触れなければ なにもないのよ
ときみが 言った
そうだね ぼくの日々に
触れることのない人達は そう…
存在しないのと 一緒なのかもしれない
みんなが知ってる月が食べられた…
皆既月食
認識されているということは 幸せなこと
それも きみの言葉だ
だから わたしは あなたに 触れるの
あなたを 知ることだけじゃなくて…
私がここにいることを
あなたに知って欲しいから
わたしは ここにいるよ…って
知って欲しいのは あなただけなの