息子が小学生だった頃、授業中の居眠りが多くて(特に午後)zzz

まぁ、それは高校生になったいまでもたまにやっているようなのですが...。あせる

 

息子の障害の特性として睡眠に課題があり、筋力も弱いので疲れやすかったりもして

つまりは 本人の努力ではどうにもならず。

また生活を変えて睡眠時間を増やそうにも

毎日8時間は寝ているのでこれ以上は難しい という状況だったわけです。えー?

 

 で、先生に「低気圧の日とか 特につらそうな時は

         昼休みに保健室で寝かせてもらえませんか?」 と お願いしてみたものの

”〇〇君だけ特別扱いできません。” とあっさり断られたのですよね…。

うーん。しょんぼり

 

息子自身にも 昼休みは寝るより遊びたい という気持ちがあったので

この件はこれ以上つっこむことなく終わってしまったのですが

 

支援を求めることが なぜ特別扱いになるのかー?

(しかも、特別支援学級で です。)

 

「合理的配慮」の話は以前ぴあカフェ・smileでも取り上げたことがありますが

当時の私はまだそれを知らずにいました。(法律も制定されてなかったと思います。)

息子の件が 「合理的配慮」に相当するかどうかは別として

この時のことは 私の中にずっとモヤモヤとして残っています。

 

 

 

先生曰く

「障害の特性ということですが、〇〇君だけに居眠りを認めるわけにもいかないので

 声掛けはしていきます。

 大人になった時 困ると思いますので。

 

この、”社会に出たら支援なんてないんだから”的な言い方も

学校の先生がよくするみたいだけど

これも モヤる。 

 

違うんだよなぁー。

 

学齢期の子どもに必要なことは 

自分が何が苦手で(自己理解)

それはどうしたらうまくいくか・楽になるかを知ること。

 

そして、人に助け(支援)を求めてもいいこと、助けを求める方法を知ること。

 

何より 学校は自分が安心(心)・安定(生活)して過ごせる場所であるー

そう思えることがとても大切 と思うのです。

 

”特別扱い”ではなく、なぜこの子にこういう支援をするのかを

周りの子にもわかるように伝えることは 先生の仕事のはず。

腕の見せ所なんですけどねぇ…。

 

 

ところで、最近SNSにこんな書き込みがありました。

 

視覚過敏で、白いノートだと眩しくて目が痛くなってしまう。

緑のカラーノートなら大丈夫だけど、それを売っていたお店が閉店してしまったので

代わりのものを探している… 

 

そんな書き込みをたくさんの人がリツイートし

これはどう?あれもあるよ? とリプライが寄せられ

その日の内に ロフト公式さんにつながって店頭販売決定。(今日からネット販売も開始!)

ナカバヤシや東急ハンズも反応。

視覚過敏なんて知らなかった、言われてみたらグリーンノートの方が目が楽 の声 多数!!

 

”社会に出たら支援はない”も 少しずつ変わってきてるんですよ。

学校より余程融通が利いて、温かい世界かもしれません。

 

発達障害があっても 自己理解をし、自己肯定感を育み

生きる工夫(ライフハック)を身に着けていけば

社会に出ても幸せに生きていける ー

 

そういう世の中になればいい。

そういう世の中にしていけるよう自分も努力したい。

 

最近 バズった(=ネットで話題になった) #グリーンノート の話に

昔の息子のことを思い出した私でした。ニコ

 

by suzuニコ