痛みとの戦いで、悶絶していました。

実は、先週は前歯のインプラントの手術をしました。

15年くらい前にぶつけたところが、歯根にひびが入っていて「痛いなあ」と思いながらも何とかやっていけたので、そのままにしていましたがとうとう歯医者さんに「うーん、この前歯2本インプラントにしたほうがいいね」と言われ（歯根のヒビはどうにもならないので）

一瞬迷いましたが、今までの前歯が痛い不便さを考えても、今やっておいたほうがいいなと思い、思い切ってやってもらうことにしました。

インプラントって、直接骨にボルトを入れるのでもちろん怖いのですが
私は人生の変わり目には、かならず外科手術的な「痛～い」ことが起こることを、これまでの転機でも覚悟しているので逆に今それを受け入れておくべきとも感じてお願いしました。

歯を抜くのは、親知らずもいれて今回で5本目（今回は2本）です。
何かしら体の一部が無くなることは、不思議なさみしさがあるんですよね。

これの前の痛かったのは、出産、卵巣の近くに膿腫ができて切除手術、3本の抜歯、脊椎の削る手術など、見事に外科手術的なものばかり。

でもまあ、幸い命にかかわるようなものはないのが本当にありがたいことです。

こういう事態以外は風邪もそうそうひかないし、元気で体調もよいので、やはりこれで毒だししている要素が大きいです。
多分こういうことがないと、事故にあっているかも、といつも思います。

それでも先週から痛みとの戦いで、悶絶していました。
インプラントの手術自体はうまくいったし、腫れてもないのですが、なぜが夜に激痛に一週間ほど見舞われ、夜はよく眠れませんでした。頭蓋骨自体が痛い。

痛み止めを飲んでも体が覚醒しているので、ぜんぜん眠くならないんですよね。

体の感覚が揺さぶられるような感覚で何日も何日も過ごしていました。
歯医者さんに相談しても原因はみつからず（みんなこんなに痛くならないので、ちょっと大丈夫？的なことを言われました）

とにかく、痛ーい日々が続いていたのですが

昨日くらいから、急に痛みが引き「あれはなんだったんだろう」というくらい平気になりました。

心と体が安堵に包まれています。

痛みの最中って、いつでも恐怖との闘いなんですよね。
でもそこと対峙すると、自分の本能的な感覚や感性が戻ってくる、というか使わざるを得ないんですよね。

そのことをトピックス（起こった事柄だけ）でみると、嫌なことや不幸なことに見えるかもしれませんが
長い人生の線でみると、必要な刺激なんですよね。

今回の痛みでの期間で気づいた事や思い出した大切なこともたくさんあるし、これからやりたい事が明確に出てきました。

歯とは関係ないけど、それによる刺激で体はなにかを乗り越えてるんです。

だから今

ケガや病気になっている人も

痛くて夜眠れない人も

絶望的な状況になっている人も

仕事で大きなものを失った人も

人間関係で大きなものを失った人も

大きなお金を失った人も

あなたの根本の力（能力）を揺さぶられている最中です。
そしてその変化は、大体身体か心にまずでてくるんです。

振り返れば、必ず「このことがあったから、自分の人生を大きく変えることをができた」と感じることができるはずです。