7月に亡くなった義理の父の遺品整理に
行ってきました。
亡くなってしばらくはお隣に住んでいた義理の妹夫婦が
辛いので部屋には入れないと言っていました。
1ヶ月経ち気持ちの整理がついたようで
一緒に片付けして、欲しいものがあれば
各自好きに選びましょうと召集がかかったので
子供達も一緒に行きました。
最初にブランチをいただき、大仕事の前に
みんなで近況を報告しあいました。
医者から余命宣告を受けた義理の父が
みんなで今後のことを話したいとあの日も
ブランチを一緒にしたのは
5月1日のメーデーの日でした。
しっかり者の義理の父は葬式に呼ぶ人のリスト
男性コーラスに入っていた彼は仲間達に歌って
欲しい歌の3曲のリスト
教会の葬式の後はこのレストランで皆さんを招待
死亡通知のお知らせはこことここの地元の新聞へ。
そこそこの大きさでとの指示もあり(笑)
長男が18歳になった時にプレゼントをしたので
次男が18歳になったら同じようにプレゼントあるからな、
心配するな等
話してくれました。
私も自分にもそんな日が来たら義理の父のように
きちんと身辺整理をしておこうと思いました。
亡くなってから1ヶ月経ったとは言え、
部屋には義理の父の匂いがまだ残っていました。。。
それでもみんなで、何これって?
こんなもの取っていたんだ!
何十年前のコイン、誰か知っている人の載った
新聞の切り抜き。。。
時には子供達はおじいちゃんの持っていた本をじっと
眺めたりしながらも各自好きなものを選びなら
片付け作業に没頭。
次男はこのクリスタルを選びました。
彼のこれからの人生を一緒に見守もり、
照らしてくれることでしょう。
長男は意外なものをもらっていました。
義理の母(2009年に死亡)が持っていた
日本語とドイツ語の辞書。
彼女は勉強熱心で日本語教室に
通ったこともありました。
あとは部屋に飾るんだとおじいちゃんが
大切にしていたサーベル。
そして要らない衣類はリサイクリング用の袋に
どんどん入れていきました。
たった2部屋でしたがけっこう処分するものはありました。
私はこの絵に心を惹かれました。
最初にスイスに来て義理の両親の家を訪問した時に
この中世時代のチューリッヒの絵を説明してくれたのを
鮮明に覚えています。
この絵を見る度に言葉も文化も知らずに日本から
いきなりやって来た私を
優しく受け入れてくれた義理の両親に想いを
馳せることと思います
ちょっとほっこりとしたな~
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