時折、若者の政治への無関心が指摘されることがありますが、それは本当なのでしょうか?

 

 第一回では、若者の政治への無関心について、私が調べた内容や、私が感じたことをもとに、話していきます。

 

 

 

 なぜ、「若者は、政治に無関心」と言われる?

 

 若者の政治への無関心が指摘される原因を、私なりに考えてみました。

 

 1つは、若者の選挙の投票率が低いからではないでしょうか。

 令和3年第49回の衆議院議員総選挙では、10代、20代の投票率はいずれも42.23%、36.50%と50%をきっており、60代の71.38%や、70代以上の61.90%に比べても、投票率の低さが分かります。(総務省『衆議院議員総選挙における年代別投票率(抽出)の推移』より)

 

 しかし、投票率が低いからといって関心まで低いとは断定できません。調査によっては、調査対象となったZ世代(1990年代中盤~2000年代に生まれた世代)の7割以上が投票に意向を示したというものもあります。(PRTIMES『Z世代の政治に関する意識調査2023年版』より)

 また、私が参加した議員研修のプログラムを運営している団体も、高校生や大学生が中心となっていたり、SNSを見ても、政治に関する活動を発信している学生が何人もいたりと、政治に関心のある若者は一定数います。

 

 つまり、選挙の投票率の低さなどによって、若者の政治への関心は低い、と言われることがありますが、実際は政治に関心を寄せる若者もいるのです。

 

 

 課題

 

 政治に関心のある若者がいる一方で、政治家を遠い存在に感じる、誰に投票すればいいかわからない、といった声があるのも事実です。

 

 第二回では、そんな悩みを解決すべく、「政治家」について投稿するので、ぜひのぞいてみてください。

 

〈参考〉

 

 

 

 ※本投稿内では、若者=10代~20代 として扱っています。