社内コミュニケーションに向けた業務用語辞書 | Excelで業務改善や業務システム連携を支援、5時間作業を5分に効率アップ!

Excelで業務改善や業務システム連携を支援、5時間作業を5分に効率アップ!

excelや業務システム連携を業務に合わせて最適化、業務効率改善を実現する、中小企業診断士です。
5時間かかるexcelファイルの集計を5分以内に短縮するノウハウをご提供いたします。ソフトウェアの開発方法論や体系立てたシステム開発経験も合わせて提供いたします。

【 同じ単語でも人によって違う意味 】
日本語に限らず、同じ単語(文字)でも人によって意味合いが微妙に異なることがあります。
また、方言によっても全く意味が違う言葉もあります。
例えば「えらい」ですが、「偉い」という意味の他に「疲れた」という意味でも使う地域があります。

仕事においても同じで、部署が違えば同じ用語の意味合いが微妙に違って、なんとなくずれたコミュニケーションになっていることもあります。
社内の公文書を作成するときには、同じ意味で同じ単語を使っていきたいところです。

会社をまたいでJV形式でプロジェクトを行う場合などでは、業務用語辞書を作成するケースも見られます。


【 用語辞書の作り方 】
では、どうやって用語辞書を作成するかを考えてみましょう。

正直言って人力以外頼るものがない気がしますが、できる限り省力化したいものです。

(1)有識者が集まって単語候補をリストアップし、その意味を定義する

(2)ある程度集まったところで、関係者にテスト公開し、その意味を精査していく

(3)意味を整備して関係者全員に公開(正式リリース)

と、誰もが考えつくようなオーソドックスな作り方が基本です。


【 メンテナンスが重要 】

用語辞書が大変なのは、作成段階だけでなく、その後のメンテナンスです。

メンテする体制がなければ、意味の違いがあった時にも対応されず、新しい用語の追加もされず、しばらくすると使われなくなってしまいます。

どんなシステムでもメンテ体制を考えた導入と運用が必要ですね。