IT関連の新しい技術用語 | みらい教育研究所

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こんにちは
みらい教育研究所 べるぐです。

 

IT業界では新しい用語が次々創出されますが、あまり変わっていないということを簡単にご説明させていただこうと思います。

 

最近のIT用語の2つの傾向

・横文字の略称が多い

・名前を新しくつけただけで、技術要素は変わっていない

 

例を3つ挙げたいと思います。

 

ICT:Information and Communication Technology

昔は、IT(Information Technology)と呼ばれていましたが、Communicationが入っただけです。

IT業界のマジックでしょうか・・・。ネットワークをより活発に使うようになったため、この造語が作られたと言っても過言ではないでしょう。

 

DX:Digital Transformation

まず、なんで、DTじゃないのか?と思いました。

海外では、TransをXとして表記することがあるので、DXとよばれています。

何するのか?かなり定義が曖昧です。結局既存技術の組み合わせじゃない?という感じですね。

日本の省庁の資料でも出てくるのですが、言葉先行のようですね。

GAFAの日本版を早く作りたいので、流行らせているという感じです。

 

GAFAについては、前の記事をご参照ください。

GAFAが一番力を入れ、収益の柱となっているのが、個人の行動分析です。

そのデータ(個人情報をそのままは流せませんが)を売り物にすることで収益を上げているんです。

Google(Alfabet)の無料サービスは便利ですよね。

Appleのiphoneはすばらしい端末ですよね。

Facebookは、大量の個人行動や人と人のつながりが蓄積されてますよね。

Amazonは、小売としてモノを買う消費者の行動を掌握しています。(AWSにも力をいれています)

 

RPA:Robotic Process Automation

これは、ロボットのように人間がコンピュータ上でやる仕事をソフトウェアにやらせようというものです。

このような技術はもともとあったもの(ExcelMacroが良く知られているところでしょうか)を、ソフトウェアパッケージにして、いろいろ出来るようにしたものです。

RPAという名前だけでユーザは成果が得られるので、導入したがります。

昔から、ERP・CTI・BIなどなど横文字好きなコンサル会社が導入しましょう!と叫び、ソフトウェア会社の儲けの拠り所となっています(と言い切れない部分もありますが、、、裏事情は書けないのでご了承を)


IT分野は流行り廃りが激しいと恐れることは無いのです。

IT産業といえど、他の業界と変わらず、それほど進化は早くないのですよ。

IT分野の動向・流行について、参考になれば幸いです。

 

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