癒しってなんだ？癒し効果のあるセラピストの見分け方。

公認心理師&クリスタルボウル奏者JUNです。

癒しがブームとなり早数年。

ヒーリングやマインドフルネス、

ヨガや呼吸法、ヒプノセラピーなど、

癒しには様々な手法があります。

では、

そもそも癒しって何？

ということをセラピスト、クライアントの双方が理解しているかというと、

ちょっと、

？？？

となる場合もあります。

単なるリラックス、

落ち着き、

あるいは、

過去世や未来の予言を知ってワクワクする

それも一つの癒しの出発点でしょう。

しかし、

その背後に何を目的として行っているかということが、

とても大切になります。

セラピストが、

他の人にはできないことを自分ができる

ということを示したい

いわゆる

自己顕示欲

これをクライアントから得ようとする目的で行なっているセラピストもいます。

これが厄介なのは、

セラピストはすでに自分は癒やされてる、

だから他人を癒すんだ

そんな風に思っていることがほとんどで、

この場合、

自分の願望、エゴを満たすためにセラピーを利用していることに自分で気づくことはほとんどありません。

そんなセラピストの心理状態は

普通の人にできないことができる

＝自分は癒やされてる

＝自分はすごい

＝自分は偉い、自分は優れている

これでは、

どんなに優れたセラピーを行っていても、

人が決めた優劣の世界を越えることは不可能です。

そんなセラピストをどうやって見分けるか

それは、

以下のようなことかと思います。

・言いっぱなしかどうか

→このままだと大変なことになる、というようなことだけ言って、解決策がなければ単に不安と恐怖がわくだけ

・頼んでもいないのにあーだ、こーだ言ってくる

→セッションを頼んでもいないのに、「あなたの性質はこうだから、これからはここに気をつけて」など、受け取ることを拒否できないような言い回しで、有り難がらせようとする。

・わからないことをわからないと言わない

→クライアントの疑問、質問に対して、スピリチュアル界隈で使われている用語（ワンネス、波動の高低、引き寄せ…etc）を使って何となくわかったようなことを言ったり、何かというと「あなたはまだ癒しが足りない」などとマウントを取ろうとする。

・自分の手法にクライアントをはめ込もうとする

→ヨガなどのボディワーク系のセッションで、できる範囲でと言いながら、無理やりポーズを取らせようとしたり、できないのはクライアントがきちんと理解していないからとして、自分の望む結果にならなければ相手を認めない。クライアントの達成できているところが理解できない。つまり、クライアントを理解しようとしていない。

他にもまだありますが、これぐらいにしときます💦

そんなセラピストに遭遇したら、

「癒しとは何ですか？」

こう尋ねてみましょう。

答えは千差万別でしょうが、

その答えが

ふわっとしていれば、

そのセラピストが行うセッションの効果は、

当然、ふわっとした効果しか現れないと考えて、ほぼ間違いないと思います。

ちなみに、

わからないこと、疑問に思うこと、おかしいと思うことは遠慮せずセラピストに聞きましょう。

それを批評・批判と捉えられたり、