ちょっと重いです。

苦手な人は読まないでください。



自分は42年前に女の子として生まれました。

自分が初めて恋心を抱いたのは幼稚園生でした。

相手は女の子でした。


1番仲の良い男の子もいました。

のちに親たちから、その男の子のことが好きなんだろうと思われるようになりました。


別に嫌いではなかったのでそのままにしておきましたが、そこには同性を好きだということをカモフラージュする意味も含んでいました(無意識に)


その頃から自分は自分を隠しながら生きてきたのですが、いよいよ隠しきれなくなったのは高校生の時に初めて彼女が出来た時です。


お母さんには黙っていられない。

そう思ってある日の夜、打ち明けたのです。

突然の事で母はよく分からない様子でしたが、

なんとか理解をしてくれようとしていました。


わたしは、単に同性を好きというだけではなく、

ずーっと前から男の子になりたかったんです。


だけど、性転換をする勇気もない。

しようとも思わない。

だけど大人になるにつれて、女の子の要素も持っていることに気付いて、もはや自分は女でも男でもない。恋愛対象もどちらか特定できなくなっていて、いわゆるバイセクなんだろうけど、それもしっくりこない。


なんなんだろう。

自分はなんなんだろう。



1年3ヶ月前に別れた彼女がいます。

会社の後輩です。

別れてからヨリを戻したいと思ったことはないけど、ついこないだその彼女に彼氏ができたことを聞きました。


とてもとてもショックで、落ち込んで、号泣して、孤独を感じています。


この気持ちはなんなんだろう。



【 結局男には敵わない】


この思い込みに、

自分はずーーーーっと取り憑かれているのです。



男になりたい。

でもなれない。

性転換したところでニセモノ

※あくまで自分の思い込みです。転換されてる方を誹謗中傷する意味はまったくありません。


生まれたその時から、

きちんと男の子でありたかった。


その気持ちがとてつもなく強いのです。


だから常に劣等感。

どうせ自分なんて。

どうせ自分は認められない。

どうせ自分は女。

どうせ結婚できない。



そしてそんな風に思う自分が嫌いで好きになれない。


気分を変えて髪を切りました。

弾丸で旅に出ました。