心に寄り添った認知症のおばあちゃんと孫のコミュニケーション

スイスからお届け！

痛み、不安、恐怖にフォーカスした人生から

ワクワク輝く未来へ

意識医学®認定機構
ヨーロッパ支部代表

意識療法士®認定講師
&
Yin Yoga Teacher
Yoga Nidra Teacher

まさよです。

♪〜〜〜♪〜〜〜♪〜〜〜♪

しばらくぶりの更新です。

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相手の見えている世界に合わせて

コミュニーケーション

お互いの子供らが幼少期から一緒に

学校に通っていた

地元のママ友二人に

今も定期的に年に３回くらい会います。

友人はスイス人とオーストリア人

子供達の話題から

最近は

自分たちの親たちの課題の話しを

することも増えてきた。

その中で友人Mさんが今はもう亡き

おばあちゃんの可愛らしい思い出を

語ってくれたのでシェアしますね。

Mさんはおじいちゃんとおばあちゃんが大好きで

二人が一緒に老人ホームに入所されても

頻繁に訪問に行っておられました。

おじいちゃんが先に亡くなり

おばあちゃんは色々なことを忘れるようになり

認知症が出てくるようになりました。

ある日彼女の老人ホームの部屋に行くと

おばあちゃんは急に

『しまった。

電車に乗ったのに

チケットを買うのを忘れた。

どうしよう？

車掌さんが来たら怒られて

罰金を取られてしまう。』

当惑して言ったそうです。

彼女は老人ホームの部屋の中にいるのに

彼女の頭の中は

走っている電車の中だったんです。

Mさんは、おばあちゃんの状態を察知して

『次、停まる駅で降りてチケットを

買えば大丈夫よ。

車掌さんは怒らないから大丈夫よ。』

と伝えたそうです。

その後

おばあちゃんの目には

今いる場所は

まだ電車の中の状態でした。

しばらくすると

『あそこに座っている男性が

私のことをジロジロ見ている。

どうしよう。

なんであんなにニコニコして笑顔で

私のことを見ているの？』

恋をしている乙女のように

ちょっぴり

恥ずかしそうだけど

嬉しそう。

に伝えてきたそうです。

その男性の主は

ソファーの上に置いてあった

クッション

クッションの生地には

亡くなったおばあちゃんのご主人の写真が

プリントアウトしてありました。（笑）

そのクッションの生地に

プリントアウトしてある男性が

自分をジロジロ見ている

『そう言えば

主人の０００がいないけど

どうしたのかな？』

おばあちゃんは

主人が亡くなったことを

覚えていませんでした。

『今、どっかに行ってここには

いないよ。』

と答えたそうです。

老人ホームに職員が入ってきて

Mさんはその職員に

今、私達は電車に乗っているんです。

と言うと

その職員も

すぐに状況を察して

また後できます。

素敵な一日を。

と言って部屋を出て行ったそうです。

Mさんや

その老人ホームの職員の自然な対応に

感動しました。

ただでこそ

歳を重ね

体も思うように動かなくなったり

自身でも認知が出てきたかもしれない

不安を抱えていたり

伴侶を亡くして寂しかったり

する日々もあるでしょう。

そんな時に

おばあちゃんの言動を否定せず

おばあちゃんの気持ちに寄り添い

その時その瞬間を

穏やかに過ごせるように言葉掛けしてあげれる

なんて素敵なんだろう。

Mさんの語ってくれた体験談に

心がほっこりしました。

あなたも

おじいちゃん、おばあちゃんとの

ホッコリする体験談ありますか？

今日も最後まで読んで頂いて

本当に

ありがとうございます。

(^_-)-☆

私の配信するメルマガでは意識療法士®認定講師、Yin Yoga Yoga Nidra Teacher、スイスの医療、教育、福祉分野で異文化通訳士として活動している私の日々の気付き、心、体、脳、意識、スピリチャルに関すること、あなたの意識が明るくワクワクする未来へ変わるような記事を毎日お伝えしております。

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