実物と漫画の医者と講演会

 

今月の読了

①ブラックジャック創作秘話1,2巻 

②絶望の国の幸福な若者たち 

③正義の味方が苦手です 

④闇の脳科学「完全な人間」をつくる 

⑤ノドトレ

⑥面白すぎる!日本史の授業

今月は社会学者兼作家の

古市慶寿氏の講演会が地元平塚である為、

古市氏の著書(②③)を読む。

解り易い文章と、

所々に差し込まれるユーモア(又は愛)のある皮肉で

最後まで興味深く読めた。

 

①はブラックジャックを描いていた時期の

手塚治虫氏と彼に振り回されるスタッフ&編集者達が面白く描かれた漫画。

マンガ連載の締め切り日をめぐる激戦。

手塚氏の超人さと滅茶苦茶ぶりのエピソードが感心と笑いを誘う。

 

④は精神病治療の為、

脳に電極を刺す実験を繰返した実在した医師の話。

時代に先行し過ぎていた為医学界からも忘れ去られたが、

今はパーキンソン病などで脳に電極を刺す治療法がある。

やっと時代がこの医師に追いついた。