直ぐに役に立って効果を実感できるのがExcelマクロ | Excelで業務改善や業務システム連携を支援、5時間作業を5分に効率アップ!

Excelで業務改善や業務システム連携を支援、5時間作業を5分に効率アップ!

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5時間かかるexcelファイルの集計を5分以内に短縮するノウハウをご提供いたします。ソフトウェアの開発方法論や体系立てたシステム開発経験も合わせて提供いたします。

私が初めてExcelマクロを利用したのは10年ほど前になりますが、とあるチェックシートを作成する場合でした。

この時は、あるナレッジシステムからCSV形式で必要なナレッジ情報が出力されてくるものを、お客さまの業務に合わせた形のチェックシートに入れ込んでいくというものでした。
全部で数パターンのチェックシートを作成しました。
うん千万円するシステムにも標準のチェックシートはありますが、やっぱり個々の業務面から考えるとどうしても不満が残ります。

そんな部分をExcelはカバーしてくれたのです。


この時は、「結構便利だなあ」という感想で、
・Excel上で帳票形式を作っておくとそこにデータを簡単に入れ込める便利なプログラム
・帳票形式を変えても、プログラムはあまり手を入れなくても必要な動作を実現できる
・編集のためのエディタ、デバッグのための(簡単な)デバッガもついていて、Good!
といったところです。
その後いろいろな業務に合わせて、Excelマクロプログラムを書いてきました。


こうした経験から感じるメリットですが

普及面から考えると
・ほとんどのビジネスマンが一度はExcelを使ったことがあるくらい普及している
・公的機関から個人までの幅広いユーザー層
・Excelはその機能や安定性に対して価格がリーズナブル(安定性は大切な要素)


プログラムの作りやすさから考えると
・プログラミングの心得がある人なら、直ぐに動くプログラムが書ける
・公式なマニュアルからインターネット上の解説サイトまでマクロに関する情報が揃っており、欲しい情報を簡単に入手できる
・プログラムしたら直ぐに動作確認ができる(自分でできる)
・動作も速い(プログラムの内容にもよりますが)ので、開発がサクサク進む
・マクロを覚えるのはそんなに難しくない。シート関数(VLOOKUPなど)を使ったことがあれば直ぐに覚えられる


運用面では
・簡単に覚えられるので、運用メンバの教育が自分達でもできる
・わからなくなっても、必要な情報を簡単に得られる


では、初心者にはどうかというと、他のプログラム言語に比べて、一番お勧めなのがExcelマクロです。
その理由は、
・Excelは身近な存在で、自分のパソコンで簡単に動作させることができる
・資料が揃っている、簡単に調べられる、わからないこと聞く人がたいてい見つかる
・直ぐに役に立つ!!


そう、直ぐに役に立って、その効果が実感できるのがExcelマクロです。


何億円もする業務システムだって効果が実感できるかどうか不明なことが多#いのが現実。
目的が「業務で成果、効果を出す」⇒「とにかくシステムを稼働させる」にすり替えられていることも多いのです。