セミナー申込み、入金管理を効率アップ(その1:目的) | Excelで業務改善や業務システム連携を支援、5時間作業を5分に効率アップ!

Excelで業務改善や業務システム連携を支援、5時間作業を5分に効率アップ!

excelや業務システム連携を業務に合わせて最適化、業務効率改善を実現する、中小企業診断士です。
5時間かかるexcelファイルの集計を5分以内に短縮するノウハウをご提供いたします。ソフトウェアの開発方法論や体系立てたシステム開発経験も合わせて提供いたします。

 【 Excelでメール送受信ができたら便利? 】

Excelで特定のメール送受信ができたら便利だと思いませんか?

例えば、セミナーやイベントへの申込みメール。
必要な情報は、氏名、メールアドレスを必須として、年齢、職業、性別、など。加えて参加目的などいくつかの付加情報でしょう。

受け取ったメールは、多くの場合Excelのシートに参加者名簿を作成することでしょう。
この名簿は、申込みサンクスメールの送信、参加費の入金情報、直前の案内メール送信、当日の参加者管理、などに利用しますし、セミナー後にはお客さまデータベースに登録して、有力は見込み客として管理するかもしれません。


申込者が5人、10人であればメールを一つずつ一覧表に入力し直してもそんなに時間は取られません。しかし、100人、200人から申込みがある場合は、一連の作業を自動化しておかないと、担当者は丸一日以上メールから申込み情報を抜き出すだけの作業を行うことになりますね。
毎週、毎月、このような作業が発生するなら、その一連の作業を自動化するメリット大ではありませんか?

さらに、金融機関からの入金案内メールや一覧を同時に得ることができれば、名簿と入金情報を消し込んで参加費用の支払い管理まで自動化できることになります。

入金管理は注意がいる業務なので、完全自動化は難しいと思いますが、自動化の範囲をうまく調整することで、従来の業務がはるかに効率アップするはずです。


【 メールサーバを持たない中小企業向き 】

メールサーバを自社管理できれば、メール連動するリアルタイムの仕組みを作り込むことは簡単です。実際に20年弱前、sendmail + .forward でメールベースの社内物品購入申請のワークフローを動かしていました。

しかし、多くの中小企業はプロバイダが提供するメールサーバを利用しています。従って、メール連携する仕組みは、クライアント側(利用者側のPCやサーバで)
作り込む必要があります。

そのためにExcelマクロを活用するのも一つの形だと思います。Excel以外だってメール送受信できる仕組みはいくらでもありますね。

次回以降では、セミナー申込みと入金管理をテーマにしてExcelを利用した

・メール連携の仕組みの全体像
・メール受信のための仕組み
・メール送信のための仕組み

の紹介を予定しています。