」
「そうか―――今のルカの『声』か?――」
声!?――人間の限界を超えていますよ!!―――核爆発並みの音でしたよ!!――まぁ、聞いたことないけど―――
「イズ姉――ロス兄たちは?――」
「上の階かな?―――ってエレベーター壊れてる!!」
「――はぁ~―――階段で行きましょう―――」
「――――最上階までかぁ?――――死んじゃうよぉ~――」
確かに、最上階まではかなりキツイな――でも、流鏑馬が最上階なんてわかりやすい場所にいるのかな?――
「とりあえず、ロス兄たちと合流しましょ!!」
そんなことを言って、イズ姉と上に上がった――
――――6階――――
「―――イズ姉――おかしくないですか?」
「はぁ?――何―――が?―――」
完全に疲れてる――でも、やっぱりおかしい―――ここまで『何の攻撃もない』なんて――それに、普段なら人がたくさんいるはずの1階には人っ子1人いない――
「お~い、イズ、フェイなんでここにいるんだ?」
ロス兄がこっちに向かってそんなことを言ってきた――
「ロス兄たちを追ってきたんですよ――」
「はぁ~――ここには来ない方がいいぞ――」
困った顔で言った――
「おい!!ロス――俺でも流石に一人はキツイぞ!!」
奥のほうから声がした――
「わかったよ!!――フェイここにいないほうがいいぞ――」
「なぜですか?」
「――今にわかる―――」
そう言うと声がした方へ向かった――そして、その方向からたくさんの人間が出てきた――いや、暗かったから見えなかっただけで、さっきからいたのか―――
「何って量だよ―――」
「イズ姉――いつの間に復活してたんですか?」
「今さっき――そんなことより、行くぞ!!」
「はい!!久しぶりだなぁ~―――これより、零崎を執行します!!」
「んじゃまぁ、零崎を再開すっか!!」
≪零崎陰織の人間裁判第十話・中編:完≫
